売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E31991 Japan GAAP

売上高

88.5億 円

前期

87.2億 円

前期比

101.5%

時価総額

26.2億 円

株価

301 (01/09)

発行済株式数

8,710,334

EPS(実績)

28.20 円

PER(実績)

10.67 倍

平均給与

634.0万 円

前期

611.5万 円

前期比

103.7%

平均年齢(勤続年数)

37.4歳(6.2年)

従業員数

234人(連結:260人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

 当社グループは、当社及び当社の連結子会社7社の計8社で構成され、ゲーム事業、異業種事業を展開しております。ゲーム事業では、ゲームメーカーから仕入れたタイトルの運営を主軸とし、タイトルの運営力や企画・開発力を活かした初期開発や受託開発のほか現実連動型ゲームであるファンタジースポーツを展開しています。異業種事業では、ゲーム業界以外向けのコンサルティングを展開しています。

 

[事業系統図]

ゲーム事業の事業系統図は次のとおりです。

※画像省略しています。

 

 

25/03/28

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 経営成績の状況

 当社グループの事業領域である国内ゲーム市場は2兆円の大台に到達し、その中でもオンラインプラットフォームにおけるゲームコンテンツ市場は1.6兆円を超える規模を維持するなど、国内ゲーム市場において中心的な存在となっております(ファミ通ゲーム白書2023より)。

 当社グループは、売上成長構造を再構築・再強化することで企業としての成長性を向上するべく、セカンダリー事業に加えて新規事業の領域拡大に力を入れております。

 以上の結果、当連結会計年度の売上高は8,846,312千円(前期比1.5%増)、営業利益は428,355千円(前期比154.2%増)、経常利益は375,037千円(前期比199.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は245,634千円(前期比71.4%増)となりました。

 事業セグメントの状況は以下のとおりとなります。なお、前連結会計年度までは単一セグメントでしたが、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しているため、以下の前年同期比較については、ゲーム事業セグメントのみ前年同期の比較分析をしております。

 ゲーム事業セグメントにはセカンダリー事業である「運営領域」、新規事業である「初期開発領域」・「BtoBソリューション領域(ゲーム)」・「スポーツDX領域」が含まれます。運営領域においては、タイトル運営が好調に推移しました。スポーツDX領域では、2024年10月3日(木)に開幕した「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」に合わせてBリーグ公認ファンタジースポーツゲーム「B.LEAGUE#LIVE」の2024-25シーズン版をリリースし、4シーズン目として本格稼働を開始しました。また、ファンタジースポーツにおいては新たなマネタイズモデルを実装した新規開発についても取り組んでおります。

 以上の結果、売上高は8,400,285千円(前期比2.2%減)、営業利益は345,923千円(前期比168.5%増)となりました。

 異業種事業セグメントには新規事業である「BtoBソリューション領域(異業種)」が含まれます。当社グループ内の営業活動を集約することで、ゲーム事業セグメントの開発リソースを使用したゲーム以外の受託開発も順調に拡大しております。また、内製化によって企業の競争力の強化・コスト削減が期待されていることから、ITシステムの開発・構築・運用の内製化をサポートするIHXコンサルティングサービスや、生成AIを活用したコンサルティングサービスを開始し、新規顧客の獲得に向けて体制を強化しました。

 以上の結果、売上高は489,087千円、営業利益は82,431千円となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ858,940千円増加し、2,389,452千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、329,001千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益288,924千円などによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、190,061千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出198,461千円などによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果得られた資金は、719,999千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,500,000千円などによるものであります。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

 当社グループは生産活動を行っておりませんので、記載を省略しております。

 

b.受注実績

 当社グループは受注生産を行っておりませんので、記載を省略しております。

 

c.販売実績

 当社グループの当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

前年同期比(%)

ゲーム事業(千円)

8,365,867

97.4

異業種事業(千円)

480,445

(注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

株式会社ブシロード

391,526

4.5

1,697,714

19.2

株式会社ディー・エヌ・エー

1,475,729

16.9

1,251,719

14.1

株式会社セガ

1,203,940

13.8

1,101,344

12.4

株式会社ジークレスト

1,137,918

13.1

752,015

8.5

Apple Inc.

