株式会社スマサポ

ブランドなど:スマサポサンキューコールtotonoSKB
サービス業ソフトウエアグロース

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E38200 


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響も弱まり、経済活動の正常化やインバウンドの回復等により持ち直しの動きが見られました。その一方で、不安定な世界情勢の長期化を受け、資源価格や原材料価格の高騰によるインフレ圧力等国内景気の先行きや企業収益に与える影響については依然として不透明な状況が続いております。

当社が主にサービスを提供する賃貸不動産管理業界におきましては、賃料も安定的に推移しており、また、既存物件の入居率も入居者のライフスタイルの多様化やテレワークの定着等により、引き続き堅調に推移すると見込んでおります。

このような状況の下、当社の主力サービスである「スマサポサンキューコール」及び入居者アプリ「totono」の需要は高く推移しており、受注拡大に向け注力いたしました。「スマサポサンキューコール」においては、㈱リクルートの電子申込システム「申込サポートby SUUMO」との連携を2023年12月よりスタートさせ、より一層の取引先の拡大と安定収益の強化を図ってまいります。また、収益率の改善を図るために、既存顧客との取引条件の見直しを進める一方、入居者向けアプリ「totono」の開発にも注力いたしました。

以上の結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、主力サービスが堅調に推移したことで、売上高は570,508千円(前年同四半期29.0%増)となりました。営業損失は14,662千円(前年同四半期は営業損失17,213千円)、経常損失は11,675千円(前年同四半期は経常損失29,352千円)、四半期純損失は11,675千円(前年同四半期は四半期純損失21,885千円)となりました。

なお、当社は不動産管理会社向けソリューション提供事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ108,259千円増加し、645,576千円となりました。

 流動資産は、前事業年度末に比べ101,733千円増加し、430,957千円となりました。これは主に、商品が4,183千円減少した一方で、現金及び預金が95,191千円、売掛金が9,099千円増加したこと等によります。

 固定資産は、前事業年度末に比べ6,525千円増加し、214,619千円となりました。これは主に、ソフトウエアが7,493千円増加したこと等によります。

 

(負債)

 当第1四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ119,935千円増加し、322,039千円となりました。

 流動負債は、前事業年度末に比べ120,065千円増加し、314,593千円となりました。これは主に、短期借入金が120,000千円増加したこと等によります。

 固定負債は、前事業年度末に比べ130千円減少し、7,446千円となりました。これは主に、保証履行引当金が61千円減少したこと等によります。

 

(純資産)

 当第1四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ11,675千円減少し、323,537千円となりました。これは、四半期純損失の計上により、利益剰余金が11,675千円減少したことによります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。