売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E00138 Japan GAAP

売上高

531.7億 円

前期

483.0億 円

前期比

110.1%

時価総額

520.9億 円

株価

2,159 (01/09)

発行済株式数

24,127,652

EPS(実績)

163.01 円

PER(実績)

13.24 倍

平均給与

651.0万 円

前期

603.2万 円

前期比

107.9%

平均年齢(勤続年数)

44.9歳(15.7年)

従業員数

791人(連結:1,146人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び子会社11社で構成され、建設工事業を主に営んでいます。

 

当社グループの事業に係る位置付け及び事業の種類別セグメントとの関連は、次のとおりです。

 

セグメントの名称

事業内容

会社

建設工事業

建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント、冷凍・冷蔵に関する工事の設計・監理及び施工並びに、これらに関連する事業

当社

上記各種工事に関わる修理工事及び空調衛生設備工事の施工、保守、点検、維持管理業務の一部を施工

(連結子会社)

大和メンテナンス株式会社

株式会社埼玉ヤマト

電気設備工事の設計及び施工と当社が施工する上記各種工事に関わる電気設備工事の一部を施工

(連結子会社)

株式会社ヤマト・イズミテクノス

空調衛生設備工事の設計、施工、保守、点検と当社が施工する上記各種工事に関わる保守、点検の一部を施工

(連結子会社)

株式会社サイエイヤマト

水力発電装置の維持管理業務と水力発電による電力の売電業務

(連結子会社)

箱島湧水発電PFI株式会社

鉄骨の設計・加工

(連結子会社)

株式会社大塚製作所

内装工事業

(連結子会社)

株式会社テンダー

土木と建築の総合企画設計監理

(連結子会社)

日新設計株式会社

電気工事業

(連結子会社)

株式会社スズデン

土木工事業

(連結子会社)

上毛建設株式会社

商業施設運営業

道の駅まえばし赤城の運営業務

(連結子会社)

株式会社ロードステーション前橋上武

 

 

事業の系統図は次のとおりです。

 

※画像省略しています。

(注) 上毛建設株式会社は、2025年3月10日付で完全子会社化しました。

25/07/03

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。

 

(1) 経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や旺盛なインバウンド需要などにより、緩やかな回復基調にあります。しかしながら、アメリカの関税政策による世界的な景気後退懸念、地政学リスクなど、先行きについては不透明な状況が続いています。

建設業界においては、堅調な設備投資のもと建設需要は底堅く継続し、受注採算も改善基調で推移していますが、資機材価格は高い水準にあり、技術者・技能労働者不足がより深刻化するなど、先行きは依然として楽観できない状況にあります。

このような経営環境のもと、当社グループは「中期経営計画」(2023年~2025年度)に基づき、3つの成長戦略「コア事業の強化・拡大」「グリーンイノベーションの推進」「経営基盤の強化・地域貢献」に取り組み、自社工場での配管加工による、現場施工から工場製造へのトランスフォーメーションを進めています。

 

この結果、売上高は前連結会計年度比10.1%増531億6千8百万円となりました。これは、受注高が前連結会計年度比5.7%増593億4千万円と、受注環境が堅調であったことによります。この受注状況を後押しした要因としては、インバウンド需要の高まりを受けてホテル設備関連の受注が増加したことなどがあります。

利益面では、営業利益は前連結会計年度比165.3%増47億9千6百万円、経常利益は前連結会計年度比126.6%増52億8千3百万円、特別利益として政策保有株式(上場株式)の売却により投資有価証券売却益を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比165.8%増39億3千2百万円となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、以下のとおりです。なお、セグメント間取引消去前の金額を使用しています。

 

(建設工事業)

売上高は、526億5千2百万円となりました。これは、主に建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント、冷凍・冷蔵に関する工事の設計・監理及び施工並びに、これらに関連する事業に基づくものです。

 

(商業施設運営業)

売上高は、5億3千1百万円となりました。これは、連結子会社である株式会社ロードステーション前橋上武が運営する「道の駅まえばし赤城」に基づくものです。

 

(2) 財政状態の状況

当連結会計年度末の総資産残高は、前連結会計年度末比11.3%増588億4千7百万円となりました。その他、財政状態の状況については以下のとおりです。

イ 資産

流動資産は、前連結会計年度末比14.4%増347億3千9百万円となりました。これは、主として受注増及びそれに伴う売上債権の回収が順調に進んだことにより現金預金が増加したことによります。

固定資産は、前連結会計年度末比7.0%増241億8百万円となりました。これは、主として投資有価証券の含み益等が増加したことによります。なお、当社の「株式会社ヤマトグループコーポレートガバナンスに関する基本方針」に則り、政策保有株式の縮減を行っており、当連結会計年度においては8銘柄を売却しています。

 

ロ 負債

流動負債は、前連結会計年度末比12.0%増149億5千1百万円となりました。これは、主として受注増に伴う工事未払金の増加及び契約負債(未成工事受入金)が増加したことによります。