1,197,193

13.7

745,166

8.4

グリーホールディングス株式会社

760,911

8.7

702,893

7.9

Google

779,340

8.9

655,792

7.4

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 重要な会計方針及び見積り

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。

 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

 

② 財政状態の分析

 (資産)

 当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1,097,042千円増加し、4,840,352千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比858,939千円の増加)などがあったことによるものであります。

 

 (負債)

 当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて833,811千円増加し、3,323,031千円となりました。これは主に、長期借入金の増加(前連結会計年度末比485,000千円の増加)などがあったことによるものであります。

 

 (純資産)

 当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて263,231千円増加し、1,517,320千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加(前連結会計年度末比238,408千円の増加)などがあったことによるものであります。

 

③ 経営成績の分析

 (売上高)

  当連結会計年度の売上高は、既存タイトルの運営が好調に推移したことに加え、新規事業への領域拡大が進行したことにより、前連結会計年度に比べ1.5%増の8,846,312千円となりました。

 

(売上原価及び売上総利益)

  当連結会計年度の売上原価は、プラットフォーム手数料の減少等により、前連結会計年度に比べ1.8%減の5,292,561千円となりました。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ6.8%増加し3,553,751千円となりました。

 

(販売費及び一般管理費)

  当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、コスト最適化を継続したことで各種費用が減少したことから、前連結会計年度に比べ1.0%減少し3,125,396千円となりました。

 

(営業外損益及び経常利益)

  当連結会計年度の営業外収益は、受取保険料や助成金収入の減少により、前連結会計年度に比べ11.9%減少し11,354千円となりました。当連結会計年度の営業外費用は、支払手数料や社債発行費が増加したこと等から、前連結会計年度に比べ15.4%増加し64,672千円となりました。この結果、経常利益は375,037千円(前連結会計年度は経常利益125,360千円)となりました。

 

(特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益)

  当連結会計年度の特別利益は、関係会社株式売却益の減少等により、前連結会計年度に比べ120,002千円減少し33,300千円となりました。当連結会計年度の特別損失は、減損損失の減少等により、前連結会計年度に比べ122,366千円減少し119,413千円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は245,634千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益143,278千円)となりました。

 

④ キャッシュ・フローの状況の分析

 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概

要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

⑤ 資本の財源及び資金の流動性について

 当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、2,389,452千円となっております。ゲーム事業の持続的な成長に伴う運転資金、ゲームタイトルの仕入、将来的なM&A等の可能性に備えております。

 

⑥ 経営成績に重要な影響を与える要因について

 当社グループは、「3 事業等のリスク」に記載の、他社との競合、プラットフォーム運営事業者や業務提携先との関係、技術革新への対応度合い、減損リスク新規事業の状況をはじめとし、他にも、スマートフォンゲーム市場の変化、人材の確保育成、ネットワーク災害、コンプライアンスと内部管理体制、知的財産権、個人情報管理、サービスの安全性及び健全性等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。

 そのため、当社グループは、優秀な人材の採用、セキュリティ対策、新規事業の開拓、魅力ある新たなゲームタイトルの仕入や業務提携及びゲームメーカー又はその事業のM&A等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切に対応していく所存であります。

 

(3)経営者の問題意識と今後の方針について

 当社グループの経営者は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループが今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。

 そのために、ゲーム事業及び異業種事業における展開、新規事業・サービスへの積極的な取り組み、システム技術・インフラの強化、優秀な人材の確保と育成、内部管理体制の強化等を行ってまいります。

 

(4)経営戦略の現状と見通し

 2024年度は、売上成長構造を再構築・再強化することで企業としての成長性を向上するべく、セカンダリー事業収益の範囲内でゲーム周辺領域への投資を行い新規事業の領域拡大に力を入れました。セカンダリー事業の買取運営領域においては、タイトル運営が好調に推移しました。一方、新規事業のスポーツDX領域においては、2024年10月3日(木)に開幕した「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」に合わせてBリーグ公認ファンタジースポーツゲーム「B.LEAGUE#LIVE」の2024-25シーズン版をリリースし、4シーズン目として本格稼働を開始しました。また、国内スポーツへの事業拡大を目指し、新たなマネタイズモデルを実装したファンタジースポーツの新規開発についても着手いたしました。

 新規事業のBtoBソリューション(異業種)領域では、当社グループ内の営業活動を集約することで、ゲーム事業の開発リソースを使用したゲーム以外の受託開発を受注するなど順調に事業領域を拡大しております。また、ITシステムにおける開発・構築・運用の内製化をサポートするIHXコンサルティングサービスや生成AIを活用したコンサルティングサービスを新たに開始し、新規顧客の獲得に向けた営業体制の強化をいたしました。

 2025年度は、新規事業の成長と収益化を一段進め事業ポートフォリオの組み替えを加速させる1年と位置づけ、ゲーム事業は強みである運営力、企画・開発力を軸にゲーム業界内における新領域へ積極拡大、新規事業はスポーツDXとBtoBソリューション(異業種)に集中して成長を加速してまいります。

 これらを総合的に勘案し、通期の売上高は8,500百万円(当連結会計年度比346百万円減)、営業利益は100百万円(当連結会計年度比328百万円減)、経常利益は70百万円(当連結会計年度比305百万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は10百万円(当連結会計年度比235百万円減)を見込んでおります。

 なお、当該予想数値は、現時点で当社グループが入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により変動する可能性があります。今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに公表いたします。