売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E04596 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当中間会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより景気は緩やかな回復基調となりました。その一方で、不安定な国際情勢に伴う原材料価格・エネルギーコストの高騰や物価上昇等の影響により、個人消費は伸び悩み、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような状況のもと当社は、多くの皆様方にご愛顧いただき、11月1日に営業開始70年を迎えることとなり、これにお応えすべく、お客様が楽しんでいただけるようサービスの一層の向上を図るため、挑戦してまいりました。その結果、当中間会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a.経営成績 

売上高は22億10百万円(前年同期比24.8%増)、営業利益は1億65百万円(前年同期は営業損失1百万円)、経常利益は1億73百万円(前年同期は経常利益3百万円)、中間純利益は1億43百万円(前年同期は中間純損失0百万円)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

①シネマ事業

シネマ部門では、「国宝」、「劇場版 『鬼滅の刃』 無限城編 第一章 猗窩座再来」などの作品が大ヒットしたことにより、興行収入は好調に推移し、前年同期を大きく上回る結果となりました。

また、コンセッションも新メニューの導入やオペレーションの改善による回転率の向上などにより、売上に貢献いたしました。

当上半期の主な上映作品としまして、邦画では、4月公開「#真相をお話しします」、6月公開「国宝」、8月公開の「劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』」、「8番出口」、洋画では、5月公開「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」、6月公開「リロ&スティッチ」、「F1/エフワン」、8月公開の「ジュラシック・ワールド 復活の大地」、アニメでは、4月公開「名探偵コナン 隻眼の残像」、5月公開「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX」、7月公開「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」、9月公開の「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」、ODS(映画以外のデジタルコンテンツ)では、5月公開「ミュージカル『刀剣乱舞』 十周年応援上映祭」、7月公開「韓国ミュージカル ON SCREEN『エリザベート』」、7月公開の「HYBE CINE FEST IN ASIA」などの番組を編成いたしました。

その他、独自のイベントを企画・運営することで、劇場の活性化を進めるための文化活動も行ってまいりました。

また、飲食部門である名古屋市千種区の「覚王山カフェJi.Coo.」では、商品のリニューアルや新商品の開発を進め、商品価値の向上に努めてまいりました。

名古屋市中村区の「ミッドランドシネマ ドーナツ ファクトリー」では、店舗・映画館のコンセッションでの売上は好調に推移し、7月・8月と月間の売上記録を更新いたしました。また、映画作品とのコラボレーションも積極的に実施いたしました。

この結果、当事業では売上高は20億1百万円(前年同期比26.2%増)、セグメント利益は1億63百万円(前年同期はセグメント損失14百万円)となりました。

 

②アド事業

営業体制の強化を図るため増員し、新規開拓営業を積極的に努めてまいりました。特に、イベントの展示ブース装飾の営業に注力し、受注に結び付けることができました。

しかしながら、原材料費の高騰や人件費の増加等の影響で、厳しい状況でありました。

この結果、当事業では売上高は1億48百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント損失は14百万円(前年同期はセグメント利益3百万円)となりました。

 

 ③不動産賃貸事業

令和7年2月に竣工したクリニックテラス覚王山(医療モール)からの賃貸収入により、売上増となりました。

この結果、当事業では売上高は59百万円(前年同期比52.1%増)、セグメント利益は15百万円(前年同期比53.6%増)となりました。

 

b.財政状態

当中間会計期間末の総資産は56億98百万円(前事業年度末比9.4%増)となりました。

流動資産は、15億79百万円(前事業年度末比17.4%増)となりました。これは主に、現金及び預金の2億12百万円の増加等によるものであります。

固定資産は、41億18百万円(前事業年度末比6.7%増)となりました。これは主に、投資有価証券の2億27百万円の増加等によるものであります。

流動負債は、10億48百万円(前事業年度末比19.4%増)となりました。これは主に、短期借入金等の1億10百万円の増加等によるものであります。

固定負債は、11億77百万円(前事業年度末比3.3%増)となりました。これは主に、繰延税金負債の71百万円の増加等によるものであります。

純資産は、34億71百万円(前事業年度末比8.9%増)となりました。

なお、当中間会計期間末の自己資本比率は前事業年度末の61.2%から60.9%となりました。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当中間会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は、10億5百万円となり、期首と比べ2億12百万円増加しました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、4億3百万円(前年同期は23百万円)となりました。これは主に、税引前中間純利益1億71百万円等によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、△2億21百万円(前年同期は△1億22百万円)となりました。これは有形固定資産の取得による支出2億15百万円等によるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、29百万円(前年同期は△70百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額1億10百万円等によるものであります。

 

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間会計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。