E03283 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当中間連結会計期間(2025年5月1日~2025年10月31日)におけるわが国経済は、景気が緩やかな
回復基調にあるなかで個人消費の持ち直しやインバウンド需要の拡大が見られたほか、株高による
家計マインドの改善が期待される一方で、長引く物価上昇や米国の通商政策の影響など先行き不透明な状況が続きました。
当社グループの属する食関連業界におきましても、原材料価格の高止まりや労働力不足の深刻化に伴う
人件費の上昇が大きな影響を及ぼしております。また、家計の節約志向が依然として根強いなど、
引き続き厳しい経営環境となっております。
このような環境の中、当社グループはお客様にお喜びいただける高付加価値・高品質な商品やサービスの
提供に努めました。また、既存店の収益改善を進めるとともに、人気商品の『牛すき』や『海老マヨネーズ』をおむすび具材とした監修商品を大手コンビニエンスストアより販売したほか、様々な人気アニメーション
デザインを施した商品を展開する等、積極的に販路拡大に取り組みました。
出退店につきましては、1店の出店、3店の退店を行いました。
以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は17,047百万円(前年同期比1.4%増)、
営業利益は324百万円(同5.3%減)、経常利益は344百万円(同4.7%減)、
親会社株主に帰属する中間純利益は176百万円(同0.2%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(a)精肉事業
精肉事業につきましては、8月29日の「やきにくの日」には牛肉に加え、牛タンや豚バラ肉等
様々な種類のお肉をお得に楽しめる『夏福袋』をご用意しました。また、年末年始に向け予約サイト
「ニクヨヤク」での予約に加え、店頭限定で松阪牛や銘柄黒毛和牛等がお買い得となる予約限定商品を
ご用意する等の商品展開や販売促進に努めました。
出退店につきましては、1店の退店を行いました。
この結果、当事業の売上高は6,312百万円(前年同期比0.1%増)、
セグメント利益は335百万円(同50.7%増)となりました。
(b)惣菜事業
惣菜事業につきましては、低カロリーでありながら20種類を超える食材を使った彩り豊かなお弁当
『10品目の美彩御膳』や黒毛和牛を使用しトマトで彩った『黒毛和牛そぼろのトマトチャプチェ』等、
魅力ある商品を多数取り揃えました。また、明太子のかねふくとのコラボ商品や人気アニメーション
デザインのお弁当をご用意する等、販路拡大に積極的に取り組みました。
この結果、当事業の売上高は6,180百万円(前年同期比0.2%減)、
セグメント利益は382百万円(同22.4%減)となりました。
(c)和菓子事業
和菓子事業につきましては、お盆やお月見、ハロウィン等の歳時限定商品や天津甘栗、さつま芋のほかピオーネやマスカットを用いた秋ならではの魅力ある商品を多数ご用意しました。また、歳時以外での
来店増加に向けた独自の商品展開も引き続き行っております。
出退店につきましては、「口福堂イオンモール須坂店」を出店、1店の退店を行いました。
この結果、当事業の売上高は3,090百万円(前年同期比5.3%増)、
セグメント利益は28百万円(同18.1%増)となりました。
(d)レストラン事業
レストラン事業につきましては、グリル業態ではさつま芋や南瓜等の秋野菜をメインとした
サラダバーをご用意する等、季節感にあふれる商品展開を図りました。
出退店につきましては、1店の退店を行いました。
この結果、当事業の売上高は700百万円(前年同期比4.3%増)、
セグメント利益は4百万円(同71.2%減)となりました。
(e)食品事業
食品事業につきましては、柿安プレミアムカレーシリーズから高品質な沖縄のブランド豚肉あぐー豚を使用した『沖縄県産豚 あぐ~カレー』を新発売しました。また、人気商品の『牛すき』や
『海老マヨネーズ』をおむすび具材とした監修商品を大手コンビニエンスストアより販売する等、
積極的な販売戦略にも注力いたしました。
この結果、当事業の売上高は763百万円(前年同期比9.2%増)、
セグメント利益は43百万円(同23.8%減)となりました。
②財政状態の状況
(資産、負債及び純資産の状況)
当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ939百万円減少し、
18,257百万円となりました。
流動資産は844百万円減少し、10,685百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少880百万円
及び商品及び製品の増加30百万円等であります。
固定資産は94百万円減少し、7,571百万円となりました。主な要因は、建物及び構築物の減少69百万円、
繰延税金資産の減少57百万円、工具、器具及び備品の減少50百万円及び投資有価証券の増加84百万円等で
あります。
当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ341百万円減少し、
3,810百万円となりました。
流動負債は317百万円減少し、3,311百万円となりました。主な要因は、未払金の減少180百万円、
未払法人税等の減少110百万円及び支払手形及び買掛金の減少29百万円等であります。
固定負債は23百万円減少し、498百万円となりました。主な要因は、資産除去債務の減少17百万円等で
あります。
当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ597百万円減少し、
14,446百万円となりました。主な要因は、剰余金の配当による減少814百万円及び親会社株主に帰属する
中間純利益176百万円の計上による増加等であります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。) は、前連結会計年度末に比べ880百万円減少(前連結会計年度比11.0%減)し、7,114百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は458百万円(前年同期は482百万円の獲得)となりました。収入の主な
内訳は、税金等調整前中間純利益338百万円に対し非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による
収入675百万円等であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額227百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は520百万円(前年同期は2,329百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、差入保証金の回収による収入2百万円等であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による
支出457百万円、差入保証金の差入による支出21百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は818百万円(前年同期は895百万円の使用)となりました。支出の主な
内訳は、配当金の支払額811百万円等によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。