E01710 Japan GAAP
前期
236.2億 円
前期比
110.6%
株価
761 (01/30)
発行済株式数
35,638,066
EPS(実績)
47.50 円
PER(実績)
16.02 倍
前期
593.6万 円
前期比
108.7%
平均年齢(勤続年数)
41.8歳(13.9年)
従業員数
461人(連結:800人)
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(YUSHIN株式会社)、子会社15社で構成され、プラスチック射出成形品の取出ロボット及びその関連機器の開発、製造、販売を主たる業務としております。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。
(日本)射出成形品取出ロボット及び省力化システムを含めた周辺機器の開発、製造、販売及びアフターサービス
(米国)射出成形品取出ロボット及び省力化システムを含めた周辺機器の製造、販売及びアフターサービス
(アジア)射出成形品取出ロボット及び省力化システムを含めた周辺機器の製造、販売及びアフターサービス
(欧州)射出成形品取出ロボット及び省力化システムを含めた周辺機器の開発、製造、販売及びアフターサービス
なお、上記の4地域は「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントと同一であります。
以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
※画像省略しています。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の世界の経済情勢は、欧米における高い金利水準の継続や地政学リスクの長期化による材料高騰、不動産不況の継続による中国経済の停滞等依然先行き不透明な状況が続きました。日本経済においてもインバウンド需要の拡大等、景気の緩やかな回復や設備投資の持ち直しの動き等がみられるものの、急激な為替変動による原材料価格の影響等厳しい状況で推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、引き続き世界規模での新規顧客の開拓及びメディカル関連を含めた特注機の拡販に取り組み、前々連結会計年度、前連結会計年度に受注した高水準の受注残について、順調に出荷・検収が進み、特注機の売上を伸ばしてまいりました。その結果、連結売上高は前期比10.6%増の26,126,713千円となりました。利益面につきましては、営業利益は積極的な人財投資に伴う人件費の増加等もありましたが、連結売上高の増加の影響により、前期比6.1%増の2,586,655千円となりました。経常利益は為替差損の発生により前期比2.0%減の2,535,093千円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比0.0%増の1,692,927千円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(日本)
売上高は前期比15.8%増の17,000,331千円となり、営業利益は前期比39.2%増の2,165,433千円となりました。
(米国)
売上高は前期比14.0%減の4,008,220千円となりましたが、営業損失は117,380千円(前年同期は営業利益542,131千円)となりました。
(アジア)
売上高は前期比16.6%増の5,401,866千円となり、営業利益は前期比38.1%増の386,944千円となりました。
(欧州)
売上高は前期比17.2%増の5,574,334千円となり、営業利益は前期比69.7%減の73,402千円となりました。
総資産は前連結会計年度末より1,775,476千円減少し41,045,904千円となりました。このうち流動資産は、受取手形及び売掛金が803,139千円増加しましたが、現金及び預金が1,716,405千円及び仕掛品が797,942千円減少したことなどにより、前連結会計年度末より1,783,073千円減少の26,420,335千円となりました。固定資産は、前連結会計年度末より7,596千円増加し14,625,569千円となりました。
負債合計は前連結会計年度末より2,855,452千円減少し5,546,994千円となりました。このうち流動負債は、前受金が2,279,577千円減少したことなどにより、前連結会計年度末より2,838,443千円減少し4,881,080千円となりました。固定負債は、前連結会計年度末より17,008千円減少し665,914千円となりました。
純資産は、当連結会計年度の利益計上等により利益剰余金が、1,012,231千円が増加したことなどにより、前連結会計年度末より1,079,975千円増加し35,498,910千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが377,686千円の支出超過、投資活動によるキャッシュ・フローが129,642千円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローが720,505千円の支出超過となり、現金及び現金同等物に係る換算差額が10,997千円となったことにより、前連結会計年度末に比べ1,216,837千円減少して当連結会計年度末には6,828,892千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益が2,529,417千円、前受金の減少額2,329,785千円、仕入債務の減少額604,373千円などにより、営業活動によるキャッシュ・フローは、377,686千円の支出超過(前期は119,091千円の収入超過)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出608,257千円などにより、投資活動によるキャッシュ・フローは129,642千円の支出超過(前期は2,519,060千円の支出超過)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額681,382千円などにより、財務活動によるキャッシュ・フローは720,505千円の支出超過(前期は1,070,235千円の支出超過)となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
日本(千円) |
11,328,726 |
105.1 |
|
米国(千円) |
3,805,762 |
79.2 |
|
アジア(千円) |
5,138,259 |
115.0 |
|
欧州(千円) |
5,154,210 |
92.8 |
|
合計(千円) |
25,426,957 |
99.3 |
(注)金額は販売価格によっておりセグメント間の取引については相殺消去しております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高(千円) |
前年同期比(%) |
受注残高(千円) |
前年同期比(%) |
|
日本 |
11,621,257 |
113.5 |
2,889,275 |
99.8 |
|
米国 |
3,939,923 |
88.2 |
481,489 |
93.1 |
|
アジア |
5,280,268 |
135.5 |
845,310 |
138.8 |
|
欧州 |
2,065,780 |
54.5 |
1,325,551 |
28.0 |
|
合計 |
22,907,230 |
102.3 |
5,541,627 |
63.3 |
(注)金額は販売価格によっております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
日本(千円) |
11,626,654 |
117.3 |
|
米国(千円) |
