E00367 Japan GAAP
経営成績等の概要
(1)経営成績
当社の主な営業種目である粗糖の販売が季節的な操業であるため、上半期中には主製品の販売はありません。
なお、当社は、原料用粗糖の製造販売の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はありません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、主製品の粗糖の売上高が発生しないため、営業活動による資金の減少及び財務活動による資金の増加により、466百万円(前年同期472百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは△338百万円(前年同期△219百万円)となりました。これは当社主力製品である粗糖の製造販売が下半期に発生するため、上半期は売上高が少なく製造原価・販売管理費の固定費を補いきれないためであります。また、前年同期比減少の主な要因は未収消費税の還付額の減少と棚卸資産の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、△1百万円(前年同期△205百万円)となりました。これは主に設備投資によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、200百万円(前年同期99百万円)となりました。これは運転資金に充てる短期借入れによる収入350百万円(前年同期1,000百万円)、短期借入金の返済による支出150百万円(前年同期900百万円)によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
生産実績につきましては、経営成績等の概要に記載のとおりであります。
(2)受注実績
当社は原則として見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(3)販売実績
当中間会計期間における販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
なお、当社の事業は、単一セグメントでありセグメント情報を記載してないため、事業部門別に記載しております。
事業部門 |
販売高(千円) |
前年同期比(%) |
糖蜜 |
2,361 |
116.5 |
合計 |
2,361 |
116.5 |
(注)前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先 |
前中間会計期間 |
当中間会計期間 |
||
販売高(千円) |
割合(%) |
販売高(千円) |
割合(%) |
|
伊藤忠製糖株式会社 |
2,026 |
100.0 |
2,361 |
100.0 |
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)財政状態の分析
(流動資産)
当中間会計期間末における流動資産の残高は、913百万円(前事業年度末643百万円)となり、269百万円増加しました。これは、主に現金及び預金の減少があった一方で、仕掛品の計上によるものです。
(固定資産)
当中間会計期間末における固定資産の残高は、1,947百万円(前事業年度末2,008百万円)となり、61百万円減少しました。これは、主に減価償却費の計上によるものです。
(流動負債)
当中間会計期間末における流動負債の残高は、692百万円(前事業年度末466百万円)となり、226百万円増加しました。これは、主に短期借入金の増加によるものです。
(固定負債)
当中間会計期間末における固定負債の残高は、956百万円(前事業年度末947百万円)となり、8百万円増加しました。これは、主に退職給付引当金の増加によるものです。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産の残高は、1,211百万円(前事業年度末1,238百万円)となり、26百万円減少しました。これは、主に中間純損失の計上によるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析
「経営成績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」を参照願います。
(3)経営成績の分析
「経営成績等の概要(1)経営成績」を参照願います。
資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、製造現場に係る人件費・修繕費・外注費のほか、組織全体に係る販売費
及び一般管理費であります。また、投資を目的とした資金需要は設備投資等によるものであります。
当社は事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金
及び設備資金は自己資金及び金融機関からの借入金を組み合わせて資金調達を行っております。
なお、当中間会計期間末における借入金の残高は1,337百万円となっております。
また、当中間会計期間末における現金及び現金同等物の残高は466百万円となっております。