E05599 Japan GAAP
前期
134.2億 円
前期比
100.8%
株価
433 (03/28)
発行済株式数
42,006,000
EPS(実績)
23.00 円
PER(実績)
18.83 倍
前期
648.2万 円
前期比
96.3%
平均年齢(勤続年数)
34.0歳(5.0年)
従業員数
542人(連結:1,024人)
当社グループは、当社(株式会社アドウェイズ)と連結子会社32社、非連結子会社1社及び持分法適用関連会社8社の計42社で構成されており、スマートフォン向け広告サービス「AppDriver」及び「UNICORN」、モバイル向けアフィリエイト広告サービス「Smart-C」、PC向けアフィリエイト広告サービス「JANet」等、当社グループのアドプラットフォームを用いたインターネット広告の販売及び運用と、アプリ・ウェブの包括的マーケティング支援のため、広告商品及び付随するサービスの代理販売を行っております。
当社グループのアドプラットフォームを用いたインターネット広告の販売及び運用を行っているアドプラットフォーム事業においては、Webサイト運営者やコンテンツプロバイダー、スマートフォン向けアプリ開発会社を広告主(クライアント)とし、これらとWebサイトやゲームアプリ等のメディアを当社の広告システムでつなぐ、アフィリエイトサービスのほか、機械学習による全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」の事業運営を行っており、広告主(クライアント)のジャンル拡大及び広告配信先の拡充を進めております。
アプリ・ウェブの包括的マーケティング支援を行うエージェンシー事業においては、博報堂DYグループとの協力体制の強化による協業案件の拡大、包括的なマーケティング支援体制の強化を行っております。海外においては、中国・香港・台湾・韓国・米国・シンガポール等において、現地企業と各国における外国企業を対象として、インターネットマーケティングの総合支援サービスを提供しており、特に中国・台湾を中心としたアジア地域のスマートフォン領域で存在感を高めるため、積極的に事業拡大を図っております。
アドプラットフォーム事業、エージェンシー事業に分類されない、広告事業以外のその他事業として、士業向けのポータルサイトの運営や、インフルエンサーマーケティングの企画運営等の事業を行っており、広告事業の枠にとらわれず、ステークホルダーに対して、新たな価値の提供を行ってまいります。
当社グループの主な事業内容は、上記の「アドプラットフォーム事業」、「エージェンシー事業」、「その他事業」に分類されます。なお、この3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
[事業系統図]
事業系統図は以下のとおりであります。
※画像省略しています。
当社グループでは、変化が激しい業界において、広告主(クライアント)及び提携メディアの抱えているニーズや課題に対しより迅速な経営判断及び事業判断を行うため、2023年1月4日に新設分割により「株式会社ADWAYS DEEE」を新設し、当社のアドプラットフォーム事業に関する権利義務を「株式会社ADWAYS DEEE」に承継させました。
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度(2023年1月1日~2023年12月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による規制が徐々に緩和され、社会経済活動も回復基調が継続している一方、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う物価高騰等も継続しており、不透明な状況が続いております。
当連結会計年度(2023年1月1日~2023年12月31日)における当社グループは、ゲーム及びマンガアプリを提供する広告主(クライアント)からの広告出稿が減少したこと、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」における機械学習ロジックの不備があったこと等の影響はありましたが、新設分割により設立した「株式会社ADWAYS DEEE」における金融関連の広告主(クライアント)からの広告需要が拡大、中国におけるアプリ広告及びブランド広告の広告出稿が増加したこと等により、売上高は堅調に推移いたしました。一方、人件費の増加やオフィス移転の影響並びに中国での貸倒引当金の計上等により販売費及び一般管理費が増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度(2023年1月1日~2023年12月31日)は売上高13,524,048千円、営業利益921,538千円となりました。また、持分法による投資利益及び投資事業組合運用益を計上したこと等により経常利益1,313,010千円、投資有価証券売却益を計上したこと等により税金等調整前当期純利益は1,586,735千円、親会社株主に帰属する当期純利益は966,139千円となりました。
[連結業績] (単位:千円、端数切捨て)
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前連結会計年度 (2022年12月期) |
当連結会計年度 (2023年12月期) |
増減額 (増減率) |
売上高 |
13,415,621 |
13,524,048 |
108,427 (0.8%) |
営業利益 |
1,671,056 |
921,538 |
△749,517 (△44.9%) |
経常利益 |
1,506,629 |
1,313,010 |