3,975,416 |
85.7 |
|
アジア(千円) |
5,044,101 |
116.5 |
|
欧州(千円) |
5,480,540 |
115.7 |
|
合計(千円) |
26,126,713 |
110.6 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
|
相手先 |
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
||
|
金額(千円) |
割合(%) |
金額(千円) |
割合(%) |
|
|
JOHNSON & JOHNSON |
3,344,970 |
14.2 |
3,698,066 |
14.2 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの当連結会計年度における経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。
経営成績の分析
(売上高)
売上高は前連結会計年度の23,615,543千円より2,511,169千円増加の26,126,713千円(前期比10.6%増)となりました。
ロボットは日本を中心に売上が堅調に推移したため、前期比7.4%増の14,509,306千円となりました。
特注機は、欧州でのメディカル向け大口販売があり売上が増加したため、前期比16.8%増の6,872,156千円となりました。
部品・保守サービスはグローバルでの稼働台数増加に伴い、前期比12.2%増の4,745,250千円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は、前連結会計年度から1,532,198千円増加し、15,359,734千円(前期比11.1%増)となりました。売上原価率は、前連結会計年度の58.6%から0.2ポイント増加し、58.8%となりました。
販売費及び一般管理費は、研究開発費の増加200,206千円や給料手当及び賞与の増加163,740千円などにより、前連結会計年度から829,820千円増加し、8,180,323千円(前期比11.3%増)となりました。販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は前連結会計年度の31.1%から0.2ポイント増加し、31.3%となりました。
(営業利益)
当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度より149,150千円増加して2,586,655千円(前期比6.1%増)となりました。
(営業外収益及び営業外費用)
営業外収益は、前連結会計年度より82,375千円減少して68,913千円(前期比54.4%減)となり、営業外費用は、前連結会計年度より118,441千円増加して120,475千円(前年同期は2,034千円)となりました。
(経常利益)
経常利益は前連結会計年度より51,666千円減少の2,535,093千円(前期比2.0%減)となりました。
(特別利益及び特別損失)
特別利益は前連結会計年度から9,077千円増加し、14,245千円となりました。また、特別損失については、前連結会計年度の30,508千円から10,588千円減少し、19,920千円となりました。
(法人税等)
法人税、住民税及び事業税が、前連結会計年度の838,817千円から411千円減少し838,405千円となり、法人税等調整額は前連結会計年度の△38,804千円から、当連結会計年度は△63,160千円となりました。なお、税金等調整前当期純利益に対する法人税等の負担率は、前連結会計年度の31.2%から30.6%へ0.6ポイント減少しました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の1,692,366千円から560千円増加し、1,692,927千円(前期比0.0%増)となりました。また、1株当たり当期純利益は前連結会計年度の49円72銭から49円74銭へ増加しました。
財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。
当社グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料及び部品の購入のほか、組立加工費、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用に係る運転資金需要と、生産能力の増強や業務の生産性の向上に係る設備資金需要があります。営業費用の主なものは、人件費や荷造運搬費及び研究開発費であります。なお、当社グループの研究開発費は販売費及び一般管理費の一部として計上されておりますが、研究開発に携わる従業員の人件費及び外部委託した作業費がその大部分を占めております。
当社グループは、資金需要につきましては、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローを源泉とする内部留保を原資としておりますが、一時に多額の資金需要がある場合は、必要に応じて新株の発行及び銀行借入等によって資金を調達することとしております。当社グループは、有利子負債を有しておらず、高い自己資本比率を維持することで健全な財務体質を確保しており、将来の資金需要にも対応できるものと考えております。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループは、連結財務諸表の作成に際して、連結決算日における資産及び負債の数値並びに当連結会計年度における収入及び費用の数値に影響を与える見積り及び仮定の設定を行っております。当社グループは、売上債権、棚卸資産、法人税等、財務活動及び偶発事象等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。当社グループは、過去の実績や状況に応じ、合理的と考えられる様々な要因に基づいて見積り及び判断を行い、その結果は他の方法では判定が難しい資産及び負債並びに収益及び費用の数値についての判断の基礎となります。ただし、見積りには不確実性があるため、実際の結果がこれらの見積りとは異なる場合もあります。
当社グループは、以下に記載する重要な会計方針が、当社の連結財務諸表の作成において使用される当社の重要な判断と見積りに影響を及ぼすと考えております。
a.貸倒引当金
当社グループは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。販売先の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合は、貸倒引当金の追加計上が必要となる可能性があります。
b.製品保証引当金
当社グループは、製品売上に対する無償補修費用の発生に備えるため、過去の実績等を基礎にして製品保証引当金を計上しております。当社製品に対する無償補修費用が増加した場合、製品保証引当金の追加計上が必要となる可能性があります。
c.退職給付会計
当社従業員の退職給付費用及び退職給付債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には、割引率、退職率、死亡率及び年金資産の長期期待運用収益率などが含まれています。当社の年金制度において、割引率は日本の国債の市場利回りを基礎に算出しております。また、長期期待運用収益率は年金資産が投資されている資産の種類ごとの収益率に基づいて算出しております。実際の結果が前提条件と異なる場合又は前提条件が変更された場合、その影響は蓄積され、将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。
d.無形固定資産及びのれん
第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。