E04008 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸入価格の落ち着きで物価上昇は徐々に沈静化してきたものの、実質賃金マイナスが継続し、個人消費に力強さは見られませんでした。米国の利下げ期待が若干後退し、日米金利差縮小が遅れるとの見方から、1ドル150円近辺で推移しました。一方、輸出企業を中心に堅調な業績を発表する企業がある一方で、人手不足が一層逼迫している業種では、厳しい経営環境が続きました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,754,043千円(前年同期比0.8%の増加)、営業利益100,211千円(前年同期比44.0%の減少)、経常利益153,194千円(前年同期比19.5%の減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は107,064千円(前年同期比8.2%の増加)となりました。
②資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は816,512千円となり、前連結会計年度末に比べ169,419千円増加いたしました。これは主に売掛金が16,585千円減少したものの、現金及び預金が80,435千円増加したこと等によるものであります。固定資産は3,501,744千円となり、前連結会計年度末に比べ345,101千円増加いたしました。これは主に投資有価証券の増加183,959千円及び敷金及び保証金の増加136,461千円等によるものであります。
この結果、総資産は4,324,918千円となり、前連結会計年度末に比べ513,532千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は900,305千円となり、前連結会計年度末に比べ247,532千円増加いたしました。これは主に未払金が124,179千円増加したこと等によるものであります。固定負債は1,703,768千円となり、前連結会計年度末に比べ166,541千円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加72,753千円及び長期預り保証金の増加35,766千円等によるものであります。
この結果、負債合計は2,604,073千円となり、前連結会計年度末に比べ414,074千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,720,845千円となり、前連結会計年度末に比べ99,458千円増加いたしました。これは配当金37,260千円の支払いがあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益107,064千円の計上及びその他有価証券評価差額金が201,494千円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。