固定負債は、前連結会計年度末比20.9%増26億6千万円となりました。これは、主として政策保有株式等の時価上昇に伴い、繰延税金負債が増加したことによります。

ハ 純資産

純資産は、前連結会計年度末比10.4%増412億3千6百万円となりました。これは、主として親会社株主に帰属する当期純利益を計上した結果、利益剰余金が増加したことによります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、主として税金等調整前当期純利益により、45億3千4百万円の収入超(前連結会計年度比6億1千8百万円の収入増加)となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、主として定期預金の預入による支出により、6億4千3百万円の支出超(前連結会計年度比4千6百万円の支出増加)となりました。

この結果、フリーキャッシュ・フローは38億9千1百万円となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、主に株主還元策として配当金の支払い及び自己株式の取得を行ったことにより、11億6千5百万円の支出超(前連結会計年度比7千3百万円の支出増加)となりました。

以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末比27億2千6百万円増加113億3千1百万円となりました。

 

(4) 生産、受注及び販売の実績

(建設工事業)

当社グループが営んでいる事業の大部分を占める建設工事業では、生産実績を定義することが困難であり、また、請負形態をとっているため販売実績という定義は実態にそぐいません。

当社グループの種類別の受注高及び売上高の内訳は次のとおりです。

 

・受注高

種類別

前連結会計年度

(自 2023年3月21日

至 2024年3月20日)

(千円)

当連結会計年度

(自 2024年3月21日

至 2025年3月20日)

(千円)

増減率
(%)

建築・土木

2,131,065

2,335,351

9.6

空調・衛生

33,727,002

41,041,282

21.7

電気・通信

9,101,341

7,747,905

△14.9

水処理プラント

8,079,128

4,386,876

△45.7

冷凍・冷蔵

2,575,277

3,286,794

27.6

リース(空調・衛生)

11,147

11,073

△0.7

55,624,963

58,809,284

5.7

 

 

・売上高

種類別

前連結会計年度

(自 2023年3月21日

至 2024年3月20日)

(千円)

当連結会計年度

(自 2024年3月21日

至 2025年3月20日)

(千円)

増減率
(%)

建築・土木

2,271,812

2,791,477

22.9

空調・衛生

30,286,940

35,389,140

16.8

電気・通信

7,380,274

7,155,489

△3.0

水処理プラント

5,768,508

4,418,058

△23.4

冷凍・冷蔵

2,064,226

2,872,276

39.1

リース(空調・衛生)

11,147

11,073

△0.7

47,782,910

52,637,515

10.2

 

(注) 1 前連結会計年度以前に受注した工事で、契約の更改により請負金額に変更のあるものについては、当連結会計年度の受注高にその増減額を含んでいます。

2 リース収益は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づくものです。

3 セグメント間取引消去後の金額を使用しています。

 

(商業施設運営業)

 

・売上高

種類別

前連結会計年度

(自 2023年3月21日

至 2024年3月20日)

(千円)

当連結会計年度

(自 2024年3月21日

至 2025年3月20日)

(千円)

増減率
(%)

商業施設運営業

513,300

531,028

3.5

513,300

531,028

3.5

 

(注)  セグメント間取引消去後の金額を使用しています。

 

2023年3月に開駅した「道の駅まえばし赤城」は、“モノ×コト×ヒト”の交流拠点をコンセプトとし、市民に愛される道の駅を目指しています。開駅以来、テレビやラジオなど数多くのメディアにも取り上げられ、2025年3月初旬発売の『田舎暮らしの本』2025年4月・5月合併号(宝島社) 2025年版道の駅大賞では、全国総合部門第1位を獲得するなど、地元群馬県のみならず全国的にも高い評価を頂いています。

 

参考のため、提出会社の事業の状況は次のとおりです。

なお、「注記事項 (重要な会計方針) 5 収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、建設工事業で行っている一部の業務委託に関する取引について、顧客への財又はサービスの提供における当社の役割が代理人に該当する場合に、顧客から受取る額から業務委託先等に支払う額を控除した純額で収益を認識していますが、当社は業績管理のため総額売上高を活用していることから、提出会社の事業の状況については代理人取引を総額表示に組み替えて記載しています。

 

(a) 受注高、売上高及び次期繰越高

期別

種類別

前期繰越高
(千円)

当期受注高
(千円)


(千円)

当期売上高
(千円)

次期繰越高
(千円)

第79期

自2023年3月21日

至2024年3月20日

 

建築・土木

1,479,221

1,611,931

3,091,152

1,636,778

1,454,374

空調・衛生

20,148,174

31,190,165

51,338,340

28,743,275

22,595,065

電気・通信

1,356,123

3,484,857

4,840,980

2,113,912

2,727,068

水処理プラント

5,096,318

8,046,419

13,142,738

5,735,800

7,406,938

冷凍・冷蔵

255,987

2,575,277

2,831,264

2,064,226

767,038

リース(空調・衛生)

11,147

11,147

11,147

合  計

28,335,825

46,919,799

75,255,625

40,305,140

34,950,484

第80期

自2024年3月21日

至2025年3月20日

 

