売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E03740 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 〔決算期変更に伴う連結対象期間と前年比較について〕

 前連結会計年度(2025年8月期)より決算期(事業年度の末日)は、3月31日から8月31日に変更しております。決算期変更の経過期間となった前連結会計年度は5ヶ月間の変則的な決算であり、前連結会計年度は中間連結財務諸表を作成していません。このため、前年同期との比較分析は行っておりません。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当中間連結会計期間(2025年9月1日~2026年2月28日)における我が国経済の業況判断につきましては、総務省(2026年3月24日発表)消費者物価指数によりますと、変動の大きい生鮮食品を除く総合が111.4となり、前年同月と比べて1.6%上昇となりました。電気・ガス料金の補助は3ヶ月連続で伸び率は低下となりました。前年比の押し下げ要因は光熱・水道がマイナス0.28ポイントとなっております。コストプッシュ以外の要素を見るうえで重要な食料・エネルギーを除く米国型コアを見ると、前年比+1.4%となっております。また、サービス業の賃金動向と関連される一般サービスの伸びも、前年比+2.0%となっております。

国内不動産業界につきましては、三鬼商事株式会社によりますと、2026年2月時点の都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィス平均空室率は2.20%となり、2026年1月より0.05ポイント下がりました。2月は既存ビルで中小規模の成約の動きが見られた一方、グループ集約に伴う解約や大規模新築ビル1棟が一部空室を残して竣工した影響もあり、東京ビジネス地区全体の空室面積はこの1ヶ月間で約4千7百坪増加しました。

このような環境のもと、当社グループは、収益獲得のさらなる強化に努めてまいりました。

この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高1,172,789千円となり、経常利益3,111,389千円、親会社株主に帰属する中間純利益2,567,902千円となりました。

 

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①金融サービス事業

金融サービス事業につきましては、主としてファイナンシャル・アドバイザリー事業、投融資事業の営業活動を行ってまいりました。

ファイナンシャル・アドバイザリー事業につきましては、資金調達を計画している上場企業などに対して、そのニーズを収集し、助言及び資金調達の支援を行っております。また投融資事業につきましては、様々な事業者の資金需要に応える事業融資を継続的に実行しており、中小規模法人への融資に加えて、利息を含めたストック収益、またエクイティファイナンスに関連する取引実行の構築を図るためのバックファイナンスなども実施しております。

この結果、売上高は182,752千円、セグメント損失は967,046千円となりました。

 

②サイバーセキュリティ事業

サイバーセキュリティ事業につきましては、主力のOPSWAT製品について、大型の新規複数年契約案件を計画的に受注しております。また、中小企業向け新規のコンサル案件も開始し、販売店へエンドポイント製品を販売していくことで、受注増加へのフローの展開を広げています。

また、新規商品のラインアップ、拡販商品の提供サービスを顧客へのニーズにあわせて提案のソリューションを都度行うことで、セキュリティコンサルティング案件も増加させています。

この結果、売上高は443,525千円、セグメント利益は62,658千円となりました。

 

③空間プロデュース事業

空間プロデュース事業につきましては、宿泊施設の運営及び飲食店舗の運営による営業活動に従事しています。ナイトクラブの運営については、通常の店舗運営から店舗スペースの貸し出しなどに方向転換しており、店舗の利活用に事業の展開を図り、新たな空間開発やリアルなイベント開催できる場所の提供を推進しています。

また、宿泊施設の運営につきましては、インバウンド観光客の増加による客層の取り込みが継続しており、宿泊客が増加しています。また、施設運営の充実を図るイベント企画、ポップアップ、オリジナルのグッズ展開なども今後の施策としています。

この結果、売上高は301,027千円、セグメント損失は13,751千円となりました。

 

④ゲーム事業

ゲーム事業につきましては、クレーンゲームジャパン株式会社が運営するオンラインクレーンゲーム「クレマス」の事業展開を図っております。「クレマス」を中核に様々なYoutuberやインフルエンサーとコラボレーションを実施し、限定商品の販売を「クレマス」と連動させるなど、企画・マーケティングの強化を図っております。特に大型の集客イベントへの参加、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)景品に特化したオンラインクレーンゲームをBtoBにて販売するなど、デジタル景品の導入やブロックチェーン技術の活用を通じた提供商品の差別化を図っています。

