E02419 Japan GAAP
前期
1,991.0億 円
前期比
96.3%
株価
2,573 (01/09)
発行済株式数
260,000,000
EPS(実績)
207.66 円
PER(実績)
12.39 倍
前期
951.2万 円
前期比
105.8%
平均年齢(勤続年数)
44.7歳(19.0年)
従業員数
751人(連結:886人)
(1) 当社の企業集団は株式会社SANKYO(当社)及び子会社5社(当連結会計年度末現在)並びに関連会社1社で構成されております。
当社グループが営んでいる事業内容、主な関係会社の当該事業に係わる位置付けは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
(2) 事業の主たる系統図は次のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
当連結会計年度におけるパチンコ・パチスロ業界は、スマパチを対象としたゲーム性の拡充を契機に、スマパチの普及に進展が見られ、複数のヒット機種が登場するなど明るい兆しがあるものの、パチンコ市場の稼働状況は依然としてやや低調に推移しております。一方、スマスロは順調に普及が進み、パチスロ市場の稼働は堅調に推移するものの、前年度の大型人気機種の反動や、スマスロの普及率が高まったことによる入替需要の一服感などから、総販売台数は前年度を下回る結果となりました。
このような状況の中、当社グループでは、パチンコ機関連事業におきましては、ゲーム性が拡充されたスマパチを積極展開することで需要を喚起し、主力タイトルのシリーズ機を中心に販売台数を積み重ね、3年連続のトップシェアを獲得することができました。また、パチスロ機関連事業におきましては、2022年11月にスマスロ第一弾を発売以来、継続して高稼働機種を創出し、パチスロ市場における当社グループの存在感が増す中、その勢いを維持し、新規タイトルの好調な販売と増産ニーズへの対応により、販売台数を大幅に伸ばしました。その結果、当社として初めてトップシェアを獲得し、パチンコ・パチスロ両市場における年間トップシェア獲得という業界初の快挙を達成することができました。
以上の結果、売上高1,918億円(前期比3.7%減)、営業利益736億円(同1.5%増)、経常利益745億円(同1.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益539億円(同0.4%増)となりました。
目標とする経営指標である売上高営業利益率は、高い販売シェアを維持しているパチンコ機関連事業に加え、パチスロ機関連事業の販売台数の大幅な増加や売上高の伸長などにより、38.4%となり、引き続き高水準を維持しております。また、当連結会計年度の自己資本当期純利益率(ROE)は、20.2%となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(パチンコ機関連事業)
パチンコ機関連事業につきましては、新規8タイトル(リユース機等を除く)を発売いたしました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーからくりサーカス2」(2024年11月)、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア4」(2025年1月)、Bistyブランドの「宇宙戦艦ヤマト2202 超波動」(2024年10月)、「ゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト G」(2024年12月)であります。
以上の結果、売上高1,077億円(前期比26.7%減)、営業利益438億円(同28.4%減)、販売台数224千台となりました。
(パチスロ機関連事業)
パチスロ機関連事業につきましては、新規6タイトルを発売いたしました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「Lパチスロ 戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌」(2024年7月)、「Lパチスロ かぐや様は告らせたい」(2024年9月)、Bistyブランドの「Lパチスロ シン・エヴァンゲリオン」(2025年1月)でありますが、2023年7月の発売以降、高稼働を続けている「パチスロ からくりサーカス」をはじめ、複数タイトルの増産も行っております。
以上の結果、売上高634億円(前期比97.4%増)、営業利益356億円(同133.4%増)、販売台数131千台となりました。
(補給機器関連事業)
補給機器関連事業につきましては、売上高201億円(前期比3.4%増)、営業利益14億円(同7.5%減)となりました。
(その他)
その他につきましては、売上高4億円(前期比13.5%増)、営業利益1億円(同13.9%増)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
② 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
③ 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
当連結会計年度末の総資産は3,367億円であり、前連結会計年度末と比べ445億円増加しました。これは主に、有価証券が150億円減少となりましたが、現金及び預金が496億円、有償支給未収入金が49億円、商品及び製品が29億円、原材料及び貯蔵品が13億円それぞれ増加したことによるものであります。
負債は517億円であり、前連結会計年度末と比べ111億円増加しました。これは主に未払法人税等が64億円、支払手形及び買掛金が51億円それぞれ増加したことによるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比べ334億円増加しました。これは主に、配当金の支払い198億円を計上した一方、親会社株主に帰属する当期純利益を539億円計上したことによるものであります。この結果、純資産は2,850億円となり、自己資本比率は1.3ポイント減少し、84.2%となりました。
セグメント別の資産は次のとおりであります。
パチンコ機関連事業の資産は1,863億円となり、前連結会計年度末と比べ203億円増加しました。
パチスロ機関連事業の資産は625億円となり、前連結会計年度末と比べ380億円増加しました。
補給機器関連事業の資産は84億円となり、前連結会計年度末と比べ3億円増加しました。
これら当社主力事業セグメントは製品及びサービスを販売する市場・顧客が共通しており、当連結会計年度においてはパチンコ機関連事業が前期比26.7%減収、パチスロ機関連事業が前期比97.4%増収、補給機器関連事業が前期比3.4%増収となったことを受けて上記のような資産の変動となっております。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末と比べ346億円増加し2,400億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ104億円増加し580億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益750億円、仕入債務の増加額51億円、減価償却費28億円であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額159億円、有償支給未収入金の増加額49億円、棚卸資産の増加額37億円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ186億円減少し35億円の資金の支出となりました。収入の主な内訳は、投資有価証券の売却による収入8億円であり、支出の主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出42億円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ900億円増加し198億円の資金の支出となりました。これは主に、配当金の支払額198億円によるものであります。
当社グループの運転資金の主な内容は、材料仕入、支払販売手数料、研究開発費等の製造費、販売費及び一般管理費等営業費用であります。主な設備投資の計画については、第3「設備の状況」3「設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。
当社グループの運転資金及び設備投資資金については、原則として内部資金により調達することとしております。また、当社グループは健全な財務状態、活発な営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力によって、将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能であると考えております。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。