売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04008 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、物価の上昇傾向が続いている中、経済活動の活発化に伴い、雇用・所得環境が改善に向かい景気は緩やかな回復傾向が見られました。一方、長期化するウクライナ情勢や円安による原材料・エネルギー価格の高騰等、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 駅前店舗業界におきましては、インバウンド需要の増加や経済活動の正常化などによる人流の回復により、消費動向には持ち直しの動きが見られるものの、人件費・原材料費・光熱費をはじめとした各種コストの上昇により、引き続き厳しい事業環境下に置かれております。

 

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は売上高1,176,987千円(前年同期比3.6%の増加)、営業利益74,896千円(前年同期比20.7%の減少)、経常利益95,888千円(前年同期比11.5%の減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は80,450千円(前年同期比48.7%の増加)となりました。

 

②資産、負債及び純資産の状況

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は772,995千円となり前連結会計年度末に比べ125,902千円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加46,339千円及びその他流動資産の増加88,263千円等によるものであります。固定資産は3,289,639千円となり、前連結会計年度末に比べ132,996千円増加いたしました。これは主に敷金及び保証金の増加139,337千円等によるものであります。

 この結果、総資産は4,069,626千円となり、前連結会計年度末に比べ258,239千円増加いたしました。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債は712,705千円となり、前連結会計年度末に比べ59,932千円増加いたしました。これは主に未払金の増加61,339千円等によるものであります。固定負債は1,766,836千円となり、前連結会計年度末に比べ229,609千円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加150,316千円及び長期預り敷金の増加47,687千円等によるものであります。

 この結果、負債合計は2,479,541千円となり、前連結会計年度末に比べ289,542千円増加いたしました。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,590,084千円となり、前連結会計年度末に比べ31,302千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益80,450千円を計上した一方で、その他有価証券評価差額金の増加97,348千円及び配当金の支払い37,260千円があったこと等によるものであります。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ141,402千円増加となり539,062千円となりました。

 

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は92,875千円(前年同四半期比10.7%減)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益132,491千円の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果獲得した資金は169,218千円(前年同四半期比268.2%増)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入351,641千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は120,691千円(前年同四半期比28.0%減)となりました。これは主に自己株式の取得による支出171,841千円及び配当金の支払額37,362千円等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。