売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E05726 Japan GAAP

売上高

104.9億 円

前期

97.2億 円

前期比

107.9%

時価総額

126.3億 円

株価

1,824 (01/09)

発行済株式数

6,924,400

EPS(実績)

152.59 円

PER(実績)

11.95 倍

平均給与

497.7万 円

前期

487.8万 円

前期比

102.0%

平均年齢(勤続年数)

37.9歳(13.3年)

従業員数

291人(連結:706人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

 当社グループは、当社と株式会社MCOR、株式会社バイナス、SAS SB Traduction(フランス)、株式会社東輪堂、株式会社PMCにより構成され、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業の3事業を営んでおります。グループ各社の得意分野を組み合わせることで相互に補完し、取引先企業におけるビジネスプロセスのすべての段階へのサポートを実現可能とする「技術情報統合マネジメント企業」として、自動車、各種情報機器、産業機械、FA機器、医療機器、教育関連、物流、食品、農水産物等、幅広い業界へのサービス提供を行っております。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」をご参照ください。

(技術情報ソリューション事業)

 技術情報ソリューション事業は、当社とSAS SB Traduction、株式会社東輪堂、株式会社PMCで構成されており、3D-CADによる製品・設備等の設計支援ならびに技術情報をベースとしたコンサルティング、各種マニュアル・デジタルコンテンツ類の制作に付随する事業を行っております。

 当社は、3D-CAD設計業務等の受託および技術者派遣を行っております。また、顧客企業の製品開発工程において制作された技術資料等を基に、業務マニュアルや製品の取扱説明書等の各種ドキュメントの制作を受託しております。

 在外子会社のSAS SB Traductionは、フランスにおいて各種ドキュメントを世界各国の言語に展開するための多言語翻訳およびソフトウエアのローカリゼーションを行っております。

 株式会社東輪堂は、IT関連機器および業務用機器の多言語マニュアル制作ならびに各種翻訳を行っております。

 株式会社PMCは、製品の取扱説明書、各種マニュアルおよびカタログ等の制作を行っております。

(FAロボットソリューション事業)

 FAロボットソリューション事業は、株式会社バイナスで構成されており、ロボット・FAシステムの製造、制御ソフトウエアの開発、FA関連教育システムの製造・販売、教育支援サービス等に付随する事業を行っております。

 株式会社バイナスは、様々な製造工程に対応したFAロボットシステムの開発を主軸に、ものづくりのプロセスにおける省人化を提案しております。また、各種制御の技術ノウハウとFA技術等の工業技術教育に携わってきた実績を活かして、ロボット実習装置「Robo-Trainer」を製造・販売しております。

(デジタルソリューション事業)

 デジタルソリューション事業は、株式会社MCORで構成されており、ITインフラの企画・設計・構築・運用、システムインテグレーション、ハードウエア保守、組込みソフトの開発等に付随する事業を行っております。

 株式会社MCORは、CAD、CAE、BoM等のシステム開発を主軸に事業を展開しております。また、自動車・産業機器分野で培った技術であるMBDの各種受託制御設計、制御ソフト開発、MBD教育および自動車・航空機メーカー等における主要PLMシステムの導入支援・カスタマイズ・データ連携等にも力を入れております。

 

 顧客企業のビジネスプロセスと当社グループの事業との関わりは次の事業系統図のとおりであります。

※画像省略しています。

 

 

事業の名称

項目

内容

技術情報

ソリューション

事業

事業内容

3D-CADによる製品・設備等の設計支援ならびに技術情報をベースとしたコンサルティング、各種マニュアル・デジタルコンテンツ類の制作に付随する事業

技術

製品・サービス

コア技術

3D-CAD、CAE、テクニカルライティング、Web・eラーニングコンテンツ、CGアニメーション、動画コンテンツ、多言語翻訳等

主要製品・サービス

3D-CAD設計業務等の受託および技術者派遣、取扱説明書、各種サービス資料、教育用資料、販売促進用資料等

FAロボット

ソリューション

事業

事業内容

ロボット・FAシステムの製造、制御ソフトウエアの開発、FA関連教育システムの製造・販売、教育支援サービス等に付随する事業

技術

製品・サービス

コア技術

先端ロボット・センシング技術、産業用ロボット・協働ロボット・AMRアプリケーション等

主要製品・サービス

ロボットシステム製造、FAエンジニアリング、メカトロ教材の製造・販売、教育支援サービス等

デジタル

ソリューション

事業

事業内容

ITインフラの企画・設計・構築・運用、システムインテグレーション、ハードウエア保守、組込みソフトの開発等に付随する事業

技術

製品・サービス

コア技術

CAD、PDM、CAE、CAT、MBD、OA、BoM等

主要製品・サービス

MBDソリューション、PLMソリューション、ITインフラソリューション、システムインテグレーション、各種ITサービス、製品販売等

顧客企業の製品開発等の支援を行うにあたり、取引先と「業務請負契約」あるいは「派遣契約」を締結し、従業員や派遣対象者を顧客企業に常駐させるなどして、顧客企業における製品開発業務への多面的なサポート体制を敷いております。

