売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E03283 Japan GAAP

売上高

361.0億 円

前期

370.5億 円

前期比

97.4%

時価総額

333.9億 円

株価

2,683 (01/09)

発行済株式数

12,446,700

EPS(実績)

56.32 円

PER(実績)

47.64 倍

平均給与

508.1万 円

前期

513.4万 円

前期比

99.0%

平均年齢(勤続年数)

43.3歳(11.6年)

従業員数

839人(連結:888人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

当社グループは、当社(株式会社柿安本店)及び子会社1社により構成されており、主に、精肉、惣菜、和菓子、
牛肉しぐれ煮の製造販売及びレストランの運営を行っております。

なお、当社及び子会社(以下、当社グループという。)の事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。

 

<精肉事業>

[当社]

松阪牛及び自社ブランド「三重 柿安牛」を核に全国のブランド牛肉、豚肉や鶏肉から肉加工品・惣菜類に至る
幅広い品揃えの専門店として展開を行っております。安全でおいしい牛肉の安定供給のために、厳選された
契約牧場から仕入れ、枝肉加工の社内一貫体制を持ち、徹底した衛生管理・温度管理のもと店舗販売の他、
産地直送ギフトなどを扱っております。

また、近年では惣菜事業や和菓子事業と共同で「複合型店舗」を展開する等、新たな試みへの挑戦も行っております。

 

<惣菜事業>

[当社]

百貨店を中心とした洋惣菜「柿安ダイニング」や中華惣菜「柿安上海DELI」をはじめ、看板商品の
黒毛和牛牛めし専門店「柿安 牛めし」や路面店など多様な惣菜業態を展開しております。
主力であるダイニング部門では、お肉や旬の味覚、高品質野菜などの厳選した食材を使用した創作惣菜を、
職人が出来立てのおいしさにこだわり調理しております。色彩豊かな見た目による華やかさを演出するとともに、
安全・安心な商品を提供しております。

 

<和菓子事業>

[当社]

ショッピングセンター・駅ビル等の「口福堂」において、おはぎ・どら焼・わらび餅・大福及び団子などの
定番商品に加え、「桜餅」「柏餅」「いちご大福」等の季節・歳時商品を取り揃えた和菓子の製造販売を
行っております。

また、和菓子の他にも、惣菜事業のお弁当やお惣菜も提供している「柿次郎」を高速道路のサービスエリアを
中心に展開しております。

 

<レストラン事業>

[株式会社KHフードサービス]

松阪牛のすき焼、しゃぶしゃぶなどの肉料理と懐石料理等の日本料理を主力に趣のある空間で、
最高の接客サービスを提供している「柿安」の料亭部門、本格的なお肉専門のレストラン「柿安 Meat Meet」等のグリル部門、こだわりの肉料理をお値打ちに提供している「柿安 Meat Express」等のフードコート部門、
中華料理を提供しているビュッフェ部門を展開しております。

 

<食品事業>

[当社]

「料亭しぐれ煮」を看板商品として、「柿安しぐれ煮丼」「炊き込みご飯の素」といった利便性の高い
レトルト食品や「瓶詰めシリーズ」の他、高付加価値商品である「KAKIYASU PREMIUM」シリーズを百貨店、
量販店及び高級スーパーマーケット向けに展開しております。「しぐれ煮」は三重県桑名市に伝わる製法で
素材の味を生かし、佃煮とは異なり柔らかく炊き上げたものであります。当社のしぐれ煮類は、自家需要から
贈答用まで幅広くご利用いただいております。

 

事業の系統図は次のとおりであります。

※画像省略しています。

 

25/07/25

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善及び経済活動の持ち直しにより、
緩やかな景気回復となっておりますが、原材料・エネルギー価格の高騰による物価上昇が続くとともに、
米国新政権による関税政策への懸念等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社及び子会社(以下、当社グループという。)が属する食関連業界におきましても、米を中心とした
原材料価格の高騰や人件費の上昇による利益の圧迫が続いており、予断を許さない状況となっております。

このような環境の中、当社グループは、経費の効果的な活用や価格改定により利益確保に努めました。

また、既存店の収益改善や複合型店舗の収益強化を図るとともに、新商品や大人気アニメーション作品との
コラボ商品を販売する等、お客様に魅力や価値のある事業展開を試みました。

出退店につきましては「ラスカ平塚精肉店」等10店の出店、11店の退店を行いました。

また、レストラン業態では前期の料亭本店に続き今期は銀座店を全面改装する等、既存店舗の改装にも
注力いたしました。

 

