売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E01518 Japan GAAP

売上高

136.0億 円

前期

125.9億 円

前期比

108.0%

時価総額

115.0億 円

株価

1,801 (07/12)

発行済株式数

6,385,972

EPS(実績)

39.30 円

PER(実績)

45.82 倍

平均給与

545.4万 円

前期

528.6万 円

前期比

103.2%

平均年齢(勤続年数)

41.8歳(16.3年)

従業員数

253人(連結:511人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社3社(関東航空計器㈱、㈱イッセイ、㈱イシメックス)及びその他の関係会社レンゴー㈱の計5社で構成され、段ボール製函印刷機械等の「紙工機械」、機雷、航空機用電子機器等の「防衛機器」、他社から各種機械の生産を受託する「受託生産」の製造販売を主な事業内容としております。
 

当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
 

(紙工機械)

当社がレンゴー㈱などへ製造販売するほか、㈱イッセイは紙工機械の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは紙工機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。
 

(防衛機器)

当社及び関東航空計器㈱が製造販売するほか、㈱イッセイは防衛機器の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは防衛機器に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。
 

(受託生産)

当社が生産を受託するほか、㈱イッセイは各種機械の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは各種機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。
 

(その他)

当社及び関東航空計器㈱が製造販売するほか、㈱イッセイは各種機械の機械加工部品の製造の一部を主に行っております。㈱イシメックスは各種機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。

 

以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

※画像省略しています。

 

24/06/26

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 経営成績の状況

当社グループの当連結会計年度における受注高は228億23百万円(前連結会計年度比61.7%増)となり、売上高は135億98百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。

損益面におきましては、売上高の増加に伴い、営業利益は2億53百万円(前連結会計年度比22.4%増)となりました。経常利益につきましては、2億53百万円(前連結会計年度比16.7%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、2億51百万円(前連結会計年度比50.8%増)となりました。

 

② 財政状態の状況

a. 資産

流動資産は前連結会計年度末に比べ11億73百万円(10.4%)増加し、124億47百万円となりました。これは主に売掛金が2億5百万円減少したものの、契約資産が12億59百万円、仕掛品が2億54百万円それぞれ増加したことによります。
 固定資産は前連結会計年度末に比べ5億93百万円(15.8%)増加し、43億51百万円となりました。これは主に固定資産の取得により、有形固定資産が1億12百万円、無形固定資産が76百万円、投資有価証券の時価上昇により、投資その他の資産が4億4百万円それぞれ増加したことによります。
 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ17億66百万円(11.7%)増加し、167億99百万円となりました。

b. 負債

流動負債は前連結会計年度末に比べ14億80百万円(16.8%)増加し、103億3百万円となりました。これは主に契約負債が17億43百万円減少したものの、短期借入金が23億70百万円、支払手形及び買掛金が6億21百万円それぞれ増加したことによります。
 固定負債は前連結会計年度末に比べ2億51百万円(13.6%)減少し、15億92百万円となりました。これは主に長期借入金が2億40百万円減少したことによります。
 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ12億28百万円(11.5%)増加し、118億95百万円となりました。

c. 純資産

純資産合計は前連結会計年度末に比べ5億37百万円(12.3%)増加し、49億3百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益2億51百万円を計上したこと等により、利益剰余金が増加したことによります。

 

③ キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ1億73百万円減少(前連結会計年度は2億6百万円増加)し、9億54百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
 

a. 営業活動によるキャッシュ・フロー

 当連結会計年度における営業活動による資金の減少は18億95百万円(前連結会計年度は12億85百万円の増加)となりました。これは主に契約資産の増加額12億59百万円、契約負債の減少額17億43百万円により資金の減少となったことによります。

b. 投資活動によるキャッシュ・フロー

 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は3億70百万円(前連結会計年度は1億58百万円の減少)となりました。これは主に固定資産取得による支出3億74百万円により資金の減少があったことによります。

c. 財務活動によるキャッシュ・フロー

 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は20億93百万円(前連結会計年度は9億20百万円の減少)となりました。これは主に短期借入金の純増加額23億70百万円によります。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

当連結会計年度における生産、受注及び販売の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

 a. 生産実績

セグメントの名称

金額(千円)

前期比増減(%)

紙工機械

3,399,415

23.9

防衛機器

8,001,428

6.1

受託生産

1,530,997

△16.7

その他

666,305

42.5

合計

13,598,145

8.0

 

(注)  金額は販売価格で表示しております。
なお、セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

 b. 受注実績

セグメントの名称

受注高(千円)

前期比増減(%)

受注残高(千円)

前期比増減(%)

紙工機械

3,128,782

△18.7

1,918,791

△12.4

防衛機器

17,278,503

120.5

21,347,711

76.8

受託生産

1,666,399

△9.5

414,970

48.2

その他

750,250

27.9

349,550

31.6

合計

22,823,934

61.7

24,031,022

62.3

 

 

 c. 販売実績

セグメントの名称

金額(千円)

前期比増減(%)

紙工機械

3,399,415

23.9

防衛機器

8,001,428

6.1

受託生産

1,530,997

△16.7

その他

666,305

42.5

合計

13,598,145

8.0

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

防衛省

5,226,963

41.5

5,696,607

41.9

 

 

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

当連結会計年度における当社グループは、当社グループでは、さらなる安定的な収益確保のため、従業員の技術の研鑽と継承を徹底し、作業効率化や無駄なコストの削減により原価低減を図るとともに、製品の信頼を高めることにより販売拡大を目指してまいります。
 
 当社グループのセグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中のセグメント利益は営業利益ベースによる数値であります。セグメント情報の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。
 

紙工機械
 受注高は31億28百万円(前連結会計年度比18.7%減)、売上高は33億99百万円(前連結会計年度比23.9%増)となりました。また、セグメント損失は1億42百万円(前連結会計年度はセグメント損失1億39百万円)となりました。

防衛機器
  受注高は172億78百万円(前連結会計年度比120.5%増)、売上高は80億1百万円(前連結会計年度比6.1%増)、セグメント利益は7億89百万円(前連結会計年度比8.2%増)となりました。

受託生産
 受注高は16億66百万円(前連結会計年度比9.5%減)、売上高は15億30百万円(前連結会計年度比16.7%減)、セグメント利益は1億9百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。

その他
 受注高は7億50百万円(前連結会計年度比27.9%増)、売上高は6億66百万円(前連結会計年度比42.5%増)、セグメント利益は1億13百万円(前連結会計年度比78.9%増)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループの資金需要は、主に材料の購入代金、人件費・諸経費等の運転資金のほか、設備の維持・更新等にかかる費用であります。当社グループでは、これらの資金を主に金融機関からの借入により調達しております。借入に際しては、効率的な調達を行うよう努めております。
 当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は62億64百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は9億54百万円となっております。
 キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループは、連結財務諸表の作成にあたって、経営成績等に影響を与える会計上の見積りを行っております。会計上の見積りは過去の実績値や最新の状況を踏まえて合理的と判断された前提に基づいており、経営者による検討を継続的に行っておりますが、将来に関する不確実性を伴うため実際の結果とは異なる場合があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1  連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。