E01315 Japan GAAP
前期
479.0億 円
前期比
96.3%
株価
1,003 (01/30)
発行済株式数
38,831,900
EPS(実績)
106.30 円
PER(実績)
9.44 倍
前期
590.4万 円
前期比
102.3%
平均年齢(勤続年数)
38.7歳(17.0年)
従業員数
512人(連結:680人)
当社グループは、当社及び子会社3社、持分法適用会社1社で構成され、その事業の内容及び位置づけ並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。
当社グループが営んでいる主な事業は、ステンレス関連事業であるステンレス管、ステンレス条鋼、ステンレス加工品、鋼管の製造販売であり、併せて、パイプ加工の省力化用としてパイプ切断機等の機械の製造販売であります。当社グループのセグメントは、製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、個々の連結会社を集約した「日本」と「インドネシア」の2つを報告セグメントとしております。
(日本)
ステンレス関連事業に区分される、ステンレス管、条鋼、鋼管及びその加工品・関連製品の製造販売は当社において行うほか、その一部製品の加工をモリ金属㈱、関東モリ工業㈱において行っております。
(インドネシア)
海外のインドネシアにおいては、連結子会社であるPT. MORY INDUSTRIES INDONESIAがステンレス管の製造から販売まで行い、事業活動を展開しております。
持分法適用会社のAuto Metal Company Limitedはタイに所在し、主に同国内とその周辺地域を市場として二輪車及び自動車業界向けステンレス管の製造販売を行っており、当社はその発行済株式総数の40%を保有し、技術支援を行っております。
事業の系統図は次のとおりであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、エネルギー価格や食品価格の値上がりを中心とした物価高に見舞われ、個人消費は低迷しておりましたが、政府による定額減税の実施や企業による雇用や所得環境の改善が進み、個人消費は下げ止まりつつあります。外需におきましても、依然としてインバウンド需要が増加基調にあり、景気は緩やかに持ち直してきております。
海外におきましては、紛争中のウクライナ情勢や中東情勢は長期化する中、米国のトランプ大統領が世界各国に対して追加関税の実施に向けて動き出し、各国は報復関税での対抗措置や協議による追加関税の回避を模索するなどその対応に苦慮しており、世界的な景気後退のリスクが強まっております。
当社グループが所属しておりますステンレス業界では、国内需要が低迷する中、運送費や人件費といった諸費用が上昇しており、販売価格への転嫁を進めてまいりました。しかしながら、足元ではニッケル市況の下落及び安価な輸入材の影響を受け、製品価格は値下がり傾向となっております。また製品の先安観による買い控え等の動きもあり、本格的な荷動きの回復までには至っておりません。
このような状況下におきまして、当社グループの当連結会計年度における売上高は461億41百万円(前年同期比3.7%減)となりました。前年に比べ販売単価の下落により、売上高は減少しております。また収益面におきましては、運送費を筆頭とする経費の増加により、営業利益は53億96百万円(前年同期比8.5%減)となりました。受取配当金の減少や為替差損の発生により、経常利益は57億22百万円(前年同期比10.5%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、41億28百万円(前年同期比8.7%減)となりました。
各セグメントの状況は次のとおりです。
(日本)
日本事業の売上高は440億42百万円(前年同期比3.3%減)、セグメント営業利益は53億39百万円(前年同期比6.8%減)となりました。製品部門別の売上高は以下のとおりです。
ステンレス管部門は、自動車用と配管用は前年同期と比べて製品価格が下落したため、売上高は255億57百万円(前年同期比1.5%減)となりました。
ステンレス条鋼部門は、前年同期と比べて、販売数量が減少したことにより、売上高は111億22百万円(前年同期比3.0%減)となりました。
ステンレス加工品部門は、給湯器用フレキ管の販売が回復しましたが、売上高はほぼ横ばいの10億4百万円(前年同期比1.9%減)となりました。
鋼管部門は、前年同期と比べ建設仮設材用の需要が低迷し、販売数量が大幅に減少したため、売上高は56億77百万円(前年同期比12.0%減)となりました。
機械部門は、前年同期に比べ取引先の設備投資意欲が回復傾向にあり、売上高は6億80百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
(インドネシア)
インドネシア事業は、二輪完成車の販売市況は好調に推移しましたが、二輪用は客先の一部が内製化を開始したため、販売数量が減少しました。四輪完成車の販売市況はローン審査の厳格化等により低迷し、四輪用の販売数量も減少し、売上高は20億99百万円(前年同期比11.5%減)となりました。生産高の減少等により、セグメント営業利益は56百万円(前年同期比66.1%減)となりました。
当社グループの当連結会計年度末の総資産は698億42百万円となり、前連結会計年度末に比べて4億62百万円減少いたしました。総資産の増減の主なものは、現金及び預金の減少23億86百万円、受取手形及び売掛金の減少6億47百万円、投資有価証券の増加21億78百万円などであります。負債の部は142億69百万円となり、前連結会計年度末に比べて14億29百万円減少いたしました。負債の増減の主なものは、電子記録債務の減少5億78百万円、未払法人税等の減少2億16百万円、繰延税金負債の減少1億50百万円などであります。
当連結会計年度末の純資産は555億72百万円となり、前連結会計年度末に比べて9億67百万円増加いたしました。これは、利益剰余金が23億42百万円増加いたしましたが、自己株式が7億99百万円増加したことなどによるものであります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて1.9ポイント上昇し、79.5%となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動により40億58百万円の収入となり、投資活動により38億43百万円の支出となり、財務活動により26億17百万円の支出となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の残高は、期首に比べて24億28百万円減少し159億33百万円(前年同期比13.2%減)となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が57億85百万円となり、売上債権の減少9億25百万円、仕入債務の減少4億91百万円、法人税等の支払額18億38百万円などにより、営業活動全体では40億58百万円の収入(前年同期は66億38百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出10億65百万円、投資有価証券の取得による支出28億6百万円などにより、投資活動全体で38億43百万円の支出(前年同期は10億9百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額17億81百万円などにより、財務活動全体では26億17百万円の支出(前年同期は16億43百万円の支出)となりました。
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注) 上記金額は販売価額で示しており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注) 受注残高には、継続的な取引先からの受注内示は含めておりません。
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注) 1.上記金額はセグメント間の取引については相殺消去しております。
2.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
当社グループの当連結会計年度における経営成績は、売上高は461億41百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は53億96百万円(前年同期比8.5%減)、経常利益は57億22百万円(前年同期比10.5%減)となりました。