<出退店の状況>

区  分

出 店

退 店

精肉事業

2店

1店

惣菜事業

3店

1店

和菓子事業

5店

8店

レストラン事業

1店

食品事業

合  計

10店

11店

 

以上の結果、当連結会計年度の売上高は36,104百万円(前期比2.6%減)、
営業利益は1,500百万円(同31.8%減)、経常利益は1,538百万円(同31.1%減)、
親会社株主に帰属する当期純利益は701百万円(同50.0%減)となりました。

また、売上高営業利益率は4.2%となりました。

 

各セグメントの売上高の状況は次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年5月1日

至 2025年4月30日)

構成比(%)

精肉事業(百万円)

13,809

38.3

惣菜事業(百万円)

12,817

35.5

和菓子事業(百万円)

6,634

18.4

レストラン事業(百万円)

1,345

3.7

食品事業(百万円)

1,494

4.1

その他事業(百万円)

3

0.0

合計(百万円)

36,104

100.0

(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

(a) 精肉事業

精肉事業につきましては、2025年2月9日には年に一度の肉の日として、限定の「感謝袋」を

販売するとともに、WEB予約システム「ニクヨヤク」では、予約限定商品として松阪牛と黒毛和牛の

食べ比べセットを展開しました。

また、4月には人気の牛タンを加えた焼肉セットを販売する等、お客様の需要を捉えた商品展開に

努めました。

出退店につきましては、「ラスカ平塚精肉店」等2店を出店し、1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は13,809百万円(前期比2.4%減)、

セグメント利益は777百万円(同36.4%減)となりました。

 

(b) 惣菜事業

惣菜事業につきましては、『海老とスティックブロッコリーの湯葉あんかけ』や

『あさりと5種野菜のペペロンチーノ風サラダ』等の季節限定商品を展開しました。

また、人気商品を集めた『バレンタインオールスター弁当』『春のオールスター弁当』や高級食材を贅沢
に掛け合わせた『黒毛和牛 牛めし&うなぎ弁当』を提供する等、満足度の高い商品の展開を図りました。

出退店につきましては、3店を出店し、1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は12,817百万円(前期比2.9%減)、

セグメント利益は1,172百万円(同1.5%減)となりました。

 

(c) 和菓子事業

和菓子事業につきましては、ひな祭りには『桜餅』『桜おはぎ』等の定番の桜商品を展開するとともに、
新たな試みとして、いちごを用いた『桜いちご大福』や『いちご豆大福極』を販売する等、

今後に繋がる商品展開を実施しました。

また、「EXPASA御在所下り柿次郎」をリニューアルオープンするとともに、従来は和菓子業態であった

イオンモール四條畷店を、惣菜事業のお惣菜やお弁当もご利用いただける新業態としてオープンする等、

お客様に価値のある店舗づくりに努めました。

出退店につきましては、「柿次郎イオンモール四條畷店」等5店を出店し、8店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は6,634百万円(前期比0.7%増)、

セグメント利益は389百万円(同14.2%減)となりました。

 

(d) レストラン事業

レストラン事業につきましては、2025年4月に料亭業態の「柿安 銀座店」を全面改装しました。

四季をテーマとしたこだわりの個室をご用意し、松阪牛を中心とした最高級食材を、熟練の料理人が

匠の技術で料理を提供しており、他では体験できない貴重な時間と空間が味わえるお店となっております。

また、「上海柿安ららぽーとTOKYO-BAY店」や「グリル&カレーカキヤスEXPASA御在所店」を

リニューアルオープンする等、改装による店舗の活性化・集客向上を図りました。

出退店につきましては、1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は1,345百万円(前期比9.9%減)、

セグメント損失は1百万円(前連結会計年度は61百万円のセグメント利益)となりました。

 

(e) 食品事業

食品事業につきましては、新商品の高級レトルトカレー『KAKIYASU PREMIUM』シリーズから

『厚切り牛タンカレー』を販売しました。また新たな試みとして『減塩牛肉しぐれ』『すき焼』等の

『柿安瓶詰めシリーズ』を8種類同時に期間限定発売するなど、更なる販路拡大に努めました。

この結果、当事業の売上高は1,494百万円(前期比7.6%減)、

セグメント利益は143百万円(同20.3%減)となりました。

 

②財政状態の状況

当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,490百万円減少し、
19,196百万円となりました。

