株式会社マキヤ

ブランドなど:エスポットPOTATO業務スーパー
小売業スーパースタンダード

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E03166 Japan GAAP

売上高

767.1億 円

前期

715.8億 円

前期比

107.2%

時価総額

112.8億 円

株価

1,070 (07/12)

発行済株式数

10,540,200

EPS(実績)

137.97 円

PER(実績)

7.76 倍

平均給与

532.9万 円

前期

501.7万 円

前期比

106.2%

平均年齢(勤続年数)

44.0歳(15.0年)

従業員数

422人(連結:493人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社マキヤ)、子会社6社及びその他の関係会社1社により構成されております。当社は、主要事業である総合ディスカウント店「エスポット」、食品スーパー「ポテト」・「マミー」、業務用食料品販売店「業務スーパー」、リユースショップ「ハードオフ」、インテリアショップ「エ・コモード」及び100円均一ショップ「ダイソー」等の運営を行う「小売業」、所有不動産等の賃貸事業等を行う「不動産賃貸事業」及びインターネットモール等において商品を販売する「EC事業」を展開しております。

連結子会社である株式会社MK・サービスは、物流業及び精肉プロセスセンター(精肉加工の工場)等の運営、惣菜・弁当等の製造・販売を行っております。

連結子会社である株式会社ユージュアル、株式会社PEAKS&TREES、Cheeky株式会社、KoroPockle株式会社及び株式会社La Stantaは、EC事業を行っております。

その他の関係会社である株式会社マキリは不動産賃貸業を行っております。

なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

※画像省略しています。

 

 

24/06/28

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度における日本経済は、サービス消費やインバウンド消費が正常化し、雇用・所得環境が改善する下で緩やかに回復したものの、ウクライナや中東での地政学的リスクや海外経済の減速等の懸念もあり、先行きの不透明な状況となっております。

当小売業界におきましては、地方で深刻化する「少子高齢化と人口減少」、社会保障費負担等の増加やインフレ物価高による「可処分所得の減少」、競合店の出店やeコマースの拡大等による「価格競争の激化」、原料供給側に起因するコストプッシュ型のインフレによる「消費者マインドの低下」等、依然として厳しい経営環境で推移いたしました。

このような状況の中、当社グループは、『お客様の「毎日の生活」を、より豊かに、楽しく、健康で、快適にする、「より良い商品」を、「安心の価格(価値価格の安さ)」と「温かいサービス」でご提供し、社会に貢献する、「働き易い、高収益企業」になる』という新しい経営理念のもと、経営基盤の強化と企業価値の向上のため、中長期経営計画『MAP3』(Makiya-group Advancing Profit 3)に基づき、その経営改革目標(「ロス額」の削減、「値入率」の改善、「生産性」の改善)の達成に向け、①「商品力・品揃え」の徹底強化、②「安心安価EDLP(エブリディロープライス)」の実践とPB(プライベートブランド)・LB(ローカルブランド)の販売強化、③「ロス額」削減と「過剰在庫・死に筋商品」の撲滅、④「品薄・欠品」の撲滅とボリューム陳列、⑤「作業改革」で「働き方」改革の推進、を重点実践テーマとして取り組んでまいりました。

2月には、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのインターネットモールにてEC事業を営む株式会社ユージュアル(東京都台東区)等の株式を100%取得し、完全子会社化いたしました。当社グループが展開する店舗小売事業とユージュアルグループが展開するEC事業の融合によるシナジー効果により、顧客マーケットの拡大、新たな仕入ルートの開拓による商品力強化、顧客の囲い込みによる収益性の拡大、新たな事業参入による経営リスクの分散化等、当社グループ並びにユージュアルグループのそれぞれの事業拡大による経営基盤の強化が図れるものと確信しております。

企業価値向上への取り組みといたしましては、PBR(株価純資産倍率)改善対策の一環として、IRにも注力してまいりました。企業情報の発信の充実を図り、1月より月次売上速報の開示を開始いたしました。

なお、当連結会計年度の店舗施策につきましては、以下のとおりであります。

区  分

店  舗  名

年 月

備   考

改  装

エスポット駿東店

(静岡県駿東郡清水町)

