売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E00771 Japan GAAP

売上高

945.6億 円

前期

1,042.1億 円

前期比

90.7%

時価総額

2,967.3億 円

株価

2,220 (01/09)

発行済株式数

133,660,085

EPS(実績)

57.23 円

PER(実績)

38.79 倍

平均給与

719.8万 円

前期

723.2万 円

前期比

99.5%

平均年齢(勤続年数)

43.0歳(18.2年)

従業員数

664人(連結:1,019人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」
社名変更

3【事業の内容】

 当社の企業集団は、2025年3月31日現在、当社、連結子会社14社、非連結子会社1社および関連会社2社で構成されております。当社グループが営んでいる主な事業内容と、グループを構成する各会社の位置づけ、および報告セグメントとの関連は、次のとおりであります。

 

基礎化学品

 主な製品として、かせいソーダ、塩酸、液化塩素、塩素ガス、次亜塩素酸ソーダ、亜塩素酸ソーダ、塩素酸ソーダ、かせいカリ、水素ガス、エピクロルヒドリン、アリルクロライド等の製造・販売を行っております。

 当社が製造・販売するほか、連結子会社であるダイソーケミカル株式会社を通じて販売を行っております。

 

機能化学品

 主な製品として、アリルエーテル類、エピクロルヒドリンゴム、ダップ樹脂、省エネタイヤ用改質剤、電極、レンズ材料等の製造・販売を行っております。

 当社が製造・販売するほか、製品の一部をダイソーケミカル株式会社を通じて販売を行っております。連結子会社であるダイソーエンジニアリング株式会社は、電極の製造・販売を行っております。また、連結子会社であるDestinHaus Capital Fund 1 LPは、主に北米でのスペシャリティケミカル事業への投資を行っており、連結子会社であるElite Advanced Polymers Inc.はゴム製品の製造・販売を行っております。

 

ヘルスケア

 主な製品として、医薬品精製材料、医薬品原薬・中間体、光学活性体等の製造・販売を行っております。

 当社が製造・販売するほか、製品の一部をダイソーケミカル株式会社を通じて販売しております。連結子会社であるサンヨーファイン株式会社は、医薬品原薬・中間体の製造・販売、連結子会社であるサンヨーファイン医理化テクノロジー株式会社は、カラム・装置等分析機器の製造を行っております。連結子会社である三耀精細化工品銷售(北京)有限公司は、カラム・装置等分析機器の販売、連結子会社であるDAISO Fine Chem USA,Inc.は、医薬品精製材料の製造・販売、連結子会社であるDAISO Fine Chem GmbHは、医薬品精製材料等の販売を行っております。

 

商社部門ほか

 ダイソーケミカル株式会社は塗料原料、接着剤原料、感光性樹脂、カラーレジストの購入・販売、ダップ加工材、住宅関連製品等の購入・販売を行っております。連結子会社である大曹化工貿易(上海)有限公司とDAISO CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.は電子材料等の購入・販売を行っております。連結子会社であるDSロジスティクス株式会社は当社製品の物流を取り扱っており、連結子会社である株式会社ジェイ・エム・アールは、資源リサイクル事業を行っております。

 

 

 

 

 事業の系統図は次のとおりであります。

 

※画像省略しています。

 

25/06/26

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

1)財政状態及び経営成績の状況

 当社グループは、2023年11月に公表した新中期経営計画「Shape the Future-2025」(2023~2025年度)で掲げた「既存事業の継続的基盤強化」、「新製品創出力の強化」、「サステナビリティ経営の推進」の3つの基本方針に沿った具体的な施策を着実に実行してまいりました。

 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、964億3千4百万円と前期比2.0%の増加となりました。利益面におきましても、営業利益は132億4千6百万円と前期比26.2%の増加、経常利益は141億5千4百万円と前期比17.9%の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は103億3千2百万円と前期比35.0%の増加となりました。

 

 当連結会計年度末における当社グループの財政状態は次のとおりであります。

 総資産は、前連結会計年度末に比べて、2.3%増加し1,539億3千5百万円となりました。

 流動資産は、前連結会計年度末に比べて、0.5%増加し929億1千6百万円となりました。これは、主として現金及び預金が19億5百万円増加、有価証券が29億7千6百万円増加、受取手形、売掛金及び契約資産が43億2千5百万円減少したことによります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べて、5.0%増加し610億1千8百万円となりました。これは、主として有形固定資産が13億6千2百万円、無形固定資産が7億4千9百万円増加したことによります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べて、6.0%減少し383億3千9百万円となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べて、4.5%減少し313億8千5百万円となりました。これは、主として支払手形及び買掛金が19億9千1百万円減少、未払法人税等が17億5千2百万円増加したことによります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べて、12.2%減少し69億5千3百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が7億9千2百万円減少したことによります。

