売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E00767 Japan GAAP

売上高

1.01兆 円

前期

1.06兆 円

前期比

94.5%

時価総額

6,748.7億 円

株価

2,076 (06/24)

発行済株式数

325,080,956

EPS(実績)

176.34 円

PER(実績)

11.77 倍

平均給与

740.5万 円

前期

761.8万 円

前期比

97.2%

平均年齢(勤続年数)

38.4歳(13.5年)

従業員数

3,875人(連結:14,394人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3 【事業の内容】

 

当社グループは、当社、子会社98社及び関連会社15社で構成され、石油化学製品、化学製品等の基礎原料及び機能商品の製造販売、エンジニアリング事業を主な事業内容とし、さらに各事業に関連する物流、その他の事業活動を展開しております。

なお、当社グループの連結決算対象会社数は107社(連結子会社93社、持分法適用会社14社)であります。また、事業に係る位置づけ及び事業の種類別セグメントとの関連は次のとおりであります。

 

石油化学事業

☆当社は、エチレン・プロピレン等オレフィン製品、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及び樹脂加工製品、機能性ポリマー等の製造・販売を行っております。

◇北越化成㈱はポリエチレンフィルム等の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

 

クロル・アルカリ事業

☆当社は、苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂、無機・有機化学品、セメント、ウレタン原料等の製造・販売を行っております。

◇大洋塩ビ㈱は塩化ビニル樹脂の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

◇東北東ソー化学㈱はソーダ工業製品等の製造・販売を行っており、当社は同社から一部の製品を除き販売を委託されております。

◇太平化学製品㈱は硬質塩ビフィルム・シート、カラーチップ等の製造・販売を行っております。

◇プラス・テク㈱は塩ビコンパウンド及び各種プラスチック製品の製造・販売を行っております。

◇東曹(中国)投資有限公司は東曹(広州)化工有限公司他の中国関係会社への投資を行っております。

◇東曹(広州)化工有限公司は塩化ビニル樹脂の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

 

◇フィリピン・レジンズ・インダストリーズ,Inc.は塩化ビニル樹脂の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

◇PT.スタンダード・トーヨー・ポリマーは塩化ビニル樹脂の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

◇東曹(瑞安)ポリウレタン有限公司はウレタン原料の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

◇トーソー・ポリビン Co.は塩ビコンパウンドの製造・販売を行っております。

◇マブハイ・ビニル Co.はソーダ工業製品の製造・販売を行っており、当社は同社に製品の販売を行っております。

◇東曹(上海)ポリウレタン有限公司はポリウレタン原料の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

◇ロンシール工業㈱はプラスチック製品の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しておりま
す。

 

 

機能商品事業

☆当社は無機・有機ファイン製品、計測・診断商品、電子材料(石英ガラス、スパッタリングターゲット)、機能材料等の製造・販売を行っております。

◇東ソー・エスジーエム㈱は石英ガラス素材、光学用石英ガラス及び石英チューブの製造を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給し、また同社から販売を委託されております。

◇東ソー日向㈱は電解二酸化マンガン、フェライト原料の製造を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給し、また同社から製品の販売を委託されております。

◇東ソー・スペシャリティマテリアル㈱はスパッタリングターゲットの製造を行っており、当社は同社から販売を委託されております。

◇東ソー・ファインケム㈱は触媒、有機電子材料、各種有機フッ素・臭素化合物等の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給、生産を委託し、また同社から原材料の一部を購入しております。

◇東ソー・クォーツ㈱は石英ガラス加工製品の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給し、また同社から製品の一部の販売を委託されております。

◇東ソー・シリカ㈱はホワイト・カーボン及び珪酸化合物の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給し、また同社から原材料の一部を購入しております。

◇トーソー・アメリカ,Inc.はトーソー・USA,Inc.他の北米地区関係会社への投資を行っております。

◇トーソー・ヨーロッパN.V.は臨床診断機器・試薬の販売を行っており、当社製品の販売先であります。

◇トーソー・ヘラス・シングル・メンバー S.A.は電解二酸化マンガンの製造・販売を行っております。

◇トーソー・SMD,Inc.はスパッタリングターゲットの製造・販売を行っており、当社は同社から製品を購入しております。

◇トーソー・クォーツ,Inc.は石英ガラス加工製品の製造・販売を行っております。

◇トーソー・クォーツCo.,Ltd.は石英ガラス加工製品の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

