株式会社十六銀行

上場廃止 (2021/09/29) 十六フィナンシャルグループの完全子会社化 銀行業地方銀行東証1部TOPIX Small 1

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E03569 Japan GAAP

売上高

1,113.5億 円

前期

1,068.6億 円

前期比

104.2%

平均給与

664.7万 円

前期

662.5万 円

前期比

100.3%

平均年齢(勤続年数)

40.7歳(17.9年)

従業員数

2,179人(連結:2,839人)


 

3 【事業の内容】

当行及び当行の関係会社は、当行及び連結子会社7社等で構成され、銀行業務を中心に、リース業務などの金融サービスに係る事業を行っております。

当行及び当行の関係会社の事業に係る位置づけは次のとおりであります。また、事業の区分は「第5 経理の状況」中、「1連結財務諸表等」の「(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

〔銀行業〕

当行の本店ほか160か店において、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、社債受託業務、金融等デリバティブ取引業務、附帯業務を営み、地域の金融パートナーとして、多様な商品・サービスを提供しております。銀行業務は当行及び当行の関係会社の中核業務と位置づけております。

十六ビジネスサービス株式会社においては、事務受託業務等の金融従属業務を営み、銀行業務の効率化に貢献しております。

 

〔リース業〕

十六リース株式会社においては、リース業務を営み、地域のリースに関するニーズに積極的にお応えしております。

 

〔その他〕

その他金融に関連する業務として、調査・研究業務、金融商品取引業務、クレジットカード業務、コンピュータ関連業務、信用保証業務を営み、個人顧客、法人顧客それぞれの金融ニーズに積極的にお応えしております。

 

以上述べた事項を事業系統図によって示しますと次のとおりであります。

 

 

※画像省略しています。

 

 

なお、2021年4月1日付で、NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社を新規設立し、連結の範囲に含めております。

 

21/06/18

1 【業績等の概要】

〔業績〕

当連結会計年度のわが国経済は、金融緩和政策が継続するなか、世界経済の緩やかな回復を背景に輸出、生産での持ち直しの動きがみられ、企業収益の改善が進みました。また、労働需給の引締りを起因として雇用者所得は回復基調となりましたが、個人消費の伸びは脆弱なものとなり、景気は緩やかな回復にとどまりました。

当行の主要な営業基盤である岐阜・愛知両県におきましては、設備投資が堅調に推移しましたほか、雇用・所得環境の改善傾向が続き、景気の下支えとなりました。

こうした状況のなか、当連結会計年度の業績は、次のとおりとなりました。

銀行業におきましては、経常収益は、国債等債券売却益の増加に加え、貸倒引当金戻入益を計上したことなどから、前連結会計年度比110億33百万円増加し999億75百万円となりました。経常費用は、預金利息が減少したものの、国債等債券売却損の増加を主因に、前連結会計年度比180億85百万円増加し879億58百万円となりました。この結果、セグメント利益(経常利益)は前連結会計年度比70億51百万円減少し120億17百万円となりました。

リース業におきましては、経常収益は前連結会計年度比5億25百万円増加し216億69百万円、経常費用は、与信関係費用の増加を主因に前連結会計年度比11億85百万円増加し208億84百万円となり、セグメント利益(経常利益)は前連結会計年度比6億61百万円減少し7億84百万円となりました。

クレジットカード業、信用保証業等のその他におきましては、経常収益は前連結会計年度比2億14百万円減少し59億23百万円、経常費用は前連結会計年度比99百万円減少し41億62百万円となり、セグメント利益(経常利益)は前連結会計年度比1億15百万円減少し17億60百万円となりました。

この結果、グループ全体での当連結会計年度の経常収益は前連結会計年度比112億52百万円増加し1,257億96百万円、経常費用は前連結会計年度比190億40百万円増加し1,112億38百万円となり、経常利益は前連結会計年度比77億88百万円減少し145億58百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比33億35百万円減少し100億36百万円となりました。

 

〔キャッシュ・フロー〕

当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、債券貸借取引受入担保金の減少などにより2,233億65百万円の支出(前連結会計年度は922億7百万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却などにより3,927億26百万円の収入(前連結会計年度は1,578億73百万円の支出)となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付借入金の返済などにより106億31百万円の支出(前連結会計年度は60億17百万円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、当連結会計年度中に1,587億26百万円増加し4,860億23百万円となりました。

 

 

(1) 国内・国際業務部門別収支

当連結会計年度の資金運用収支は前連結会計年度比2,227百万円減少し55,132百万円、役務取引等収支は前連結会計年度比1,202百万円減少し9,816百万円、その他業務収支は前連結会計年度比11,164百万円減少し△1,595百万円となりました。

国内業務部門につきましては、資金運用収支は前連結会計年度比3,932百万円減少し49,541百万円、役務取引等収支は前連結会計年度比965百万円減少し9,866百万円、その他業務収支は前連結会計年度比7,158百万円増加し12,091百万円となりました。

国際業務部門につきましては、資金運用収支は前連結会計年度比1,705百万円増加し5,591百万円、役務取引等収支は前連結会計年度比237百万円減少し△50百万円、その他業務収支は前連結会計年度比18,322百万円減少し△13,686百万円となりました。

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

53,473

3,886

57,359

当連結会計年度

49,541

5,591

55,132

うち資金運用収益

前連結会計年度

58,278

4,753

△66

62,966

当連結会計年度

52,000

7,934

△48

59,885

うち資金調達費用

前連結会計年度

4,805

867

△66

5,607

当連結会計年度

2,459

2,342

△48

4,752

役務取引等収支

前連結会計年度

10,831

187

11,018

当連結会計年度

9,866

△50

9,816

うち役務取引等収益

前連結会計年度

17,235

293

17,528

当連結会計年度

16,382

293

16,676

うち役務取引等費用

前連結会計年度

6,403

106

6,510

当連結会計年度

6,516

343

6,859

その他業務収支

前連結会計年度

4,933

4,636

9,569

当連結会計年度

12,091

△13,686

△1,595

うちその他業務収益

前連結会計年度

23,873

5,741

29,615

21/06/18