2023年4月

売場最新化

改  装

ポテト粟倉店

(静岡県富士宮市)

2023年5月

売場最新化

改  装

エスポット裾野店

(静岡県裾野市)

2023年6月

売場最新化、ドラッグの導入

改  装

エスポット函南店

(静岡県田方郡函南町)

2023年7月

売場最新化、ドラッグの導入

改  装

マミー原町店

(静岡県沼津市)

2023年8月

売場最新化

改  装

エスポット湯河原店

(神奈川県足柄下郡湯河原町)

2023年10月

売場最新化

開  店

業務スーパー清水町徳倉店

(静岡県駿東郡清水町)

2023年10月

新規開店

開  店

業務スーパー浜松芳川店

(静岡県浜松市中央区)

2023年11月

新規開店

以上の結果、当連結会計年度の業績は、営業収益は77,334百万円(前期比8.0%増)、営業利益は2,227百万円(前期比36.2%増)、経常利益は2,396百万円(前期比32.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,454百万円(前期比22.5%増)で増収増益となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、過去最高益を達成しております。

 

②キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,592百万円増加し、当連結会計年度末には3,956百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は3,782百万円(前期比48.9%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,103百万円、減価償却費1,315百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は2,891百万円(前期比234.4%増)となりました、これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,833百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出1,049百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は700百万円(前期は556百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,501百万円、リース債務の返済による支出423百万円がありましたが、長期借入れによる収入2,500百万円があったこと等によるものであります。

 

③生産、受注及び販売の実績

a.仕入実績

小売業の仕入実績は以下のとおりであります。

なお、不動産賃貸事業は仕入実績がないため記載しておりません。

事業部門

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

前期比

(%)

仕入高(千円)

構成比(%)

日配・加工食品

37,843,156

63.3%

110.3%

生鮮食品

10,520,678

17.6%

116.4%

フード計

48,363,835

80.9%

111.6%

HBC(ヘルス&ビューティーケア)商品

4,507,844

7.5%

98.2%

住関連商品

3,170,203

5.3%

95.3%

家電・レジャー商品

1,349,256

2.3%

81.2%

生活関連商品

1,532,543

2.6%

96.9%

その他

865,231

1.4%

102.1%

ノンフード計

11,425,079

19.1%

95.1%

合計

59,788,914

100.0%

108.0%

(注)仕入高は、仕入実績金額に基づいて記載しております。

 

b.受注状況

当社グループは主として商品の仕入販売を行っているため、該当事項はありません。

 

c.販売実績

小売業の販売実績は以下のとおりであります。

なお、不動産賃貸事業は販売実績がないため記載しておりません。

事業部門

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

前期比

(%)

売上高(千円)

構成比(%)

日配・加工食品

46,542,195

60.7%

110.5%

生鮮食品

14,168,008

18.5%

107.6%

フード計

60,710,204

79.1%

109.8%

HBC(ヘルス&ビューティーケア)商品

5,547,467

7.2%

105.3%

住関連商品

4,387,742

5.7%

100.7%

家電・レジャー商品

1,971,737

2.6%

94.1%

生活関連商品

2,496,724

3.3%

102.7%

その他

1,598,070

2.1%

108.0%

ノンフード計

16,001,742

20.9%

102.3%

合計

76,711,947

100.0%

108.1%

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.経営成績

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(小売業)

営業収益は76,919百万円(前期比8.1%増)となりました。これは食品等の値上げ、EDLP(エブリディロープライス)の実践による価格戦略、PB・LB商品の販売強化等によるものであり、「フード(食品)」部門につきましては、「エスポット(フード)」、「ポテト・マミー」、「業務スーパー」の全ての業態で増収となり、生鮮食品、日配食品、加工食品のいずれも引き続き好調に推移した結果、前期比9.7%増となりました。「ノンフード(非食品)」部門につきましても、HBC(ヘルス&ビューティーケア)商品及びリユース事業が順調に推移し、前期比2.1%増となりました。

営業利益は2,461百万円(前期比30.3%増)となりました。経費面においては物流コストの上昇や給与のベースアップ等による人件費コストの増加があったものの、売上高の増加に伴う売上総利益額の増加、「作業改革」により生産性が向上したこと、電力消費量の削減対策及び政府の激変緩和措置等による電力料金単価の引き下げにより水道光熱費が減少したこと等により経費率が0.6ポイント改善したこと等によるものであります。