◇トーソー・アドバンスド・マテリアルズSdn.Bhd.はハイシリカゼオライトの製造を行っており、当社は同社に生産を委託しております。

◇㈱マナック・ケミカル・パートナーズはマナック㈱他への投資を行っております。

◇デラミン B.V.はエチレンジアミン及びポリアミン類の製造・販売を行っております。

 

エンジニアリング事業

◇オルガノ㈱は水処理装置、純水装置、イオン交換樹脂等の製造・販売を行っており、当社は同社に原材料の一部を供給しております。

◇東北電機鉄工㈱は主に各種プラント工事、電気工事の設計・製作・取付・施工を行っており、当社は同社に当社設備の工事の一部を発注しております。

 

その他事業

◇東ソー物流㈱は主に当社グループの製品・原材料の運送・荷役、保険代理の業務を行っており、当社は同社に製品・原材料等の運送・荷役を委託しております。

◇東ソー・ニッケミ㈱は石油化学製品、工業薬品等の販売を行っており、当社は同社に製品の販売を行い、また同社から原材料の一部を購入しております。

◇東邦アセチレン㈱は酸素、窒素、炭酸ガス等の製造・販売を行っており、当社は同社に製品の販売を行っております。

 

以上の企業集団について事業系統図を示すと次のとおりであります。

 

 

※画像省略しています。
24/06/21

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1)財政状態の状況

(単位:億円)

科目

前連結会計年度末

当連結会計年度末

増減

資産の部

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

 

現金及び預金

1,202

1,498

297

 

 

売上債権及び契約資産

2,921

2,948

27

 

 

棚卸資産

2,571

2,553

△19

 

 

その他流動資産

383

553

170

 

 

 

 

 

 

 

固定資産

 

 

 

 

 

有形・無形固定資産

3,684

3,900

216

 

 

投資有価証券

577

707

130

 

 

その他投資等

605

740

136

 

 

 

 

 

 

資産合計

11,943

12,899

957

負債の部

 

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

1,229

1,221

△8

 

 

有利子負債

1,830

1,831

2

 

 

その他負債

942

1,259

317

 

 

 

 

 

 

負債合計

4,001

4,312

311

純資産の部

 

 

 

 

株主資本

7,126

7,446

320

 

非支配株主持分

553

642

89

 

その他

263

499

236

 

 

 

 

 

 

純資産合計

7,942

8,588

646

負債純資産合計

11,943

12,899

957

 

※有利子負債はリース債務を含んでおります。

 

総資産は、現金及び預金、有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ957億円増加1兆2,899億円となりました。有形固定資産の増加は、バイオマス発電所、分離精製剤製造設備の建設等の設備投資によるものです。

 負債は、その他負債の増加等により、前連結会計年度末に比べ311億円増加4,312億円となりました。その他負債の増加は、未払法人税等、繰延税金負債の増加等によるものです。

 純資産は、配当金の支払い等がありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に加え、その他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末に比べ646億円増加8,588億円となりました。

 

(2)経営成績の状況

 

 ① 事業全体及びセグメント情報に記載された区分ごとの状況

(単位:億円)

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

 

売上高

10,644

10,056

△587

 

営業利益

746

798

52

 

経常利益

900

959

59

 

親会社株主に帰属する
当期純利益

503

573

70

 

 

〈参考〉為替、海外製品市況

 

単位

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

為替レート

円/$

135.5

144.6

9.1

円/EUR

141.0

156.8

15.8

国産ナフサ

円/KL

76,625

69,100

△7,525

ベンゼン

$/t

994

914

△80

PVC

$/t

965

777

△188

VCM

$/t

835

643

△192

液体苛性

$/t

636

412

△224

MDI(Monomeric)