△193,618 (△12.9%) |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
2,536,978 |
966,139 |
△1,570,838 (△61.9%) |
[報告セグメント別業績] (単位:千円、端数切捨て)
|
|
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前連結会計年度 (2022年12月期) |
当連結会計年度 (2023年12月期) |
増減額 (増減率) |
外部 売上高 |
①アドプラットフォーム事業 |
3,624,814 |
4,077,238 |
452,423 (12.5%) |
|
②エージェンシー事業 |
国内 |
5,931,868 |
5,611,558 |
△320,310 (△5.4%) |
|
海外 |
2,238,035 |
2,288,318 |
50,283 (2.2%) |
||
合計 |
8,169,904 |
7,899,877 |
△270,027 (△3.3%) |
||
③その他 |
1,620,901 |
1,546,932 |
△73,969 (△4.6%) |
||
セグメント 利益 |
①アドプラットフォーム事業 |
1,675,870 |
1,326,596 |
△349,274 (△20.8%) |
|
②エージェンシー事業 |
2,099,087 |
1,537,923 |
△561,164 (△26.7%) |
||
③その他 |
86,106 |
67,067 |
△19,038 (△22.1%) |
(注)当社グループは、2023年1月4日付で当社のアドプラットフォーム事業に関する権利義務を新設分割により設立した株式会社ADWAYS DEEEに承継させたこと、並びに本件に付随して当社内の部門を再編したことに伴い、当連結会計年度より、全社費用の各報告セグメントへの配分方法を変更しております。また、前連結会計年度のセグメント利益については、変更後の配分方法による算定が困難であることから、変更前の配分方法によって算定しております。
①アドプラットフォーム事業
アドプラットフォーム事業は、スマートフォン向け広告サービス「AppDriver」及び「UNICORN」、モバイル向けアフィリエイト広告サービス「Smart-C」、PC向けアフィリエイト広告サービス「JANet」等、当社グループのアドプラットフォームを用いたインターネット広告の販売及び運用を行っております。
当連結会計年度においては、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」において、外部環境の変化や機械学習のロジックに不備があったこと等により、主にゲーム及びマンガアプリを提供する広告主(クライアント)からの売上高が減少したものの、アフィリエイト広告において、カードローン及びクレジットカード等の金融関連の広告主(クライアント)からの広告需要が拡大したこと等により売上高が増加いたしました。このような要因により、アドプラットフォーム事業の売上高は4,077,238千円(前年同期比12.5%増)となりました。一方、新卒社員の入社や今後の事業拡大のための施策等を行った結果、セグメント利益は1,326,596千円(前年同期比20.8%減)となりました。
②エージェンシー事業
エージェンシー事業は、アプリ・ウェブの包括的マーケティング支援のため、アドプラットフォーム事業で提供している当社グループのアドプラットフォームを用いたインターネット広告に限らず、広告商品及び付随するサービスの代理販売を行っております。
当連結会計年度、台湾において、景気悪化の影響でゲームアプリ及びブランド広告の需要が減少したこと等により、売上高が減少いたしました。しかしながら、中国において、EC広告やブランド広告が増加したこと等により売上高が堅調に推移し、海外のエージェンシー事業の売上高は増加いたしました。一方、国内のエージェンシー事業においては、ゲーム・マンガ以外の広告主(クライアント)からの新規広告需要はありましたが、ゲーム及びマンガアプリ市場のコモディティ化等によって広告需要が縮小したため、売上高が減少いたしました。このような要因により、エージェンシー事業の売上高は7,899,877千円(前年同期比3.3%減)となりました。また、新卒社員の入社やオフィス移転の影響並びに中国での貸倒引当金の計上等により、セグメント利益は1,537,923千円(前年同期比26.7%減)となりました。
※コモディティ化:市場が活性化し、他社が参入し機能や品質などで差がなくなってしまうこと。
③その他
その他は、士業向けのポータルサイトの運営や、インフルエンサーマーケティングの企画運営等の新規事業等により構成されています。
当連結会計年度は、士業向けポータルサイトの運営、インフルエンサーマーケティングの企画運営及びサウナ事業等は堅調に推移したものの、前連結会計年度において一時的に受注したコンサルティング業務の売上高の減少、生活雑貨の販売事業における販売数の減少等により、売上高は1,546,932千円(前年同期比4.6%減)、セグメント利益は67,067千円(前年同期比22.1%減)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
(単位:千円、端数切捨て)
|
前連結会計年度 (2022年12月期) |
当連結会計年度 (2023年12月期) |
増減額 |
営業活動によるキャッシュ・フロー |
385,202 |
592,349 |
207,146 |
投資活動によるキャッシュ・フロー |
1,957,992 |
△95,219 |
△2,053,212 |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△1,910,756 |