(不動産賃貸事業)

営業収益は415百万円(前期比4.0%減)、営業利益は152百万円(前期比1.1%減)となりました。

 

なお、当社グループが目標とする経営指標の実績推移は以下のとおりであります。

当連結会計年度の売上高は前期比8.1%増となりました。これは、『フード(食品)部門』の販売が好調に推移したことと、商品原価の上昇に対応した値上げによる客単価の上昇、新規開店店舗の売上の上乗せ等によるものであります。経常利益率は3.12%となり、前年に対して0.57%増加いたしました。これは、主に売上高の増加に伴う売上総利益額の増加、「作業改革」により生産性が向上したこと、電力消費量の削減対策及び政府の激変緩和措置等による電力料金単価の引き下げにより水道光熱費が減少したこと等によるものであります。

ROEは、7.83%となり、前年に対して0.95%増加いたしました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益が前年比で22.5%増加しているのに対し、自己資本は前年比8.9%の増加となったことによるものであります。

決算年月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

2024年3月

ROA(総資本利益率)

1.19%

4.42%

4.11%

3.62%

4.06%

ROA増減

+0.01%

+3.23%

△0.31%

△0.49%

+0.45%

ROE(自己資本利益率)

2.59%

9.50%

8.27%

6.88%

7.83%

ROE増減

+0.03%

+6.90%

△1.23%

△1.39%

+0.95%

対売上高経常利益率

1.41%

3.27%

2.65%

2.56%

3.12%

経常利益率増減

△0.04%

+1.86%

△0.63%

△0.09%

+0.57%

売上高(百万円)

68,254

75,089

68,549

70,938

76,711

売上高増減

+6.0%

+10.0%

+3.5%

+8.1%

売上総利益率

21.16%

21.52%

22.86%

22.80%

22.46%

売上総利益率増減

△0.28%

+0.36%

△0.06%

△0.34%

 

b.財政状態

(資 産)

当連結会計年度末の資産合計は38,093百万円となり、前連結会計年度末と比較して4,593百万円増加いたしました。

流動資産は11,972百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,076百万円増加いたしました。これは、災害リスク対策として手元流動性を高める方針により現金及び預金が1,592百万円増加したほか、売掛金が498百万円増加したこと等によるものであります。

固定資産は26,121百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,517百万円増加いたしました。これは、子会社取得によりのれんが1,762百万円、投資有価証券が289百万円、有形固定資産が234百万円、敷金及び保証金が226百万円増加したこと等によるものであります。

(負 債)

当連結会計年度末の負債合計は18,723百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,004百万円増加いたしました。

流動負債は12,992百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,126百万円増加いたしました。これは、買掛金が829百万円、短期借入金が586百万円、未払金が322百万円、未払法人税等が115百万円増加したこと等によるものであります。

固定負債は5,731百万円となり、前連結会計年度末と比較して878百万円増加いたしました。これは、長期借入金が727百万円、リース債務が143百万円増加したこと等によるものであります。

(純資産)

純資産は19,369百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,589百万円増加いたしました。これは、利益剰余金が1,279百万円増加したこと等によるものであります。

 

②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

a.キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

b.資本の財源及び資金の流動性

1)財務政策

当社グループは、設備投資計画に基づき、中長期的な設備資金を自己資金または金融機関からの長期借入金により調達し、短期的な運転資金を自己資金または金融機関からの短期借入金により調達することとしております。

なお、当連結会計年度末における借入及びリース債務を含む有利子負債の残高は6,790百万円、有利子負債比率は35.1%、現金及び現金同等物の残高は3,956百万円であります。

 

2)資本の配分

当社グループの資本の配分は、新規出店投資、災害リスク対策、地域社会等への貢献、環境対策投資等の将来の事業展望に備え、内部留保による企業体質を強化し、企業価値と株主価値の向上を図ることを、経営の最重要課題として位置づけており、株主の皆様には安定した配当を維持することを基本方針とし、経常利益率の改善など効率的な企業経営を通じ資本収益性を高めることによりPBRの改善に取り組みながら利益配分を行っていく方針であります。