$/t

2,260

2,012

△248

MDI(Polymeric)

$/t

2,074

1,668

△406

 

 

当期の世界経済は、欧米先進国を中心としたインフレの高止まりと金融引き締め政策が継続し、中国ではゼロコロナ政策解除後の需要が期待ほど回復しておらず、製造業を中心に減速基調で推移しました。また、原燃料価格や人件費の上昇等に伴う物価上昇圧力の拡大、米中対立や中東・ウクライナ情勢等の地政学リスクへの警戒感は依然として強く、先行き不透明な状況が続いております。

このような情勢下、当社グループの連結業績については、売上高は、ナフサ等の原燃料価格及び海外製品市況の下落に伴う販売価格の下落に加え、景気減速に伴う需要減退や南陽事業所の定期修繕、四日市事業所のプラントトラブルの影響を受け販売数量が減少したことから、1兆56億円と前連結会計年度に比べ587億円5.5%)の減収となりました。営業利益は、在庫受払差が大幅に悪化し販売数量も減少しましたが、ナフサや石炭等の原燃料価格下落を背景とした交易条件の改善により、798億円と前連結会計年度に比べ52億円7.0%)の増益となりました。経常利益は、円安進行に伴う為替差益を営業外収益に計上し、959億円と前連結会計年度に比べ59億円6.6%)の増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、573億円と前連結会計年度に比べ70億円13.9%)の増益となりました。

 

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

<売上高分析>                                        (単位:億円)

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

 

増減要因

 

 

 

数量差

価格差

 

石油化学事業

2,061

1,836

△225

 

△118

△107

 

クロル・アルカリ事業

4,064

3,595

△469

 

△128

△341

 

機能商品事業

2,708

2,596

△112

 

△125

13

 

エンジニアリング事業

1,381

1,570

189

 

176

13

 

その他事業

430

459

29

 

6

23

 

合計

10,644

10,056

△587

 

△189

△398

 

 

<営業利益分析>                                       (単位:億円)

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

 

増減要因

 

 

 

数量差

交易条件

固定費差他

 

石油化学事業

121

107

△14

 

△41

118

△90

 

クロル・アルカリ事業

△107

36

143

 

△44

276

△90

 

機能商品事業

523

379

△144

 

△90

117

△171

 

エンジニアリング事業

180

247

68

 

68

0

0

 

その他事業

29

29

0

 

0

0

0

 

合計

746

798

52

 

△108

511

△351

 

 

石 油 化 学 事 業

 

エチレン及びプロピレンは、四日市事業所プラントのトラブルによる生産量減少により、出荷が減少しました。キュメンは、需要回復により出荷が増加しました。また、ナフサ価格の下落により、エチレン及びプロピレンの販売価格は下落しました。海外市況下落の影響を受け、キュメンの販売価格は下落しました。

 ポリエチレン樹脂は、様々な業界で需要が低迷しており、国内輸出ともに出荷が減少しました。輸出販売価格は、EVA樹脂を中心に海外市況の悪化を背景にして下落しました。クロロプレンゴムは、需要低迷に伴い出荷が減少しましたが、輸出価格は円安進行などを背景に上昇しました。

 この結果、売上高は前連結会計年度に比べ225億円10.9%)減少1,836億円となり、営業利益は、ナフサや石炭等の原燃料価格下落に伴い交易条件が改善したものの、在庫受払差の悪化や販売数量の減少により、前連結会計年度に比べ14億円11.4%)減少107億円となりました。

 

  ク ロ ル ・ ア ル カ リ 事 業

 

苛性ソーダは、定期修繕等による生産量の減少に伴い出荷が減少しました。一方、価格是正により国内価格は上昇し、海外市況の下落により輸出価格は下落しました。塩化ビニルモノマーは、定期修繕等による生産量の減少に伴い出荷が減少しました。塩化ビニル樹脂は、国外出荷が増加しました。また、海外市況の下落を反映し塩ビ製品の海外販売価格は下落しました。

