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最終更新:

E00965 Japan GAAP

売上高

489.2億 円

前期

489.7億 円

前期比

99.9%

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は当社(千寿製薬株式会社)、子会社9社及び関連会社2社により構成されており、当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

(1)製薬事業

 当社は眼科・耳鼻科用医薬品及びコンタクトレンズ用剤及び動物用医薬品の製造、販売を行っております。

(2)その他事業

 当社が化粧品原料及び医療機器及びサプリメントの製造、販売を行っております。

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 

※画像省略しています。

※子会社6社、関連会社2社は事業の規模が小規模で重要性がないため、連結の範囲から除いております。

 

25/06/30

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等という。)の状況の概要は以下のとおりであります。

(1)経営成績の状況

 当連結会計年度における当社グループをとりまく経営環境は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しつつある一方、為替変動や資源価格の高騰、諸外国の動向による地政学リスクの上昇等による懸念から、景気の先行きは依然として不透明な状況です。

 医薬品業界では、社会保障問題を背景とした後発品の使用促進施策や薬価の引き下げに加え、新薬開発におけるコスト増加と成功確率の低下、企業間競争の激化により、引き続き厳しい環境下で推移することが予測されます。

 このような状況のもと2021年度からスタートした’21年度-’25年度中期計画の4年度目として「新規事業の探索」「既存事業の革新」「構造改革」を最重要課題にかかげ、積極的に事業活動を展開してまいりました結果、売上高は489億17百万円(前年同期は489億69百万円)となりました。

 利益面におきましては、主に経費の増加や為替の変動に伴う為替差損の発生等の影響により、経常利益は29億38百万円(前年同期は91億46百万円)となりました。

 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、24億27百万円(前年同期は75億4百万円)となりました。

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

[①製薬事業]

 眼科用 VEGF 阻害剤『ラニビズマブ BS 硝子体内注射用キット』およびや角結膜上皮障害治療用点眼剤『ヒアルロン酸Na点眼液「センジュ」』が伸長しましたが、緑内障・高眼圧症治療剤『アイラミド配合懸濁性点眼液』『ルミガン点眼液』『アイファガン点眼液』などが前年を下回る販売実績となりました。以上の結果、当事業における売上高は、487億40百万円となりました。

[②その他事業]

 化粧品原料「EPC」と「CME」の当事業における売上高は、33百万円となりました。

 医療機器の当事業における売上高は、1億38百万円となりました。

 サプリメントの当事業における売上高は、5百万円となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当連結会計年度末の資産総額は、前連結会計年度末に比べ、17億74百万円増加し、1,002億39百万円となりました。

 これは主に原材料が12億59百万円増加したこと等によるものであります。

 負債総額は前連結会計年度末に比べ、1億84百万円減少し、164億42百万円となりました。

 これは主に退職給付引当金に係る負債が3億64百万円減少したこと等によるものであります。

 また、純資産につきましては前連結会計年度末に比べ19億59百万円増加し、837億96百万円となりました。

 これは主に利益剰余金が19億75百万円増加したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益32億70百万円を計上したこと等により、前連結会計年度末に比べ66億50百万円減少し、当連結会計年度末には369億99百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は8億28百万円(前年同期は42億27百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益32億70百万円の計上及び売上債権の減少28億4百万円があった一方、棚卸資産の増加額19億24百万円及びその他の流動資産の増加額36億14百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は61億64百万円(前年同期は14億78百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が32億74百万円、投資有価証券の取得による支出19億99百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は1億47百万円(前年同期は1億40百万円の使用)となりました。これは主に配当金の支払1億26百万円等によるものであります。

 

生産、受注及び販売の状況

(1)生産実績

 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

製薬事業(百万円)

49,534

109.3

報告セグメント計(百万円)

49,534

109.3

その他事業(百万円)

27

103.6

合計(百万円)

49,562

109.3

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

 

(2)商品仕入実績

 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

製薬事業(百万円)

208

111.8

報告セグメント計(百万円)

208

111.8

その他事業(百万円)

83

89.5

合計(百万円)

292

104.4

(注)1.当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)の商品仕入については提出会社がその大半を占めているため、提出会社の実績を記載しております。

 

(3)受注状況

 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。

(4)販売実績

 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

製薬事業(百万円)

48,740

99.9

報告セグメント計(百万円)

48,740

99.9

その他事業(百万円)

176

95,7

合計(百万円)

48,917

99.9

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

 

2.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

武田薬品工業㈱

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

33,059

67.5

32,910

67.3

 

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。

 

(1) 当連結会計年度の経営成績の分析

経営成績の分析につきましては、「経営成績等の状況の概要」(1)経営成績の状況をご参照ください。

(2) 経営成績に重要な影響を与える要因について

 当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、また、薬価基準改訂、受診者負担増を始めとした医療費抑制策強化など、薬剤費抑制の傾向が一層強まっております。

 重要な影響を与える要因については、外的要因として、主に眼科薬領域における新薬の開発販売競争の激化と薬価基準改訂、受診者負担増等の社会的要因を考えており、内的要因として、武田薬品工業株式会社との「一手販売の契約」(1年宛自動延長)の継続及び、ガバナンス体制の維持を考えております。

(3) 戦略的現状と見通し

 当社グループといたしましては、これらの状況を踏まえて、新製品の開発力と営業力の強化及びこれらを支える強固な経営基盤の実現を目指して、体質改善をさらに進めます。

 なお、販売面では、既存品である緑内障・高眼圧症治療薬「アイファガン点眼液」、中国向けに販売している非ステロイド性抗炎症点眼剤「プラノプリン」に加えて、眼科用VEGF阻害剤「ラニビズマブ BS 硝子体内注射用キット」、緑内障・高眼圧症治療剤「アイラミド配合懸濁性点眼液」等が、売上高、損益ともに寄与するものと見込んでおります。

(4) 当連結会計年度の財政状態の分析

 当社グループの財政状態の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」(2)財政状態の状況をご参照ください。

(5) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析

 当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」(3)キャッシュ・フローの状況をご参照ください。

(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループは、原材料等の調達や販売費等の運転資金のほか、研究開発設備や生産設備を中心とした設備投資、競争力強化と事業の発展等を目的とした研究開発活動、恒久的な成長と経営のリスク分散のための海外展開をはじめとした戦略的投資等に資金を投下しており、必要な資金についてはすべて自己資金で賄っております。取引銀行と当座貸越契約を締結しておりますが、当面の運転資金及び設備資金に加え、一定の戦略的投資機会にも備えられる現預金水準を確保しているため、外部調達の必要は生じておらず、今後の事業展開につきましても自己資金で賄っていく予定であります。

(7) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、報告数値に影響を与える見積りは、その時点で最も合理的と考えられる基準にて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。

 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表

等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。