内部留保資金につきましては、災害リスク対策として手許流動性を高める方針のもと、手許資金として適正な残高を確保するために、売上総利益額の1カ月分以上の残高水準を保有することを基本とし、事業成長のための設備投資資金につきましては、営業キャッシュ・フロー計画額を上限とする設備投資計画額に配分することとしております。

株主還元方針としましては、配当性向及びDOE(自己資本配当率)の向上を図るとともに、株式長期保有株主への優待特典も検討してまいります。

当連結会計年度の株主配当につきましては、中間配当10円、期末配当10円、併せて年間配当20円といたしました。次期の配当金につきましては、中間配当12円50銭、期末配当12円50銭、併せて年間配当25円とし、5円の増配を予定いたします。

 

3)契約債務

2024年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。

 

年度別要支払額(千円)

契約債務

合計

1年以内

1年超3年以内

3年超5年以内

5年超

短期借入金

808,099

808,099

長期借入金

4,763,443

1,612,271

2,265,107

886,064

リース債務

1,218,974

380,535

541,299

265,295

31,844

上記の表において、連結貸借対照表の短期借入金に含まれている1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。

 

4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成、進捗状況

当社グループは、「中長期経営計画『MAP3』」の各経営改革目標数値の達成を目指し、以下の「磨き上げ5項目」を重点的に取り組んでまいりました。

項 目

取組み事項

「商品力・品揃え」の徹底強化

①「生鮮」の徹底強化 ②「HBC(ヘルス&ビューティーケア)」の徹底強化 ③「業務スーパー」業態の再強化 ④競合店マーケットリサーチと「商品力」の徹底強化 ⑤不振店・不採算店「改善対策」の徹底 ⑥「好立地物件」の開発 ⑦「お客様の声」・社内「改善提案」の収集

「安心安価(EDLP)」の実践とPB・LBの販売強化

①NB(ナショナル・ブランド)商品の「安心安価(EDLP)」の実践 ②「原価低減」の実践 ③PB(プライベートブランド)・LB(ローカルブランド)商品の開拓と徹底導入 ④「ファーストチョイス」の推奨販売 ⑤「マル得ベンダー」・「メーカー特販ルート」との取組みと開拓

「ロス額」削減と「過剰在庫・死に筋商品」の撲滅

①「過剰在庫」「死に筋」「棚落ち・デッドストック」の追放 ②「棚割管理」の理実一致 ③バックルーム運用ルール・「天棚」運用ルールの徹底 ④ムダな「値引き・廃棄」の削減 ⑤「損耗ロス」(万引き・不明)削減の徹底 ⑥ムダな「経費ロス」の削減と「環境対応」の推進

「欠品・品薄」の撲滅とフェイスアップ

①品切れ(欠品・品薄)の徹底チェックと撲滅 ②チラシ商品の品切れ撲滅 ③「フェイスアップ・補充」の徹底 ④生鮮「発注」精度の向上 ⑤「連続未納」商品のスピード対応と撲滅

「作業改革」で「働き方」改革の推進

①「働き方」改革の推進 ②「新人事制度」計画の推進 ③「集中作業」化の推進による生産性の改善 ④「補充作業ルール」の徹底(二段台車・両手補充・先入れ先出し) ⑤見易く・買い易く・作業のし易い「棚割設計」と陳列

また、不動産賃貸事業においては、テナント等の誘致強化による収益性の維持と店舗の集客力の向上を推進してまいりました。

なお、「中長期経営計画『MAP3』」における経営改革目標数値の主な進捗状況等は以下のとおりであります。

指 標

目標数値

2023年3月期

2024年3月期

経常利益率

(収益認識会計基準適用前)

3%

2.30%

2.82%

値入率

(前期増減率)

+0.2%

△0.5%

△0.5%

既存店在庫額

(前期比)

△3%

+2.4%

△5.9%

値下げロス額

(特売を除く前期比)

△3%

△7.3%

+1.6%

損耗ロス額(売価ベース)

(前期比)

△0.02%

△1.9%

+5.3%

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり見積りが必要な事項につきましては、当該見積りを行った時点における入手可能な情報と合理的な基準に基づいて判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。