E02376 Japan GAAP
前期
109.2億 円
前期比
114.7%
株価
1,122 (03/19)
発行済株式数
3,005,441
EPS(実績)
-840.18 円
PER(実績)
--- 倍
前期
520.3万 円
前期比
90.9%
平均年齢(勤続年数)
41.3歳(7.2年)
従業員数
20人(連結:627人)
当社グループは当社及び子会社[㈱ミロク製作所、㈱南国ミロク、㈱ミロク工芸、ミロク機械㈱、MIROKU MACHINE TOOL,INC.、㈱ミロクリエ]と関連会社[㈱ミロクテクノウッド、㈱特殊製鋼所、㈱ミロク興産]で構成され猟銃事業、工作機械事業及びその他における製造・仕入及び販売を主な内容とし、事業活動を展開しております。
なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
なお、セグメントと同一の区分であります。
また、当連結会計年度より、報告セグメントの名称を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」をご参照ください。
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セグメントの名称 |
主な事業内容 |
主要な会社名 |
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猟銃事業 |
猟銃の製造及び販売 |
㈱ミロク製作所、㈱南国ミロク ㈱ミロク工芸 |
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工作機械事業 |
深穴加工機等の製造・加工及び販売 |
ミロク機械㈱ MIROKU MACHINE TOOL,INC. |
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クラウドソリューション事業 |
クラウドサービスの開発及び販売 |
㈱ミロクリエ |
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その他 |
自動車用ハンドルの仕入及び販売 木工商品の仕入及び販売 |
㈱ミロク製作所、 ㈱ミロクテクノウッド |
事業の系統図は、次のとおりであります。
※画像省略しています。
(注) 当社は純粋持株会社として、子会社及び関連会社を含むグループ全体の経営を統轄しております。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、物価高が継続する影響を受けながらではありましたが、雇用や所得環境の改善が見られるなど、景気は緩やかに回復しております。一方、海外における米国の通商政策や中東情勢の動向、原材料価格の高騰等、世界経済の下振れがわが国経済を下押しするリスクは続いております。
このような状況のもと、当社グループは会社に関わるすべての人々に比類のない喜びと感動を与えるため、高品質な製品とサービスを世界へ提供することをミッションに、グループ一丸となって業績向上に努めてまいりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、事業内容をより適切に表示するため、従来「IT/IoT/AI事業」としていた報告セグメントの名称を「クラウドソリューション事業」に変更しております。
(猟銃事業)
当社製品の最重要顧客であるブローニンググループからの受注は、引き続き堅調に推移しました。主要製品である上下二連銃及びボルトアクションライフルの新製品の生産も安定し、売上高は前期比で増加しました。利益につきましては、原材料価格の高騰等の影響は継続しておりますが、売上高の回復に加えて、前期末の固定資産の減損損失による減価償却費の剥落等により、前期比で増加しました。その結果、売上高は10,680,423千円(前期比16.1%増)、セグメント利益(営業利益)は117,643千円(前期は444,081千円の損失)となりました。
(工作機械事業)
営業活動の強化により機械部門は前期比で増収となりましたが、加工部門は受注が低調に推移し前期比で減収となりました。全体の売上高は前期比で増加しましたが、利益につきましては、収益性の高い加工部門の売上減少等が影響し、前期に比べて減少しました。その結果、売上高は1,993,853千円(前期比18.3%増)、セグメント利益(営業利益)は128,561千円(同比17.1%減)となりました。売上高につきましては、セグメント間の内部売上高220,845千円を含んでおります。
(クラウドソリューション事業)
設備保全業務効率化のためのクラウドシステム等の販売において、鋭意顧客獲得のための営業活動を進めており、売上高は前期に比べて増加となりましたが、利益につきましては引き続き損失を計上いたしました。その結果、売上高は18,670千円(前期比267.9%増)、セグメント損失(営業損失)は44,640千円(前期は43,319千円の損失)となりました。売上高につきましては、セグメント間の内部売上高1,288千円を含んでおります。
(その他事業)
その他事業の売上高は47,508千円(前期比0.9%減)、セグメント利益(営業利益)は30,561千円(同比6.5%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は12,518,322千円(前期比14.7%増)、営業損失は24,598千円(前期は519,127千円の損失)、経常利益は211,059千円(前期は263,073千円の損失)、法人税等調整額156,655千円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は2,525,115千円(前期は2,294,180千円の損失)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失については、当社及び当社猟銃事業における事業会社の減損損失2,512,984千円の計上があったことによります。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
a 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
生産高(千円) |
前年同期比(%) |
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猟銃事業 (注)1 |
10,129,161 |
+10.9 |
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工作機械事業 (注)1 |
392,782 |
△18.3 |
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クラウドソリューション事業(注)3 |
14,231 |
+16.6 |
|
合計 |
10,536,174 |
+9.5 |
(注)1.金額は、販売価格によっております。
2.セグメント間取引については、相殺消去しておりません。
3.金額は、製造原価により算出しております。
b 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
受注高 (千円) |
前年同期比 (%) |
受注残高 (千円) |
前年同期比 (%) |
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猟銃事業 |
10,260,012 |
+12.5 |
9,864,396 |
△2.4 |
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工作機械事業 |
878,052 |
+7.0 |
516,869 |
+6.3 |
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クラウドソリューション事業 |
23,397 |
+274.4 |
8,572 |
+141.7 |
|
合計 |
11,161,461 |
+12.2 |
10,389,837 |
△1.9 |
(注)1.金額は、販売価格によっております。
2.セグメント間取引については、相殺消去しておりません。
