売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

  • ニュースリリースデータがありません。


最終更新:

E04213 Japan GAAP

売上高

2,026.0億 円

前期

1,951.9億 円

前期比

103.8%

時価総額

723.7億 円

株価

2,854 (03/16)

発行済株式数

25,355,800

EPS(実績)

104.43 円

PER(実績)

27.33 倍

平均給与

607.0万 円

前期

608.7万 円

前期比

99.7%

平均年齢(勤続年数)

40.1歳(15.1年)

従業員数

646人(連結:7,971人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、連結子会社15社、非連結子会社3社および関連会社4社ならびにその他の関係会社1社で構成されております。

 その他の関係会社であるキユーピー㈱は、マヨネーズ・ドレッシング類、缶詰類、卵製品および冷凍食品などを製造販売しており、当社、当社の子会社および関連会社は、キユーピー㈱およびキユーピー㈱グループ各社ならびに一般の得意先に保管、荷役(入出庫)、運送、情報処理などの総合的な物流サービスを提供することを主たる業務にしております。

 当社および当社の子会社の業務内容と当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

事業区分

主要な会社

主な事業内容

共同物流事業

㈱キユーソー流通システム

キユーソーティス㈱

㈱エスワイプロモーション

㈱キユーソーエルプラン

他2社

・食品の保管・荷役、全国共同配送

・原材料である油脂・食酢等のローリー輸送

専用物流事業

㈱サンファミリー

アクシアロジ㈱

他2社

・コンビニエンスストアなどの物流センター

オペレーション業務

関連事業

キユーソーサービス㈱

PT Kiat Ananda Cold Storage

PT Ananda Solusindo

PT Manggala Kiat Ananda

PT Trans Kontainer Solusindo

他1社

・車両・物流機器・燃料等の販売

・中国における倉庫・輸配送

・インドネシアにおける倉庫・輸配送・フォワーディング

 

 事業の系統図は、次のとおりであります。

(事業系統図)

※画像省略しています。

 

 

26/02/24

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。

 

① 経営成績の状況

 当連結会計年度におけるわが国経済におきまして、景気は緩やかに回復し、個人消費などには持ち直しの動きが見られたものの、物価高や米国の通商政策の影響などによる不透明感が見られました。

 食品物流業界におきましては、インバウンドの増加が続いたものの、食品の値上がりによる消費者の節約志向の継続に加え、人手不足やコストアップなど、事業環境は先行き不透明な状況が続きました。

 当社は、企業理念やこれまでの歩み、取り巻く環境などを踏まえ、今後も社会に必要とされる企業グループであり続けるために、中長期的なめざす姿として「グループビジョン2036」を策定いたしました。1966年設立以来、社訓である「創意工夫」を重ねながら、4温度帯の全国物流ネットワークを開拓してきた当社グループは、温度管理技術を活かし「作り手」と「使い手」の「つなぎ手」として、豊かな暮らしを支えてまいります。

 「グループビジョン2036」実現に向けた第一歩として、2025年11月期から2028年11月期までの4カ年を対象とした第8次中期経営計画を策定いたしました。「物流の持続性確保と新たな価値創出」をテーマに掲げ、「国内事業の整備」「新領域の拡充と更なる開拓」「経営基盤の強化」と、3つを基本方針として取り組みを推進しております。

 当連結会計年度における営業収益は、共同物流事業における、適正料金施策や既存取引の拡大に加え、関連事業における、車両・燃料販売やインドネシアの配送業務の取引拡大などにより、前年を上回りました。営業利益は、インドネシアにおける保管貨物の減少などがあったものの、増収による利益増加に加え、コスト改善などにより、前年を上回りました。

 以上の結果、当連結会計年度の業績につきまして、営業収益は2,026億2百万円(前期比3.8%増)、営業利益は56億44百万円(同1.5%増)、経常利益は48億20百万円(同1.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は26億48百万円(同0.5%減)となりました。

 

 セグメントの経営成績は次のとおりであります。

 

(共同物流事業)

 共同物流事業の営業収益は、適正料金施策や既存取引の拡大などにより、前年を上回りました。利益面は、運送・倉庫のコストアップなどがあったものの、増収による利益増加やコスト改善などにより、前年を上回りました。

 この結果、営業収益は1,370億82百万円(前期比3.4%増)となり、営業利益は29億64百万円(同15.9%増)となりました。

 

(専用物流事業)

 専用物流事業の営業収益は、適正料金施策が進捗したものの、チェーンストアに関する取引減少などにより、前年を下回りました。利益面は、労務費などの費用増加があったものの、適正料金施策や、チェーンストアに関する取引減少による収益の適正化などにより、前年を上回りました。

 この結果、営業収益は399億2百万円(前期比0.3%減)となり、営業利益は14億46百万円(同9.4%増)となりました。

 

(関連事業)

 関連事業の営業収益は、国内における車両・燃料販売の増加や、インドネシアの配送業務の取引拡大などにより、前年を上回りました。利益面は、増収による利益増加があったものの、インドネシアにおける保管貨物の減少などにより、前年を下回りました。

 この結果、営業収益は256億17百万円(前期比13.4%増)となり、営業利益は11億98百万円(同27.1%減)となりました。

 

② 財政状態の状況

 当連結会計年度末の総資産は1,365億73百万円となり、前連結会計年度に比べて59億38百万円の増加となりました。当連結会計年度における資産、負債および純資産の状況は次のとおりであります。

(流動資産)

