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利益

資産

キャッシュフロー

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総資本回転率

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最終更新:

E37432 

売上高

15.5億 円

前期

13.4億 円

前期比

115.9%

時価総額

16.9億 円

株価

893 (04/25)

発行済株式数

1,892,000

EPS(実績)

11.14 円

PER(実績)

80.18 倍

平均給与

578.9万 円

平均年齢(勤続年数)

38.0歳(1.6年)

従業員数

26人

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

<ビジョン・ミッション>

 当社は、「笑顔の暮らしを、あたりまえにする。」をビジョンとし、「大切なことを、大切にできる時間を創る。」をミッションとして掲げています。社名であるCaSy(カジー)は、時として負担と感じる「家事」を、「Easy(簡単)」に「Cozy(安心)」して依頼できるようにすることで、笑顔があふれる暮らしを楽しんでほしいという思いが込められています。

 当社は、現在、家事代行サービス事業の単一セグメントで事業を運営しております。

 

<サービスの概要と特徴>

 当社は主に、①お掃除代行サービス、②お料理代行サービス及び③その他暮らしのサービス(ハウスクリーニングサービス、整理収納サービス)を10都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、福井県、宮城県)のサービス対象エリアで提供するマッチングプラットフォームを運営しています。お客様は、家事代行サービスを必要とする個人もしくは世帯であります。当社の家事代行サービスを実施するサービススタッフを「キャスト」と呼んでおります。お客様、キャスト共に、当社の規約に同意し、登録を行う必要があります。

 

 依頼を受けたお客様宅にキャスト(その他暮らしのサービスの場合は、委託先の専門業者)が訪問し家事代行サービスを行います。サービスの依頼から支払いまで全てのやり取りは、営業担当との電話や訪問等のコミュニケーションではなく、スマートフォンアプリ「CaSy」もしくは当社サービスサイト(https://casy.co.jp/)で行います。当社の主な収益は、キャストが行ったサービスの利用料となります。

 また、家事代行サービスのオンラインギフト券も販売しています。

 さらに、当社はマッチング自動化システムや専用アプリを独自開発し、ITテクノロジーを活用することでマッチングの最適化を図るなど家事代行サービスにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進しております。また、DX化を実現する技術開発をはじめとしたエンジニアリング能力とともに、エンゲージメント(キャストとの絆作り)の取り組みによる品質管理体制の強化を推進しております。

 従来の家事代行サービスと当社のサービスの提供プロセスの比較は以下のとおりであります。

 

※画像省略しています。

 

 また、エンジニアリング能力とエンゲージメントの取り組みの詳細は以下のとおりであります。

 

エンジニアリング

● 蓄積したデータを活用したマッチングアルゴリズムのチューニングとマッチング機会の最大化

● オペレーションと密接に連携し、継続的にオペレーションの効率化・業務改善を推進

● お客様やキャストの声を基にしたアプリのUI/UX改善

(注) UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーとサービスの接点であり、両者の間で情報をやり取りするための仕組みのことです。UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、ユーザーがサービスを通じて受け取る体験やそれに伴う感覚のことです。

 

エンゲージメント

● キャストクレド(サービスを行う上での考え方や行動の基準)により、サービス時の判断や目指すべきあり方が示されている

● キャスト同士のコミュニケーションイベント、表彰制度を通じた絆作り

● 全社員によるサービス報告に対するメッセージ返信の取り組み

 

 提供しているサービスと利用料は以下のとおりとなっています。

 

提供しているサービスと利用料

 

名称

サービス内容

料金(1時間当たり、税込)

お掃除代行

家屋ないしは部屋の清掃・片付け等

スポット利用:        3,490円

定期利用:

1週間に1回(~2時間)  2,790円

2週間に1回        2,890円

4週間に1回        3,190円

1週間に1回(1~1.5時間) 3,190円

 上記はお掃除代行の料金、お料理代行は3時間以上1時間単位で利用可能。

上記の他にキャストの移動交通費:880円

キャスト指名料 1時間あたり440円

買物代行 1,650円(お料理代行利用時のみ)

お料理代行

食品の調理、台所の片付け、食品の買い物代行等

その他暮らしのサービス

ハウスクリーニング(エアコン、換気扇等の専門業者によるクリーニングサービス)や整理収納(断捨離のコンサルティングも含めた整理収納のアドバイス)

依頼内容による

 

 上記に加え、お客様不在時にサービスを行うための「鍵預かりサービス」(月額料金1,080円、もしくは1回220円)を提供しています。

 

