売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02745 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、自動車輸出の回復、半導体サイクルや設備投資循環の底入れ等を追い風に、緩やかな回復が見られました。

 当社グループを取り巻く機械器具関連業界におきましては、企業の設備投資姿勢は積極的な状態を維持しており、生産設備や半導体製造装置等の分野での需要が増加しております。

 このような状況の下、第3次中期経営計画『New Dedication2023』~新たな貢献へ~の最終年度の取り組みを着実に実行し、継続的な成長と持続可能な社会の実現に取り組んでおります。

 具体的には、日本食糧新聞社が発行する食品製造現場の専門媒体である『月刊食品工場長』の12月第320号の特集記事「清掃・洗浄・除菌 2023 ~微生物レベルでの清潔を目指す~」において、次亜塩素酸水噴霧機・生成機

「Elimina」が掲載されるなど、徐々に知名度も向上しております。

 また、11月29日~12月2日にかけて東京ビッグサイトで開催されました「2023 国際ロボット展」に出展し、人手不足・労働力不足といった社会課題の解決策として、工程間搬送や設備管理の自動化提案を実施いたしました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高946億5千9百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益45億5千3百万円(前年同期比7.2%減)、経常利益50億1千2百万円(前年同期比6.5%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、36億7千7百万円(前年同期比1.7%減)となりました。

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ5億2千万円減少し、1,222億8千5百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ9億9千4百万円増加し、831億7千4百万円となりました。これは、受取手形、売掛金及び契約資産が18億3千4百万円減少したものの、現金及び預金が7億5千6百万円、電子記録債権が13億8千1百万円、有価証券が10億8百万円増加したこと等によるものであります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べ15億1千5百万円減少し、391億1千1百万円となりました。これは、投資有価証券が14億5千万円減少したこと等によるものであります。

 当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ3億1千1百万円減少し、361億7千5百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ4億3千4百万円減少し、281億4千7百万円となりました。これは、電子記録債務が16億2千2百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が12億4千4百万円、未払法人税等が9億6千4百万円減少したこと等によるものであります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べ1億2千3百万円増加し、80億2千7百万円となりました。

 純資産は、利益剰余金が17億9千6百万円増加したものの、自己株式の取得により24億4千8百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ2億9百万円減少し、861億9百万円となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(4)主要な設備

 当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。