この結果、売上高は171,035千円、セグメント損失は64,205千円となりました。

 

⑤ヘルスケア事業

 医薬部外品の開発、卸売り、販売などの営業活動に従事しております。自社ECサイト、テレビショッピング、大手ショップチャンネルにおいて、薬用育毛ローション「M-1シリーズ」の販売活動を行うと共に、販路拡大のために代理店営業の強化に努めています。

 この結果、売上高は55,192千円、セグメント損失は17,214千円となりました。

 

⑥Web3事業

 第1四半期連結会計期間末日をみなし取得日として、Web3事業を行うMetabit株式会社及びMetabit SDN BHD.を連結範囲に含めております。当該事実を鑑み、当中間連結会計期間から報告セグメントとして「Web3事業」を新たに追加し、暗号資産リーディング事業につきましては、金融サービス事業からWeb3事業へ区分変更を行っております。

 Web3事業につきましては、Web3技術を活用した新規事業開発およびエコシステム設計を支援するWeb3領域における企業向けコンサルティング事業として本格的な始動となることから、「Web3コンサルティング事業」を新たに追加しております。

 

 Web3コンサルティング事業は、当社の掲げるパーパス「多様性を通貨にする」を体現する次なる成長の柱として、上場企業をはじめとする多様なクライアントに対し、Web3戦略の策定からトークン設計、システム開発、コミュニティ運営支援までを一気通貫で提供していきます。

 この結果、売上高は19,255千円、セグメント利益は4,110,949千円となりました。

 

財政状態は、次のとおりであります。

(資産)

当中間連結会計期間末における流動資産は9,968,442千円となり、前連結会計年度末に比べ3,715,638千円増加しました。これは主に、現金及び預金が83,730千円、受取手形及び売掛金が33,771千円、暗号資産が4,345,974千円増加したことなどによるものであります。固定資産は4,593,307千円となり、前連結会計年度末に比べ1,814,184千円増加しました。これは主に、のれんが1,578,678千円、出資金が410,000千円増加したことなどによるものであります。

この結果、総資産は14,561,749千円となり、前連結会計年度末に比べ、5,529,822千円増加しました

 

(負債)

当中間連結会計期間末における流動負債は4,588,283千円となり、前連結会計年度末に比べ300,287千円増加しました。これは主に、契約負債が63,242千円、未払法人税等が416,785千円増加した一方で、未払金が35,452千円、前受収益が27,825千円減少したことなどによるものであります。固定負債は301,045千円となり、前連結会計年度末に比べ12,423千円減少しました。これは主に、長期借入金が10,294千円減少したなどによるものであります。

この結果、負債合計は4,889,328千円となり、前連結会計年度末に比べ、287,864千円増加しました

 

(純資産)

当中間連結会計期間末における純資産合計は9,672,421千円となり、前連結会計年度末と比べ5,241,958千円増加しました。これは主に、新株予約権の行使等により資本金が424,817千円、資本剰余金が1,899,148千円増加したことに加え、親会社株主に帰属する中間純利益2,567,902千円を計上したことなどによるものであります。

この結果、自己資本比率は64.3%(前連結会計年度末は47.4%)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ70,213千円増加し、767,437千円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

 
(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は1,123,559千円となりました。これは主に、営業貸付金の減少による収入482,150千円及び税金等調整前中間純利益3,156,290千円、暗号資産評価損1,962,420千円の計上あった一方で、暗号資産売却益6,293,198千円の計上があったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果得られた資金は473,084千円となりました。これは主に、有価証券の売却による収入1,281,024千円及び投資有価証券の売却による収入349,667千円があった一方で、出資金の払込による支出700,000千円があったことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は、718,149千円となりました。これは主に、株式の発行による収入662,437千円及び短期借入れによる収入2,987,000千円があった一方で、短期借入金の返済による支出3,012,000千円があったことなどによるものであります。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。