派遣契約の場合は、雇用者(当社等)と派遣労働者との間に雇用関係はありますが、派遣労働者は派遣先である顧客企業の指揮命令により業務を遂行することとなります。

なお、契約を締結する際には顧客企業側のニーズ等を両社で協議し、契約形態を決定しております。

 

(注) 主な用語の定義は次のとおりです。

CAD(Computer Aided Design)

:「コンピュータ支援設計」建築物や工業製品の設計にコンピュータを用いること。

CAE(Computer Aided Engineering)

:工業製品の設計・開発工程を支援するコンピュータシステム。

AMR(Autonomous Mobile Robot)

:「自律走行搬送ロボット」周囲の環境に合わせた最適な経路を自律的に判断して物品の搬送を行うロボット。

PDM(Product Data Management)

:工業製品の開発工程において、設計・開発に関わるすべての情報を一元化して管理し、工程の効率化や期間の短縮をはかる情報システム。

CAT(Computer Aided Testing)

:製品の検査や検査支援を行うシステム。

MBD(Model Based Development)

:「モデルベース開発」コンピュータによるシミュレーションを積極的に取り入れた製品開発の手法。

BoM(Bill of Materials)

:部品表のこと。製品がどの部・下位構成品・中間製品および原資材などから構成・製造されるかという関係を示した表やデータのこと。

PLM(Product Lifecycle Management)

:「製品ライフサイクル管理」保守を含めた製品のライフサイクル全体を管理すること。

 

 

 

25/03/25

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の概要

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の伸長等により、緩やかな回復基調となりました。一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の悪化、原油をはじめとする資源価格や原材料の高騰、中国景気の停滞、円安の継続等により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

 当社グループは、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業の3つの事業を展開し、各事業のノウハウを組み合わせることで取引先企業における製品開発から試験・解析、製造、販売、サービス保守に至る全工程をサポートしております。また、長年の取引実績を持つ自動車業界をはじめFA機器、産業機器、医療機器、情報機器、教育関連等様々な業界に向けてのサービスを提供しております。

 当連結会計年度の業績は、技術情報ソリューション事業が前期比で減収減益となったものの、FAロボットソリューション事業およびデジタルソリューション事業が増収増益となったことから、グループ全体では増収増益となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高値を更新いたしました。

 具体的な業績は次のとおりであります。

 

売上高

10,492百万円  (前期比 7.9%増)

営業利益

1,506百万円  ( 同上 2.8%増)

経常利益

1,505百万円  ( 同上 2.6%増)

親会社株主に帰属する

当期純利益

1,056百万円  ( 同上 5.8%増)

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。(各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高または振替高を含みます。)

なお、当連結会計年度より報告セグメントを変更しており、前期の比較および分析は、変更後の区分に基づいて記載しております。

 

(技術情報ソリューション事業)

 取引先企業での新製品開発抑制、予算削減、スケジュール遅延等の影響を受けたこと、営業支援費等の販売管理費が増加したことから、売上高は3,532百万円(前期比1.0%減)、営業利益は1,019百万円(前期比11.2%減)の減収減益となりました。

 

(FAロボットソリューション事業)

 前連結会計年度から民間の設備関係の受注は伸び悩みましたが、教育関連の受注が増加したことにより、売上高1,430百万円(前期比0.7%増)、営業利益288百万円(前期比1.0%増)の増収増益となりました。

 

(デジタルソリューション事業)

 前連結会計年度から引続きシステム開発案件やITインフラ案件の売上が好調だったことに加え、PLMシステム構築およびモデルベース開発の領域で新規取引先企業を獲得できたこと等から、売上高5,587百万円(前期比16.5%増)、営業利益909百万円(前期比25.5%増)の増収増益となり、売上高・営業利益ともに過去最高値を更新いたしました。

 

 

(2)生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

 当社グループが行っている事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため省略しております。

② 受注実績

 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

技術情報ソリューション事業

3,623,631

105.1

671,346

118.8

FAロボットソリューション事業

1,413,667

106.5

222,647

93.2

デジタルソリューション事業

5,966,576

130.0

2,218,422

123.5

合計

11,003,876

117.5

3,112,415

119.7

 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。

 