3.クラウドソリューション事業において、当連結会計年度の当社グループの製品の需要が増加したことにより、受注実績に著しい変動がありました。
c 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
販売高(千円) |
前年同期比(%) |
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猟銃事業 |
10,680,423 |
+16.1 |
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工作機械事業 |
1,773,008 |
+6.4 |
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クラウドソリューション事業 |
17,382 |
+460.1 |
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その他 |
47,508 |
△0.9 |
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合計 |
12,518,322 |
+14.7 |
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
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相手先 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
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販売高(千円) |
割合(%) |
販売高(千円) |
割合(%) |
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ブローニング・アームズ・カンパニー |
6,820,622 |
62.5 |
7,964,774 |
63.6 |
|
ブローニング・インターナショナルS.A. |
1,968,891 |
18.0 |
2,298,934 |
18.4 |
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
4.クラウドソリューション事業において、当連結会計年度の当社グループの製品の需要が増加したことにより、販売実績に著しい変動がありました。
(2)財政状態
(資産)
資産合計は前連結会計年度末に比べて750,684千円減少し、21,869,169千円となりました。
主な要因は、現金及び預金が364,093千円、建物及び構築物(純額)が2,502,198千円増加したものの、棚卸資産が211,363千円、機械装置及び運搬具(純額)が630,435千円、建設仮勘定が2,419,709千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
負債合計は前連結会計年度末に比べて1,821,917千円増加し、11,121,383千円となりました。
主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が200,000千円減少したものの、短期借入金が760,000千円、長期借入金が1,120,000千円増加したこと等によるものであります。
これらの結果、流動比率は前連結会計年度末と比較し、33.2ポイント減少の242.9%となりました。
(純資産)
純資産合計は前連結会計年度末に比べて2,572,601千円減少し、10,747,786千円となりました。
主な要因は、利益剰余金が2,546,123千円減少したこと等によるものであります。
以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の58.9%から49.1%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて364,093千円増加し、1,663,732千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は1,236,749千円(前連結会計年度は41,983千円の支出)となりました。
収入の主な内訳は、減損損失2,512,984千円、減価償却費719,053千円、棚卸資産の減少額212,371千円等であり、支出の主な内訳は税金等調整前当期純損失2,301,924千円、持分法による投資利益130,486千円、法人税等の支払額93,359千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は2,463,804千円(前連結会計年度は3,360,520千円の支出)となりました。
これは、主に利息及び配当金の受取額95,277千円、有形固定資産の取得による支出2,342,472千円、無形固定資産の取得による支出222,811千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は1,590,783千円(前連結会計年度は3,309,243千円の収入)となりました。
これは、主に長期借入れによる収入1,320,000千円、短期借入金の純増減額760,000千円、長期借入金の返済による支出400,000千円等によるものであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要の主なものは、商品、原材料等の購入費用、販売費及び一般管理費等の営業費用及び維持更新を目的とした設備投資等であります。これらの資金需要に対しては、財務の健全性を担保した上で、企業価値の向上に向けて、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金を財源として、資本を成長投資・株主還元・内部留保にバランスを考慮し配分することとしております。
成長投資につきましては、当連結会計年度において、主に生産体制の強化を目的とした設備投資等2,577,666千円、新製品の開発に向けた研究開発投資等11,940千円を実施しております。
猟銃事業につきましては、2022年度に取得した南国日章産業団地(高知県南国市)の工場用地において、2025年2月にミロク日章工場が竣工、生産設備等を含め、2025年10月末現在で建物及び構築物(純額)、機械装置及び運搬具(純額)等において5,572,181千円を投資しております。本稼働は、2026年1月に機械装置等の設備を移設した後、2026年2月からを予定しております。
資本の調達方法につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローを基本として、不足分を借入金等の有利子負債によって調達しております。当連結会計年度末現在、短期借入金残高1,860,000千円、1年内返済予定の長期借入金を含む長期借入金残高5,300,000千円について、主力銀行をはじめとする金融機関から調達しております。
なお、2022年9月より、南国日章産業団地の新工場建設に係る資金調達を円滑に行うことを目的として、取引銀行4行とシンジケートローン契約を締結しており、当連結会計年度末における借入金実行残高は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結貸借対照表関係)」に記載しております。
また、株主還元につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。
(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、連結決算日における資産・負債の報告数値並びに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。これらの見積り及び判断・評価は、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられる様々な要因等に基づき行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるためにこれらと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。