△2,859,849 |
△949,092 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
△378,228 |
△312,956 |
65,272 |
現金及び現金同等物の増減額 |
54,209 |
△2,675,676 |
△2,729,885 |
現金及び現金同等物の期首残高 |
12,759,214 |
12,869,748 |
110,534 |
現金及び現金同等物の期末残高 |
12,869,748 |
10,194,072 |
△2,675,676 |
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に対して、2,675,676千円減少し、10,194,072千円となりました。当社グループにおけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
・営業活動によるキャッシュ・フローは、592,349千円の収入(前期は385,202千円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益1,586,735千円に対して、投資有価証券売却及び評価損益の調整367,176千円、法人税等の支払額1,794,248千円による支出があったものの、売上債権の減少889,159千円、減価償却費221,552千円による収入があったこと等によるものであります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
・投資活動によるキャッシュ・フローは、95,219千円の支出(前期は1,957,992千円の収入)となりました。主な要因は、投資有価証券の売却による収入524,083千円があったものの、有形固定資産の取得による648,597千円の支出があったこと等によるものであります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
・財務活動によるキャッシュ・フローは、2,859,849千円の支出(前期は1,910,756千円の支出)となりました。主な要因は、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出280,840千円、自己株式の取得による支出2,002,735千円、配当金の支払額による支出556,765千円があったこと等によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当社グループは、生産活動により製品を製造販売する製造業には属しておりませんので、生産実績を記載しておりません。
(2)受注実績
当連結会計年度におきましては、受注取引はありません。
(3)販売実績
[報告セグメント別販売実績]
(単位:千円、端数切捨て)
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2023年 1月 1日 至 2023年12月31日) |
前年増減率 (%) |
アドプラットフォーム事業 |
4,077,238 |
12.5 |
エージェンシー事業 |
7,899,877 |
△3.3 |
報告セグメント 計 |
11,977,116 |
1.5 |
その他 |
1,546,932 |
△4.6 |
合計 |
13,524,048 |
0.8 |
(注)1.上記金額は、連結会社間の取引高を消去しております。
2.最近2連結会計年度の総販売実績の100分の10を超える販売先はありません。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
(1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成には、資産、負債、収益及び費用の額に影響を与える仮定や見積りを必要とします。
これらの仮定や見積りは、過去の実績や現在の状況等を勘案し合理的な基準に基づいて判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる可能性があります。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
なお、当社グループは、特に当社の連結財務諸表の作成において使用される以下の重要な会計方針が、当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
①投資有価証券の評価
当社グループでは、取得原価に比べ時価又は実質価額が著しく下落したものについては、回復可能性があると判断される場合を除き、減損処理を行っています。
市場価格のない株式等以外のものについては、決算日現在の時価が取得原価に比べて50%以上下落した場合には回復可能性はないものと判断し、30%以上50%未満下落した場合には当該有価証券の発行会社の財政状態及び経営成績を勘案し、回復可能性がないと判断した場合は減損処理を行っています。
市場価格のない株式等については、下記の手順に則り回復可能性がないと判断した場合は減損処理を行っています。
(ⅰ)各投資有価証券の発行会社より直近の財務諸表を入手
(ⅱ)1株当たりの取得価額と、入手した財務諸表より得る1株当たりの純資産価額を比較
(ⅲ)(ⅱ)において1株当たりの純資産価額が1株当たりの取得価額より50%以上毀損している投資有価証券に関しては、事業計画を参照し、5年以内に1株当たりの純資産価額が1株当たりの取得価額まで回復でき得るかを確認
②固定資産の減損損失