③ 販売実績

 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

販売高(千円)

前年同期比(%)

技術情報ソリューション事業

3,517,563

98.7

FAロボットソリューション事業

1,429,978

100.9

デジタルソリューション事業

5,544,712

117.0

合計

10,492,254

107.9

 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。

2.最近2連結会計年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

三菱自動車工業株式会社

3,209,838

33.0

3,874,829

36.9

 

(3)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

 文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。

① 財政状態の分析

 当連結会計年度末の総資産は11,386百万円であり、前連結会計年度末より618百万円増加しております。内訳は、流動資産が659百万円増加の8,302百万円、固定資産が40百万円減少の3,083百万円であります。

 流動資産の変動の主な要因は、現金及び預金が330百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が341百万円増加したこと等であります。また、固定資産の変動の主な要因は、投資その他の資産が25百万円(主に繰延税金資産)増加した一方で、有形固定資産が88百万円(主に減価償却費)減少したこと等であります。

 負債は前連結会計年度末より12百万円増加し、2,488百万円となりました。内訳は流動負債が2,472百万円、固定負債が15百万円であり、流動負債は、前連結会計年度末より11百万円増加しております。流動負債の変動の主な要因は、未払法人税等が103百万円、製品保証引当金が26百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が108百万円減少したこと等であります。

 当連結会計年度末の純資産は8,898百万円であり、前連結会計年度末より606百万円増加しております。その要因は、主に利益剰余金が592百万円増加したためであり、これは親会社株主に帰属する当期純利益1,056百万円の計上と配当金支払463百万円によるものであります。

 

② 経営成績の分析

〔売上高〕

 当連結会計年度における売上高の概況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概要」に記載しております。

 

〔営業利益〕

 当連結会計年度の営業利益は、前期比2.8%増の1,506百万円であり、営業利益率は14.4%(前期は15.1%)となりました。

 セグメントごとの営業利益と営業利益率は次のとおりであります。

 技術情報ソリューション事業 1,019百万円(前期比11.2%減)、28.9%(前期は32.2%)。

 FAロボットソリューション事業 288百万円(前期比1.0%増)、20.2%(前期は20.1%)。

 デジタルソリューション事業 909百万円(前期比25.5%増)、16.3%(前期は15.1%)。

 営業利益率は連結、セグメント別のいずれにおいても10%を超えております。

 

〔経常利益〕

 営業外収益は、前連結会計年度とほぼ同額の12百万円、営業外費用は、前連結会計年度より2百万円増加の13百万円となっております。営業外費用増加の主な要因は、為替差損の増加であります。

 当連結会計年度の経常利益は、前期比2.6%増の1,505百万円となりました。

 

〔親会社株主に帰属する当期純利益〕

 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、FAロボットソリューション事業およびデジタルソリューション事業の増収増益に伴い、前期比5.8%増の1,056百万円となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況の分析

 当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度より312百万円増加し、4,074百万円となりました。

 各活動におけるキャッシュ・フローの状況と、それらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により、990百万円(前期比274百万円増)の資金を獲得しました。これは、税金等調整前当期純利益の計上1,493百万円(前期比25百万円増)、減価償却費144百万円(前期比7百万円減)等の資金の増加があった一方で、売上債権の増加438百万円(前期比24百万円増)、法人税等の支払額357百万円(前期比284百万円減)等の資金の減少があったことが主な要因であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動では、有形固定資産の取得による支出28百万円(前期比6百万円減)、無形固定資産の取得による支出68百万円(前期比38百万円増)があったこと等により、116百万円の資金を支出(前期比47百万円増)しました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動におきましては、短期借入金の減少100百万円(前期は短期借入金の増加430百万円)、配当金の支払463百万円(前期比41百万円増)等があった結果、564百万円の資金を支出(前期は資金の取得7百万円)しました。

 

④ 資金需要及び資金の財源についての分析

 当社グループが行っている技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業のいずれの事業におきましても、役務提供型の業務がほとんどであるため、毎期多額の設備投資や研究開発投資が必要となる業態ではありません。資金需要は主として人件費支出や外注加工費等の運転資金であり、これらの資金は基本的に営業活動によって生じるキャッシュ・フローにより財源を確保しておりますが、資金不足が生じる場合には、金融機関から資金を借入れることとしております。

 なお、運転資金の効率的な調達を行うことを目的として、当社および国内連結子会社は主要取引銀行5行との間で当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。当連結会計年度末において当座貸越契約及び貸出コミットメント契約の総額5,050百万円に対して600百万円の借入を実行しております。

 

 

⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは一定の仮定を置き合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。