建築・土木

1,454,374

1,951,246

3,405,621

2,493,095

912,526

空調・衛生

22,595,065

39,184,573

61,779,638

32,852,769

28,926,869

電気・通信

2,727,068

3,094,541

5,821,609

2,619,852

3,201,757

水処理プラント

7,406,938

4,341,767

11,748,705

4,372,948

7,375,757

冷凍・冷蔵

767,038

3,286,794

4,053,833

2,872,276

1,181,556

リース(空調・衛生)

11,073

11,073

11,073

合  計

34,950,484

51,869,998

86,820,482

45,222,016

41,598,466

 

(注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の更改により請負金額に変更のあるものについては、当事業年度の当期受注高にその増減額を含んでいます。

2 リース収益は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づくものです。

3 次期繰越高は(前期繰越高+当期受注高-当期売上高)です。

 

 

(b) 受注高の受注方法別比率

  建設工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。

期別

種類別

特命(%)

競争(%)

計(%)

第79期

(自2023年3月21日

至2024年3月20日)

建築・土木

75.0

25.0

100.0

空調・衛生

82.9

17.1

100.0

電気・通信

28.1

71.9

100.0

水処理プラント

9.6

90.4

100.0

冷凍・冷蔵

96.5

3.5

100.0

リース(空調・衛生)

100.0

100.0

第80期

(自2024年3月21日

至2025年3月20日)

建築・土木

85.8

14.2

100.0

空調・衛生

83.6

16.4

100.0

電気・通信

28.6

71.4

100.0

水処理プラント

27.4

72.6

100.0

冷凍・冷蔵

100.0

100.0

リース(空調・衛生)

100.0

100.0

 

(注) 百分比は請負金額比です。

 

(c) 売上高

期別

種類別

官公庁(千円)

民間(千円)

合計(千円)

第79期

(自2023年3月21日

至2024年3月20日)

建築・土木

425,987

1,210,790

1,636,778

空調・衛生

3,571,747

25,171,527

28,743,275

電気・通信

1,430,150

683,762

2,113,912

水処理プラント

5,292,477

443,322

5,735,800

冷凍・冷蔵

90,547

1,973,678

2,064,226

リース(空調・衛生)

11,147

11,147

10,822,058

29,483,082

40,305,140

第80期

(自2024年3月21日

至2025年3月20日)

建築・土木

1,085,139

1,407,955

2,493,095

空調・衛生

7,306,272

25,546,497

32,852,769

電気・通信

2,070,116

549,736

2,619,852

水処理プラント

4,172,128

200,819

4,372,948

冷凍・冷蔵

1,700

2,870,576

2,872,276

リース(空調・衛生)

11,073

11,073

14,646,430

30,575,585

45,222,016

 

(注) 1 第79期の完成工事のうち主要な工事

上尾市

東部浄水場着水井・混和池更新工事

三菱ケミカルエンジニアリング㈱

マルエツ草加柿木デリカセンター新装工事

㈱TAKイーヴァック

令和宮前パークサイド病院改修計画

北野建設㈱

(仮称)東急HVC軽井沢(塩沢)2期計画

 

2 第80期の完成工事のうち主要な工事

榛東村

令和5年度(債)榛東村防災中枢機能施設整備事業 機械設備工事

五洋建設㈱

(仮称)シーピー化成(株)首都圏成型工場建設計画 機械設備工事

㈱フジタ

SUBARU群馬第二部品物流センター建屋能増工事

桶川市

桶川市道の駅設計建設工事

 

3 第79期・第80期ともに売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はいません。

 

 

(d) 次期繰越高(2025年3月20日現在)

種類別

官公庁(千円)

民間(千円)

合計(千円)

建築・土木

356,779

555,746

912,526

空調・衛生

8,534,349

20,392,519

28,926,869

電気・通信

3,012,063

189,693

3,201,757

水処理プラント

7,321,903

53,853

7,375,757

冷凍・冷蔵

1,181,556

1,181,556

リース(空調・衛生)

19,225,096

22,373,369

41,598,466

 

(注) 次期繰越工事のうち主要な工事

北野建設㈱

(仮称)東急ハーヴェストクラブ草津計画新築工事

鹿島建設㈱

サンクチュアリコート日光新築工事

群馬県企業局

県央第一水道 1系浄水処理施設機械設備更新外工事

鹿島建設㈱

デクセリアルズ鹿沼新工場新築工事

 

 

(5) 重要な会計方針及び見積り

当社グループは、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して、連結財務諸表を作成しています。この連結財務諸表の作成に当たっては、資産・負債及び収益・費用の計上に関しては見積りが必要です。これらの見積りについては、過去の実績や状況に応じて見直しを行っていますが、不確実性が伴うため、実際の結果は異なる場合があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

 

(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主として営業キャッシュ・フローにより賄っています。その上で、事業投資等で必要資金が生じる場合には、財務の健全性維持を勘案し、主として金融機関からの借入により資金調達を行っています。当社グループの主な資金需要は、資機材の調達、外注費の支払、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。