売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03219 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による制限が緩和され、社会経済活動正常化に向けた動きが見られました。一方でウクライナ情勢の長期化や中東情勢の悪化、円安の進行によるエネルギー・原材料価格の上昇など、先行きが不透明な状態が続いております。

ホームセンター業界におきましては、依然として激しい競争環境の中、物価上昇を背景とした商品仕入れ価格の高騰、販売費及び一般管理費の増加、例年にない天候不順の影響もあり、厳しい状況で推移しております。

このような状況のもと、当社は<「挑戦」~全員参加で地域密着型の安心・安全なインフラ店舗をつくろう~>を当事業年度のテーマに掲げ、物価や社会情勢、生活様式が激しく変化し、先行きの見通しが難しい中で、変わらず地域のお客様に支持していただける店舗を作る為、全従業員一丸となって取り組んでまいりました。

以上の結果、当第3四半期累計期間の営業収益は226億4千5百万円(前年同期比1.5%減)となりました。営業利益は6億8千万円(同19.8%減)、経常利益は7億2千8百万円(同18.9%減)、四半期純利益は5億円(同12.3%減)となりました。

 

 なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

[ホームセンター事業]

ホームセンター事業につきましては、天候不順の影響もあり、売上高は若干の減少となりました。セグメント利益につきましても、物価上昇が進む中、経費削減に努めたものの、前年同期を下回る結果となりました。

この結果、売上高は221億5千2百万円(前年同期比1.6%減)、セグメント利益は4億7千7百万円(同26.8%減)となりました。

 

[不動産賃貸事業]

不動産賃貸事業につきましては、新たに既存店舗の一部にテナントを誘致した結果、営業収入、セグメント利益とも増加となりました。営業収入は4億9千2百万円(前年同期比5.1%増)、セグメント利益は2億3百万円(同3.5%増)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

流動資産は、前事業年度末と比べ8億7千6百万円増加し、96億6千万円となりました。これは、棚卸資産が8億1千3百万円増加したこと等によります。

固定資産は、前事業年度末と比べ1億4千6百万円増加し、98億5千2百万円となりました。これは、差入保証金が1億4千5百万円減少しましたが、有形固定資産が2億2千6百万円増加したこと等によります。

この結果、資産合計は、前事業年度末と比べて10億2千3百万円増加し、195億1千2百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前事業年度末と比べ4億7千5百万円増加し、75億4千8百万円となりました。これは、主に買掛金が3億4千2百万円、短期借入金が2億円増加したこと等によります。

固定負債は、前事業年度末と比べ1億5千9百万円増加し、9億2千7百万円となりました。これは、主に受入保証金が2億2千6百万円増加したこと等によります。

この結果、負債合計は、前事業年度と比べ6億3千5百万円増加し、84億7千6百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前事業年度末と比べ3億8千8百万円増加し、110億3千6百万円となりました。これは、利益剰余金が3億3千8百万円増加したこと等によります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財政上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の当社が会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。