売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E02419 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

(経営成績)

パチンコ市場におきましては、新たなゲーム性である「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機種の導入を契機に、スマートパチンコ機の普及が進展するとともに、好調な稼働を見せる機種が登場しており、市場の活性化に向け明るい兆しが見え始めております。一方、パチスロ市場におきましては、パチスロの新たなジャンルとして登場した「ボーナストリガー」機が複数導入され、パチスロの機種バラエティの充実が進むことで、堅調な市場を一層強固なものとすることが期待されております。

このような状況の中、当社グループでは、パチンコ機関連事業におきましては、人気アニメ作品「東京喰種」や「ブルーロック」などと新規タイアップした商品を積極的に投入いたしました。これら機種の中でも、4月に投入した「e 東京喰種」は、市場全体の稼働を牽引するヒット機種となっており、複数回にわたり増産対応を行っております。加えて、「ラッキートリガー3.0プラス」を搭載した「eフィーバー炎炎ノ消防隊2」を業界第一弾で投入するなど、充実したラインナップにより、順調に販売台数を積み上げることができました。一方、パチスロ機関連事業におきましては、当社として初の「ボーナストリガー」機となる「LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~」を含む新規2タイトルの販売に加え、前期以前に販売し、好調な稼働を維持する2タイトルの増産対応も行いました。

以上の結果、売上高1,004億円前年同期比10.7%増)、営業利益390億円同7.6%増)、経常利益399億円同8.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益287億円同9.7%増)となりました。

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

①パチンコ機関連事業

パチンコ機関連事業につきましては、売上高748億円前年同期比97.1%増)、営業利益353億円同122.9%増)、販売台数160千台(前年同期は83千台)となりました。

主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「eフィーバー炎炎ノ消防隊2」(2025年7月)、「eフィーバーブルーロック」(2025年9月)、Bistyブランドの「e 東京喰種」(2025年4月)であります。

 

②パチスロ機関連事業

パチスロ機関連事業につきましては、売上高173億円前年同期比55.8%減)、営業利益67億円同71.0%減)、販売台数40千台(前年同期は80千台)となりました。

新規販売タイトルは、Bistyブランドの「Lパチスロ 機動戦士ガンダムSEED」(2025年5月)、「LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~」(2025年7月)の2タイトルでありますが、長期稼働中であるSANKYOブランドの「パチスロ からくりサーカス」、「Lパチスロ かぐや様は告らせたい」の増産を行いました。

③補給機器関連事業

補給機器関連事業につきましては、売上高80億円前年同期比39.6%減)、営業利益6億円同42.4%減)となりました。

④その他

その他につきましては、売上高1億円前年同期比26.0%減)、営業利益83百万円同0.9%減)となりました。

 

(財政状態)

当中間連結会計期間末の総資産は2,986億円であり、前連結会計年度末と比べ380億円減少しました。これは主に、賃借物件であった「SANKYO本社ビル」を取得したことにより有形固定資産が136億円増加したほか、受取手形、売掛金及び契約資産が103億円増加しましたが、現金及び預金が548億円、有償支給未収入金(流動資産「その他」に含む)が39億円、商品及び製品が31億円それぞれ減少したことによるものであります。

負債は426億円であり、前連結会計年度末と比べ90億円減少しました。これは主に、未払法人税等が48億円、支払手形及び買掛金が36億円、有償支給取引に係る負債(流動負債「その他」に含む)が7億円それぞれ減少したことによるものであります。

純資産は前連結会計年度末と比べ289億円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益287億円を計上した一方、自己株式の取得452億円、配当金の支払い132億円を計上したことによるものであります。この結果、純資産は2,560億円となり、自己資本比率は1.0ポイント増加し、85.2%となりました。

  

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ548億円減少し、1,851億円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、前中間連結会計期間に比べ57億円減少し、178億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前中間純利益399億円、有償支給未収入金の減少額(営業活動によるキャッシュ・フロー「その他」に含む)39億円、棚卸資産の減少額36億円であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額159億円、売上債権の増加額98億円、仕入債務の減少額36億円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、前中間連結会計期間に比べ121億円減少し、143億円の資金の支出となりました。支出の主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出148億円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、前中間連結会計期間に比べ473億円減少し、584億円の資金の支出となりました。支出の主な内訳は、自己株式の取得による支出452億円、配当金の支払額132億円によるものであります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は102億円であります。

なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

当中間連結会計期間において、従来賃借設備であった「SANKYO本社ビル」(東京都渋谷区)を購入いたしました。

なお、詳細は、「第2 事業の状況 3 重要な契約等」をご参照ください。