流動資産は2,828百万円減少し、11,530百万円となりました。

主な要因は、現金及び預金の減少2,712百万円及び商品及び製品の減少63百万円等であります。

固定資産は338百万円増加し、7,665百万円となりました。

主な要因は、建物及び構築物の増加261百万円、繰延税金資産の増加79百万円等であります。

当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ122百万円増加し、
4,152百万円となりました。

流動負債は90百万円増加し、3,629百万円となりました。

主な要因は、未払法人税等の増加151百万円、支払手形及び買掛金の増加56百万円、

未払金の減少119百万円等であります。

固定負債は31百万円増加し、522百万円となりました。

主な要因は、資産除去債務の増加28百万円等であります。

当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,612百万円減少し、15,044百万円と

なりました。主な要因は、自己株式の増加2,369百万円、剰余金の配当による減少890百万円、

及び親会社株主に帰属する当期純利益701百万円の計上による増加等であります。

 

③キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ
2,112百万円減少し、7,995百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は1,746百万円となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益1,216百万円に対し非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入2,171百万円等であり、

支出の主な内訳は、法人税等の支払額433百万円等であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は2,954百万円となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による

収入600百万円等であり、支出の主な内訳は、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出
2,381百万円、有形固定資産の取得による支出995百万円等であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は905百万円となりました。支出の主な内訳は、
配当金の支払額890百万円等によるものであります。

 

④生産、受注及び販売の実績

(a) 生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年5月1日

至 2025年4月30日)

前期比(%)

精肉事業(百万円)

7,676

94.8

惣菜事業(百万円)

4,599

96.2

和菓子事業(百万円)

1,913

99.8

食品事業(百万円)

761

84.3

合計(百万円)

14,951

95.2

(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。

2.金額は、製造原価によっております。

 

(b) 受注実績

当社グループは見込み生産を行っており、受注実績について記載すべき事項はありません。

 

(c) 販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年5月1日

至 2025年4月30日)

前期比(%)

精肉店舗(百万円)

13,720

 

その他精肉部門(百万円)

88

 

精肉事業(百万円)

13,809

97.6

ダイニング店舗(百万円)

11,554

 

その他惣菜店舗(百万円)

1,261

 

その他惣菜部門(百万円)

1

 

惣菜事業(百万円)

12,817

97.1

和菓子店舗(百万円)

6,616

 

その他店舗(百万円)

1

 

その他和菓子部門(百万円)

17

 

和菓子事業(百万円)

6,634

100.7

柿安店舗(百万円)

353

 

ビュッフェ店舗(百万円)

195

 

グリル店舗(百万円)

796

 

レストラン事業(百万円)

1,345

90.1

しぐれ部門(百万円)

1,449

 

その他食品部門(百万円)

45

 

食品事業(百万円)

1,494

92.4

その他事業(百万円)

3

合計(百万円)

36,104

97.4

(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

(2)経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

①重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき
作成されております。この連結財務諸表を作成するに当たり重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。

当社グループは、過去の実績や取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その
結果を資産、負債の帳簿価額及び収益、費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の
結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

 

②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社グループを取り巻く事業環境は、企業収益や雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな
回復基調にありますが、米国新政権の関税政策による懸念や中東における地政学的リスクの継続に加え、
米を中心とした原材料・エネルギー価格の高騰は未だ収まっておらず、依然として不透明な状況は続くと
思われます。この厳しい経営環境の中でも、家庭内食、中食、外食を擁する総合食品企業として、変化する
消費者のニーズに柔軟に対応するとともに、成長し続ける強い経営基盤を構築し、価値経営の実現を目指してまいります。

当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態につきましては、「第2 事業の状況
4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載しておりますのでご参照ください。

 

③経営成績に重要な影響を与える要因について

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等の
リスク」に記載しておりますのでご参照ください。

④戦略的現状と見通し

当社グループの当連結会計年度の戦略的現状と見通しにつきましては、「第2 事業の状況
1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しておりますのでご参照ください。

 

⑤目標とする経営指標について

当社グループの目標とする経営指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境
及び対処すべき課題等」に記載しておりますのでご参照ください。

 

⑥資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資金需要の主なものは、新規出店及び店舗改装等にかかる投資であり、安定的に売上金の回収を行うことが出来る契約を各取引先と結んでいるため、営業活動により獲得した資金から支出可能な状況にあります。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの詳しい状況につきましては、「第2 事業の状況
4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の
概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しておりますのでご参照ください。