セメントは、需要低調により国内輸出ともに出荷が減少しましたが、国内販売価格は上昇しました。

ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)は、前期並みの出荷となりましたが、中国ゼロコロナ政策を背景とした需要減退により下落した海外市況が回復せず販売価格は下落しました。ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)系硬化剤は、中国における建築・土木用途等、世界的な需要低迷を背景に市況が下落し、販売価格が下落しました。

この結果、売上高は前連結会計年度に比べ469億円11.5%)減少3,595億円となりましたが、営業利益は、在庫受払差が悪化したものの、ナフサや石炭等の原燃料価格下落に伴い交易条件が改善したことにより、前連結会計年度に比べ143億円増加36億円となりました。

 

  機 能 商 品 事 業

 

エチレンアミンは、世界的な景況感悪化に伴う需要減少の影響で出荷が減少し、海外市況の下落により販売価格が下落しました。臭素は、生産能力増強に合わせ主に海外での拡販を行い出荷が増加しましたが、海外市況下落を受けて販売価格は下落しました。

計測関連商品は、米国及び中国向けで液体クロマトグラフィー用充填剤の出荷が減少しました。診断関連商品は、国内外で自動ヘモグロビン分析装置及び関連試薬の出荷が増加しましたが、国内向けで遺伝子検査試薬の出荷が減少しました。

ハイシリカゼオライトは、需要回復により自動車用途を中心に出荷が増加し、円安進行により販売価格は上昇しました。ジルコニアは、装飾用途・歯科用途で出荷が減少しましたが、円安進行及び価格是正により販売価格は上昇しました。石英ガラスは、半導体需要の減速により出荷が減少しましたが、円安進行及び価格是正により販売価格は上昇しました。電解二酸化マンガンは、欧州・アジア地域での出荷が増加し、円安進行及び価格是正により販売価格は上昇しました。

この結果、売上高は前連結会計年度に比べ112億円4.1%)減少2,596億円となり、営業利益は、為替の影響や石炭等の原燃料価格下落に伴い交易条件が改善したものの、在庫受払差の悪化、固定費の増加や石英ガラス、ジルコニア等の出荷減少により、前連結会計年度に比べ144億円27.5%)減少379億円となりました。

 

  エ ン ジ ニ ア リ ン グ 事 業

 

水処理エンジニアリング事業は、電子産業分野において半導体関連など受注した大型案件の工事が概ね順調に進捗し、国内半導体工場に向けた設備保有型サービスの拡大や各種メンテナンスの増加などソリューションサービスも好調に推移したことから、売上高が増加しました。

建設子会社の売上高は増加しました。

この結果、売上高は前連結会計年度に比べ189億円13.7%)増加1,570億円となり、営業利益は前連結会計年度に比べ68億円37.6%)増加247億円となりました。

 

  そ の 他 事 業

 

運送・倉庫、検査・分析、情報処理等その他事業会社の売上高は増加しました。

この結果、売上高は前連結会計年度に比べ29億円6.8%)増加459億円となり、営業利益は前連結会計年度に比べ0億円0.8%)増加29億円となりました。

 

 

② 目標とする経営指標の達成状況等

 

 目標とする経営指標の達成状況等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

 

 ③ 生産、受注及び販売の状況

(1) 生産実績

(単位:百万円)

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

前年同期比(%)

石油化学事業

219,775

105.6

クロル・アルカリ事業

366,855

96.0

機能商品事業

235,691

110.1

エンジニアリング事業

142,157

103.0

その他事業

合計

964,480

102.3

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 原則として、生産金額は、生産総量から自家使用量を差引いた販売向け生産量に、当連結会計年度中の平均販売単価を乗じて算出しております。

 

(2) 受注実績

主として見込み生産であります。

 

(3) 販売実績

(単位:百万円)

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

前年同期比(%)

石油化学事業

183,615

89.1

クロル・アルカリ事業

359,508

88.5

機能商品事業

259,642

95.9

エンジニアリング事業

156,972

113.7

その他事業

45,901

106.8

合計

1,005,640

94.5

 

(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 

①当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況

(単位:億円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

 