サービスの流れ

 お掃除代行サービスの場合、1回のスポット依頼は以下のような流れとなります。

 

お客様

キャスト

当社

Ⅰ.登録

・当社ホームページもしくはアプリストア等から「CaSy」アプリダウンロード

・会員規約を確認後、会員登録手続きをする

・当社ホームページから、キャスト応募申込み

・研修受講

・キャスト認定試験受験

・(お客様)身元確認等の実施

・(キャスト)本人確認の実施

・(キャスト)研修の設定

・(キャスト)試験に合格したキャストを登録、初回サービスへ向けた支援

Ⅱ.依頼

・アプリ内依頼をするメニューにて、依頼内容を決める

・カレンダーから対応可能なキャスト有無を確認し、マッチング可能な日時を選択

・依頼の通知を受信

・お客様からの依頼一覧の確認

・依頼内容を確認後、依頼への応募

 

Ⅲ.マッチング

・サービスするキャスト連絡を受信

・キャストプロフィールを確認

・マッチング成立連絡受信

・システムによるマッチング

Ⅳ.サービス

・事前すり合わせ(アプリ内チャット機能にて)

・予約時間に訪問したキャストと依頼内容確認

・終了時確認

・依頼主宅へ移動

・お客様との打ち合わせ

・サービス実施

・終了時確認

 

Ⅴ.完了後

・サービスについてのレビューを入力

・サービス実施内容及び申し送り事項の入力

・サービス実施報告を確認

・トラブル時対応

 

サービスの特徴

 

 

お客様

キャスト

当社が実現していること

価格

・お客様とのサービス調整に係る業務をDX化することで人件費を削減し、相対的に割安な価格を実現

・シンプルな価格体系

・高い報酬※1(1時間あたり1,500円〜最高1,850円)

・景気影響を受けにくく安定した収入が見込める

・精鋭組織による事業運営

・独自開発のマッチングシステムによりお客様とのサービス調整に係る人員の削減が可能となり、経費減を実現

・上記によって圧縮したコストを価格と報酬に還元

品質

・お客様のサービス後の評価レビュー5点満点中約4.9点と高い顧客満足度※2

・キャストが変わっても一定の品質は保持

・サービス後のレビューにより不満点も含めフィードバックが可能

・おもてなしを意識したサービス提供

・研修で品質基準を学べる

・講師によるサポートを受けられる

・登録前研修で掃除・料理のノウハウやお客様とのコミュニケーション等を指導

・「キャストクレド」を示すことであるべき行動や考え方を示す

・サービス評価の仕組みにより、品質改善アクションにつなげる

使い勝手

・1~2分のスマホ操作だけでサービス依頼ができる

・都合のよい時間帯を指定できる

・予約時にキャストが対応可能かどうか確認できる仕組みのため、担当キャストが決まりやすい

・直前予約ができる

・自分の働きたい時間に働ける

・利用者数、依頼数が多いことに加え、マッチングアルゴリズムの最適化により、仕事の依頼が来やすい仕組みになっている

・使いやすさを追求したアプリのUI/UXの最適化

・キャストの指名の仕組みの導入を行うなどマッチング精度・スピード向上等のシステム改善を継続的に実施

・個々のキャストに適した仕事をオススメするレコメンド機能やお客様とキャストの相性を加味したマッチングシステムを開発

※1.東京都の最低賃金1,113円との比較(2023年11月30日現在)

出所:厚生労働省ホームページ「地域別最低賃金の全国一覧」

2.出所:CaSy内データ(2022年12月~2023年11月)

 

 当社のビジネスモデルは、C to B to C(Consumer to Business to Consumer:企業が仲介して個人間の取引を行うこと)であり、上述のサービスの流れにおいて当社が行っているサービス内容は、お客様とキャストとのマッチング及び各種調整、取引の決済機能が主なものとなります。

 

<当社の強み>

 当社のサービスの強みとしては、家事代行サービスのDX化の先駆者として価格競争力と使い勝手のよさを追求していること、高い品質管理体制の構築・運用に注力していること、そして家事代行サービスの定期利用により、高頻度、長期間にわたって継続的に蓄積されるストック型のビジネスモデルをもとに信頼関係の構築により定着性の高い顧客基盤を構築していることであります。当社の強みについての詳細は以下のとおりであります。

 