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、5.3%増加し1,155億9千6百万円となりました。これは、主として利益剰余金が80億4千8百万円増加、その他有価証券評価差額金が8億4千万円減少したことによります。

 

2)キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて、48億8千1百万円増加し433億1千4百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、170億4千9百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が146億4千6百万円、売上債権及び契約資産の増減額が46億5千7百万円となったことによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、81億3千5百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が67億3千7百万円となったことによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、42億2千1百万円の支出となりました。これは主に、自己株式の取得による支出が18億2百万円、配当金の支払額が22億5千5百万円となったことによります。

 

 

 

3)生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

生産高(百万円)

前年同期比(%)

基礎化学品

44,347

24.7%

機能化学品

24,022

10.6%

ヘルスケア

13,452

17.9%

合計

81,823

18.1%

(注)1 金額は、平均販売価格により算出したものであります。

2 上記には自家使用分が含まれております。

 

② 製品仕入実績

 当連結会計年度における製品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

仕入高(百万円)

前年同期比(%)

基礎化学品

9,130

△42.7%

機能化学品

3,005

△14.7%

ヘルスケア

18

△56.6%

商社部門ほか

9,670

△19.0%

合計

21,825

△30.6%

(注) 金額は、仕入価格により算出したものであります。

 

③ 受注実績

 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

商社部門ほか

16

△96.7%

△100.0%

 

④ 販売実績

 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(百万円)

前年同期比(%)

基礎化学品

37,636

3.8%

機能化学品

29,097

△0.1%

ヘルスケア

13,684

15.3%

商社部門ほか

16,015

△7.3%

合計

96,434

2.0%

(注)1 販売実績は、外部顧客に対する売上高を表示しております。

2 セグメント間取引については、相殺消去しております。

3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、いずれも10%未満であるため記載を省略しております。

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しています。

 

2)当連結会計年度の経営成績などの状況に関する認識及び分析・検討内容

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に加え、個人消費や設備投資の持ち直しの動きなど緩やかな回復が続きました。一方で、原燃料価格高騰や物価上昇に加え、ウクライナ情勢の長期化、中東地域をめぐる情勢、欧米における高い金利水準の継続や中国における不動産市場の停滞に伴う影響など、依然として厳しい状況で推移いたしました。
 当連結会計年度における当社グループの経営成績は下記のとおりであります。

 当連結会計年度の売上高は、964億3千4百万円と前期比2.0%の増加となりました。利益面におきましても、営業利益は132億4千6百万円と前期比26.2%の増加、経常利益は141億5千4百万円と前期比17.9%の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は103億3千2百万円と前期比35.0%の増加となりました。

 

 

 セグメント別の概況は、以下のとおりであります。

 

(基礎化学品)

 クロール・アルカリは、水島工場の製造設備不具合による供給問題が解消したため販売数量は増加しましたが、市況軟化に伴う販売単価調整の影響もあり、売上高は減少しました。

 エピクロルヒドリンは、海外市況軟化による影響を受けましたが、製造設備不具合による供給問題が解消し海外向け販売数量が増加したため、売上高は増加しました。
 以上の結果、基礎化学品の売上高は376億3千6百万円と前期比3.8%の増加となりました。

 

(機能化学品)

 合成ゴム関連では、エピクロルヒドリンゴムの販売が欧州およびアジアでの自動車生産台数減少の影響を受けたことに加え、アクリルゴムのデボトル増強工事の影響もあり、売上高は減少しました。

 ダップ樹脂は、海外向けUVインキ用途で需要が堅調に推移したため、売上高は増加しました。

 アリルエーテル類は、中国で塗料用途を中心としたシランカップリング剤向けの需要が堅調に推移したため、売上高は増加しました。

 以上の結果、機能化学品の売上高は290億9千7百万円と前期比0.1%の減少となりました。

 

(ヘルスケア)

 医薬品精製材料は、欧米並びにアジア向けの糖尿病治療薬用途等の需要が順調に拡大し、売上高は増加しました。医薬品原薬・中間体は、不眠症治療薬中間体および筋疾患治療薬原薬の販売が拡大しましたが、核酸医薬原薬や抗結核薬中間体の販売が減少したため、売上高は減少しました。

 以上の結果、ヘルスケアの売上高は136億8千4百万円と前期比15.3%の増加となりました。

 

(商社部門ほか)

 ガラス繊維は電子材料および自動車向け商材を中心に需要が回復しましたが、生活関連商品の販売が減少したため、商社部門ほかの売上高は160億1千5百万円と前期比7.3%の減少となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの分析

 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。運転資金は自己資金、短期借入金により賄っております。

 また、当社において子会社の資金を一元管理し、資金効率の向上を図っております。