売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E05528 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び業績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の5類移行に伴い社会経済活動の正常化が進んだものの、ウクライナ情勢の長期化等による、エネルギー価格や原材料価格の高騰などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような経済環境の中、東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷区)のオフィスビル市場においては、2023年12月末時点の平均空室率が6.03%となり、前年同月比0.44%低下いたしました。(注)

また、東京都心5区の2023年12月末時点における平均賃料は前年同月比で311円(1.55%)低下し、19,748円/坪となりました。(注)

当第3四半期累計期間において、当社は引き続き顧客企業の移転時における、不動産物件の仲介から内装工事、各種インフラの整備やオフィス機器・什器の手配までをトータルにサポートするソリューション事業を中心に事業活動を進めてまいりました。

不動産仲介等の売上高については、前年同期比14.2%増の205,317千円となりました。

内装工事及びそれに付随するサービスに関する売上高につきましては、前年同期比0.3%増の2,109,253千円となりました。

以上の結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高が2,314,571千円(前第3四半期累計期間比32,624千円増、1.43%増)、営業利益が150,575千円(同2,643千円減、1.73%減)、経常利益が151,275千円(同1,946千円減、1.27%減)、四半期純利益が107,617千円(同5,167千円増、5.04%増)となりました。

(注)大手不動産会社調べ
 

また、当第3四半期会計期間末における財政状態は以下の通りであります。

当第3四半期会計期間末における総資産は、1,155,161千円となりました。増減の主な要因は、現金及び預金の減少84,260千円、売掛金の増加52,629千円等であります。

負債は、569,679千円となりました。増減の主な要因は、買掛金の減少17,605千円、未払金の減少93,637千円、未払法人税等の減少14,901千円等であります。

また、純資産は、当第3四半期累計期間における四半期純利益の計上等により585,481千円となりました。自己資本比率は、前事業年度末の42.8%から49.8%となりました。

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

該当事項はありません。