家事代行サービスのDX化

● 独自のマッチングアルゴリズムによりコスト構造を改善し、かつ、最短3時間以内にマッチングする仕組み

● お客様評価データ等の従来は担当者に属人化していたデータをデジタル化・一元化し、品質改善や利便性の向上に活用

● 他のサービスとのシステム連携により、お客様の利便性を向上

 

品質管理体制

● キャストのモチベーション向上がスキルの向上に寄与し、それらがお客様への質の高いサービスに繋がるというモチベーションを土台にした品質管理体制

 

定着性の高い顧客基盤

● 家事代行サービスの定期利用により、高頻度、長期間にわたって継続的に蓄積されるストック型のビジネスモデル

● プラットフォーム利用者との信頼関係の構築により定着性の高い顧客基盤を構築

 

 加えて、当社では、UNICOという社員の行動指針を示すことにより、新しいチャレンジを応援し、誠実かつスピード感のある企業文化の醸成に努めております。

 

<お客様登録数の推移>

 当社におけるお客様登録数は継続して増加しており、2023年11月末では16万人を超えております。また、その約6割がファミリー世帯で、約4割が単身世帯であります。

※画像省略しています。

 

※構成比は2023年11月末を基準としています。

 

<キャスト登録数の推移>

 当社におけるキャスト登録数は継続して増加しており、2023年11月末では約15,000人を記録しております。

※画像省略しています。

 

<定期UU数>

 ストック収入の前提となる定期UU数は堅調に成長しており、2023年11月末では約7,000人を記録し、定期契約によるARR(※)は約15億円となっております。

※画像省略しています。

※ Annual Recurring Revenueの略で、毎事業年度の有効定期契約数×平均単価×平均利用回数/月×12か月で算出。

 

<お客様の定期解約率とキャストのチャーンレート>

 お客様の月次定期解約率(※1)及びキャストのチャーンレート(※2)も前期同様の低水準で推移しております。

※画像省略しています。

※1 前月に契約があったが当月に解約された割合で1年間の平均値としている。

※2 前月に稼働していたキャストが当月に稼働しなくなった割合で1年間の平均値としている。

 

事業系統図

 家事代行サービス事業の基本的な取引の流れ及び外部ステークホルダーとの関係は以下の図のとおりです。

※画像省略しています。

 

24/02/29

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。

 

① 財政状態の状況

(資産)

 当事業年度末における流動資産は442,658千円となり、前事業年度末に比べ、41,878千円増加しました。これは主に、現金及び預金が21,598千円増加したことやサービス規模の拡大に伴い売掛金が13,496千円増加したことによるものです。

 また、当事業年度末における固定資産は44,281千円となり、前事業年度末に比べ、1,999千円増加しました。

 この結果、当事業年度末における総資産は486,940千円となり、前事業年度末に比べ、43,878千円増加しました。

 

(負債)

 当事業年度末における流動負債は177,205千円となり、前事業年度末に比べ、22,805千円増加しました。これは主に、買掛金が6,740千円増加したことや未払金が8,057千円増加したこと、また賞与引当金を5,000千円計上したことによるものです。

 なお、固定負債は70,000千円となり、前事業年度末から変動はありません。

 この結果、当事業年度末における負債合計は247,205千円となり、前事業年度末に比べ、22,805千円増加しました。

 

(純資産)

 当事業年度末における純資産合計は239,734千円となり前事業年度末に比べ21,072千円増加しましたこれは当期純利益21,072千円を計上したことによるものです

 

② 経営成績の状況

 当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の第5類移行により、人流の拡大やインバウンド需要が増加し、社会経済活動の正常化が進んだことで、景気は緩やかな持ち直しの動きが見られました。一方で、世界的な金融引き締めの影響から、物価上昇や金融資本市場の変動等が起こり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

 このような状況の下、当社では2023年10月より家事代行サービスの価格を改定いたしました。当社はこれまで、テクノロジーを活用した独自の仕組み構築による業務効率化・合理化により、コストの削減に努めてまいりました。しかしながら、2023年10月からインボイス制度が導入されたことに伴い、キャストの維持にかかるコストが増加しております。また、昨今の物価上昇に連動し、サービス運用コストも例外なく増加していることから、品質及び家事代行キャストの報酬維持と健全な事業継続のため価格改定を実施いたしました。なお、売上高は堅調に推移しておりますが、価格改定の来期以降の業績への影響は現在精査中であり、引き続き注視していく予定であります。