営業キャッシュ・フロー

税引前当期純利益

816

937

121

減価償却費

431

445

14

法人税等

△474

△192

283

その他

△935

△21

914

△162

1,170

1,332

投資キャッシュ・フロー

△787

△599

188

フリー・キャッシュ・フロー

△950

570

1,520

財務キャッシュ・フロー

借入金

829

△31

△861

配当金

△286

△254

32

その他

△42

△27

15

502

△312

△814

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物に係る換算差額

34

37

3

 

現金及び現金同等物(期首)

1,608

1,194

△414

 

増減

△414

295

709

 

現金及び現金同等物(期末)

1,194

1,490

295

 

 

現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ295億円増加し、1,490億円となりました。

 営業活動によるキャッシュ・フローは、1,170億円の収入となりました。税金等調整前当期純利益の増加、売上債権、棚卸資産、法人税等の支払額の減少等により、前連結会計年度に比べ1,332億円収入が増加いたしました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、599億円の支出となりました。設備投資による支出の減少等により、前連結会計年度に比べ188億円支出が減少いたしました。

 この結果、フリー・キャッシュ・フローは前連結会計年度に比べ、1,520億円収入が増加し、570億円の収入となりました。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、312億円の支出となりました。短期借入金の減少等により、前連結会計年度に比べ814億円支出が増加いたしました。

 なお、当連結会計年度の設備投資の資金調達は主に自己資金及び借入金により賄っております。

 

②資金の主要な使途を含む資金需要の動向

事業から創出される営業キャッシュ・フローを主な財源とし、設備投資、M&A等の戦略投資、更には株主への還元等に資金を配分してまいります。

2024年度を最終年度とする中期経営計画においては、スペシャリティ事業を中心とした収益拡大やCO2排出削減・有効利用による脱炭素対応を推進するため3ヶ年累計で2,000億円の設備投資を計画しております。また、株主還元は安定配当を基本として、フリー・キャッシュ・フローの水準等を勘案して自己株式の取得を機動的に実施してまいります。

なお、当連結会計年度末現在における今後1年間の資本的支出の予定及びその資金の調達源等については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。

 

 

③フリー・キャッシュ・フロー

当社は、フリー・キャッシュ・フローを営業活動により獲得されたキャッシュ・フローと投資活動に支出されたキャッシュ・フローの合計として定義しております。当社はこの指標を戦略的投資又は負債返済に充当可能な資金の純額、あるいは、資金調達にあたって外部借入への依存度合を測る目的から、投資家に有用な指標と考えており、次の図のとおりフリー・キャッシュ・フローを算出しております。

 

※画像省略しています。

 

 

④財務の方針及び資金調達の状況

当社は、事業の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金と金融機関からの外部借入を活用しております。今後大型の設備投資やM&Aが発生する場合には、資金調達の多様化や資本効率の向上を踏まえ負債の活用を進めてまいりますが、タイムリーな資金調達が実行できるよう強固な財務基盤の維持に努めてまいります。

また当社は、資金需要に対する機動的な対応と金融情勢変化やコモディティ事業における原料や製品の市況変動の影響による財務の悪化に備え、一定程度の現預金の保有は必要と考えております。

2023年度末時点で当社の自己資本比率は61.6%、有利子負債は1,831億円、現金及び預金は1,498億円、ネットDEレシオは0.04、信用格付けは「A+」となっております。

 

※画像省略しています。

※有利子負債はリース債務を含んでおります。

 

 

⑤株主還元の方針

株主還元の方針については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご参照ください。

 

※画像省略しています。

 

※配当性向は連結財務諸表を元に算出しているため、「第1 企業の概況 1 主要な経営指標等の推移 (2)提出会社の経営指標等」に記載されている配当性向とは異なります。

 

(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 

 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 4 会計方針に関する事項」に記載しております。

 「第2 事業の状況  3 事業等のリスク」に記載している在庫評価の影響、固定資産の減損、有価証券の評価、繰延税金資産の取崩し、退職給付関係、工事契約に係る一定期間にわたり収益を認識する取引の収益計上に関して、過去の実績や状況に応じて合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。