 当連結会計年度における流動資産の残高は、323億79百万円となり、前連結会計年度に比べ13百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、現金及び預金の減少はありましたが、受取手形及び営業未収入金が増加したことによるものであります。

(固定資産)

 当連結会計年度における固定資産の残高は、1,041億94百万円となり、前連結会計年度に比べ59億24百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、有形固定資産、無形固定資産および投資有価証券が増加したことによるものであります。

(流動負債)

 当連結会計年度における流動負債の残高は、450億39百万円となり、前連結会計年度に比べ5億88百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、未払費用の減少はありましたが、支払手形及び営業未払金、短期借入金が増加したことによるものであります。

(固定負債)

 当連結会計年度における固定負債の残高は、343億71百万円となり、前連結会計年度に比べ28億39百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、長期借入金が増加したことによるものであります。

(純資産)

 当連結会計年度における純資産の残高は、571億62百万円となり、前連結会計年度に比べ25億9百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

③ キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9億41百万円減少し、45億29百万円となりました。

 

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ27億54百万円減少し、95億71百万円となりました。これは主に、売上債権の増減額、減価償却費の増加はありましたが、税金等調整前当期純利益、仕入債務の増減額の減少および法人税等の支払額の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ4百万円増加し、125億97百万円となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出の増加によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ2億20百万円増加し、21億9百万円(前期は18億88百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額の減少はありましたが、長期借入による収入の増加によるものであります。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

 物流サービスの提供が主要な事業のため、記載を省略しております。

 

b.受注実績

 物流サービスの提供が主要な事業のため、記載を省略しております。

 

c.営業収益実績

 当連結会計年度における営業収益実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前期比(%)

共同物流事業

137,082

103.4

専用物流事業

39,902

99.7

関連事業

25,617

113.4

合計

202,602

103.8

 

 (注)1.主な相手先別の営業収益実績および総営業収益に対する割合は、次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

当連結会計年度

(自 2024年12月1日

至 2025年11月30日)

営業収益

(百万円)

割合(%)

営業収益

(百万円)

割合(%)

㈱日本アクセス

23,084

11.8

19,839

9.8

キユーピー㈱

12,038

6.2

12,458

6.2

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。

 

① 重要な会計方針及び見積り

 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。

 連結財務諸表の作成に当たり、資産および負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

 当社グループの連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

(営業収益)

 営業収益の概況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しておりますのでご参照いただけますようお願いいたします。

(営業利益)

 営業原価は、1,902億62百万円と前連結会計年度に比べ72億41百万円(4.0%増)の増加となりました。原価率につきましては、労務費の増加などにより、93.9%と前連結会計年度に比べ0.1ポイント悪化しております。販売費及び一般管理費は66億96百万円と前連結会計年度に比べ87百万円(1.3%増)の増加となりました。

 この結果、営業利益は56億44百万円と前連結会計年度に比べ81百万円(1.5%増)の増益となりました。

(経常利益)

 営業外収益は、受取補償金の減少などで、4億97百万円と前連結会計年度に比べ48百万円の減少となりました。営業外費用は、支払利息の増加などで、13億21百万円と前連結会計年度に比べ1億1百万円の増加となりました。

 この結果、経常利益は48億20百万円と前連結会計年度に比べ67百万円(1.4%減)の減益となりました。

 

(親会社株主に帰属する当期純利益)

 特別利益は、受取保険金の増加などで、3億8百万円と前連結会計年度に比べ1億12百万円の増加、特別損失は、支払補償金の増加などで、3億72百万円と前連結会計年度に比べ1億43百万円の増加となり、親会社株主に帰属する当期純利益は26億48百万円と前連結会計年度に比べ12百万(0.5%減)の減益となりました。

 

 以上の結果、総資産経常利益率(ROA)は3.6%、自己資本当期純利益率(ROE)は6.0%となりました。

 

③ 経営成績に重要な影響を与える要因について

 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しておりますのでご参照いただけますようお願いいたします。

 

④ 資本の財源及び資金の流動性について

 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、傭車費、外注費、人件費等の営業原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は株式取得や設備投資等によるものであります。

 短期運転資金は自己資金および金融機関からの短期借入金を基本としており、設備投資につきましては、自己資金および長期借入金を基本としております。

 なお、当連結会計年度末におけるリース債務を含む有利子負債の残高は473億21百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は45億29百万円となっております。

 当社グループは、グループ全体の資金を有効活用するため、キャッシュマネジメントシステムの導入により、連結子会社の支払代行業務を行う他、連結子会社の報告に基づき、グループにおける重要な資金繰りの状況について把握しております。また、取引銀行において、借入金の与信枠の設定を受けており、必要な資金を速やかに確保するための体制を整えております。

 

⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループは、中長期的なめざす姿として「グループビジョン2036」を策定いたしました。1966年設立以来、社訓である『創意工夫』を重ねながら、4温度帯の全国物流ネットワークを開拓してきた当社グループは、温度管理技術を生かし「作り手」と「使い手」の「つなぎ手」として、豊かな暮らしを支えてまいります。

 「グループビジョン2036」実現に向けた第一歩として、2025年11月期から2028年11月期までの4カ年を対象とした第8次中期経営計画を策定いたしました。「物流の持続性確保と新たな価値創出」をテーマに掲げ、「国内事業の整備」「新領域の拡充と更なる開拓」「経営基盤の強化」と、3つを基本方針として進めてまいります。

 中期経営計画の最終年度となる2028年11月期の業績目標は、営業収益2,100億円、営業利益73億50百万円、営業利益率3.5%、自己資本当期純利益率(ROE)6%以上としております。