 以上の結果、当事業年度における売上高は1,547,881千円(前期は1,335,178千円、前期比15.9%増)となりました。また、営業利益は22,676千円(前期は33,604千円、前期比32.5%減)、経常利益及び税引前当期純利益は共に21,602千円(前期は経常利益及び税引前当期純利益共に22,047千円、前期比2.0%減)、当期純利益は21,072千円(前期は9,718千円、前期比116.8%増)となりました。

 なお、当社は家事代行サービス事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は行っておりません。

 

 

③ キャッシュ・フローの状況

 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ、21,598千円増加し、349,465千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次の通りです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度において、営業活動により得られた資金は29,710千円(前期は35,820千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益の計上21,602千円(前期は税引前当期純利益22,047千円)、賞与引当金の増加5,000千円(前期は計上なし)、売上債権の増加13,496千円(前期は10,890千円の増加)、未払金の増加7,155千円(前期は11,423千円の増加)等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度において、投資活動により支出した資金は8,112千円(前期は17,710千円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出947千円(前期は計上なし)、無形固定資産の取得による支出7,165千円(前期は17,710千円の支出)によるものです

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは発生しておりません(前期は139,978千円の収入)。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

 当社が提供するサービスの性質上、生産実績の記載に馴染まないため、記載を省略いたします。

 

b.受注実績

 当社が提供するサービスの性質上、受注実績の記載に馴染まないため、記載を省略いたします。

 

c.販売実績

 当事業年度の販売実績は以下のとおりであります。なお、当社は家事代行サービス事業の単一セグメントであるため、サービスの種別で記載しています。

サービスの名称

金額(千円)

前期比(%)

お掃除代行・お料理代行

1,499,950

115.3

その他

47,930

139.0

合計

1,547,881

115.9

(注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績10%以上の相手先がないため、記載を省略しています。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。

 

① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社の財務諸表は、我が国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者により会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

 

② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

(売上高)

 当事業年度において、家事代行サービス事業の成長を加速させることに注力した結果、売上高は1,547,881千円(前期は1,335,178千円)となりました。これは主に2023年10月からインボイス制度が導入されたことに伴う価格改定とサービス件数が増加した為です。

 当社プラットフォームの利用者及びキャストを定量的に拡大していくための取り組みを継続した結果、売上高は堅調に推移し、通期でも前事業年度を15.9%上回る売上高となりました。

 

(売上原価、売上総利益)

 当事業年度の売上原価は986,584千円(前期比14.1%増)となりました。これは主にサービス件数が増加したことにより業務委託費が951,903千円(前期比13.5%増)となった為です。この結果、売上総利益は561,296千円(前期比19.2%増)となりました。

 

(販売費及び一般管理費、営業損益)

 当事業年度の販売費及び一般管理費は538,620千円(前期比23.2%増)となりました。これは、主にサービス成長やプロダクトの機能開発を目的とした採用の強化により給料賃金が135,494千円(前期比18.3%増)となったこと、サービス成長速度の加速を目的とした広告宣伝投資の強化により広告宣伝費が58,579千円(前期比69.0%増)となったこと、また、システム開発投資やキャストの定着促進を目的とした施策を実施したことにより業務委託料が78,596千円(前期比13.7%増)となったことによるものです。この結果、当事業年度の営業利益は22,676千円(前期は営業利益33,604千円)となりました。

 

(営業外収益、営業外費用、経常損益)

 当事業年度の営業外収益は94千円(前期は102千円)、営業外費用は1,167千円(前期は11,659千円)となりました。営業外費用が減少した主な要因は、前期は株式公開費用11,259千円を計上していたためです。この結果、当事業年度の経常利益は21,602千円(前期は経常利益22,047千円)となりました。

 

(法人税等合計、当期純利益)

 当事業年度は特別利益及び特別損失は計上しておりませんが、法人税、住民税及び事業税を530千円(前期は3,029千円)計上しております。この結果、当期純利益21,072千円(前期は9,718千円)となりました。

 

③ 当社の経営成績に重要な影響を与える要因

 「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

④ 経営者の問題意識と今後の方針に関して

 経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

 

⑤ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 当社の当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 当社の主な資金需要は、既存事業の安定的な成長にかかるコストと新規事業への投資コストとなります。財政状態と投資のバランスを重視しつつ、事業活動に必要な運転資金及び新規事業等に対する投資コストは、主として手元の自己資金、金融機関からの借入及び新株発行により調達いたします。

 

⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に対する経営者としての今後の方針・対策等

 当社は、今後も経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等である売上総利益の目標達成に向け注力してまいる所存であります。