当社グループでは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、その総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の有無及び減損損失の認識と測定に当たっては、慎重に検討を行っておりますが、事業計画や経営環境等の前提条件の変化により、追加の減損処理又は新たな減損処理が必要となる可能性があります。
(2)財政状態の分析
①資産、負債及び純資産の状況 (単位:千円、端数切捨て)
|
前連結会計年度 (2022年12月期) |
当連結会計年度 (2023年12月期) |
増減額 (増減率) |
資産合計 |
27,782,176 |
25,227,266 |
△2,554,909 (△9.2%) |
負債合計 |
11,459,944 |
10,625,945 |
△833,999 (△7.3%) |
純資産合計 |
16,322,231 |
14,601,321 |
△1,720,910 (△10.5%) |
[資産合計]
・流動資産は、前連結会計年度末より2,952,839千円減少し19,940,117千円となりました。主な要因は、現金及び預金が2,675,674千円減少したことによるものであります。
・固定資産は、前連結会計年度末より397,929千円増加し5,287,148千円となりました。主な要因は、無形固定資産のその他に含まれるソフトウエアが71,842千円、のれんが51,256千円減少したものの、有形固定資産に含まれる建物(純額)が460,106千円増加したこと等によるものであります。
[負債合計]
・流動負債は、前連結会計年度末より809,254千円減少し10,342,482千円となりました。主な要因は、未払法人税等が769,489千円減少したことによるものであります。
・固定負債は、前連結会計年度末より24,745千円減少し283,462千円となりました。主な要因は、その他に含まれる長期資産除去債務が121,231千円、長期未払費用が22,968千円増加したものの、繰延税金負債が179,553千円減少したことによるものであります。
[純資産合計]
・前連結会計年度末より1,720,910千円減少し14,601,321千円となりました。主な要因は、自己株式の取得により自己株式が282,372千円増加し、資本剰余金が1,587,433千円減少したことによるものであります。
(3)経営成績の分析
①売上高
売上高は、国内においてゲーム及びマンガアプリを提供する広告主(クライアント)からの広告需要が減少したこと、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」における機械学習ロジックの不備による影響があったものの、新設分割により設立した「株式会社ADWAYS DEEE」において金融関連の広告主(クライアント)からの広告需要が拡大した他、海外において中国のアプリ広告及びブランド広告の広告出稿が増加したこと等により前連結会計年度より108,427千円増加し、13,524,048千円(前期比0.8%増)となりました。
②売上原価、売上総利益
売上原価は、マーケティングコンサルティング事業における原価率の抑制等により前連結会計年度より36,071千円減少し、2,573,255千円(前期比1.4%減)となりました。その結果、売上総利益は、前連結会計年度より144,499千円増加し、10,950,793千円(前期比1.3%増)となりました。
③販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、新卒採用等による人件費の増加や、従業員の多種多様なワークスタイルに対応するためのオフィス移転による一時的な費用増加の影響、中国での貸倒引当金の計上等により前連結会計年度より894,017千円増加し、10,029,254千円(前期比9.8%増)となりました。
④営業利益
営業利益は、販売費及び一般管理費が増加したこと等により、前連結会計年度より749,517千円減少し、921,538千円(前期比44.9%減)となりました。
⑤経常利益
経常利益は、投資事業組合運用益132,153千円、持分法による投資利益196,571千円を計上したこと等により増加したものの、営業利益の減少及び為替差益29,723千円減少等の影響により、前連結会計年度より193,618千円減少し、1,313,010千円(前期比12.9%減)となりました。
⑥税金等調整前当期純利益
税金等調整前当期純利益は、投資有価証券売却益472,495千円、受取和解金47,930千円を計上したこと等により増加したものの投資有価証券売却益が2,470,969千円減少したこと等により、前連結会計年度より2,589,357千円減少し、1,586,735千円の利益(前期比62.0%減)となりました。
⑦親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は、税金等調整前当期純利益が減少したことに加え、法人税等664,191千円を計上したこと等により前連結会計年度より1,570,838千円減少し、966,139千円の利益(前期比61.9%減)となりました。
(4)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フロー」の項目をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、掲載料などの売上原価のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、事業又は技術上のシナジー効果、情報収集などを目的とした出資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針とし、運転資金や設備投資に必要な資金は、自己資金のほか必要に応じて銀行借入により調達しております。