関西国際空港土地保有株式会社

不動産業空運

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

  • ニュースリリースデータがありません。


最終更新:

E04351 Japan GAAP

売上高

293.4億 円

前期

302.0億 円

前期比

97.2%


3【事業の内容】

 当社は、関西国際空港用地の保有・管理・賃貸に係る事業を行っています。なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しています。

 

 以上に述べた事業の系統図は、以下のとおりです。

※画像省略しています。

 

 

23/06/27

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要及び経営者の視点による分析・検討内容は次のとおりです。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況及び経営者の視点による分析・検討内容

 当社は、当社の債務について、新関西国際空港㈱との間で締結している関西国際空港用地の賃貸借契約に基づき、新関西国際空港㈱から得た賃料収入により償還期限の到来した債務の一部を返済したほか、残る債務については、新関西国際空港㈱よりその信用力で調達した低金利の資金を借り入れ、確実に返済を行っており、2059年度の債務完済に向けて計画どおり進んでいます。

 世界規模での新型コロナウイルス感染症の流行によって、2020年度以降、航空需要が大幅に減少しました。その後

基本的な感染対策の浸透や入国制限措置の緩和等により、2022年度には航空需要は本格的な回復期に入りました。航空需要の状況を十分注視し、新関西国際空港㈱とともに関西エアポート㈱の取組等に協力してまいります。

 これらの結果、当社における当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

 当事業年度における資産合計は1,480,324百万円、負債合計は747,345百万円、純資産合計は732,978百万円となりました。

 

(資産の部)

 流動資産は60,236百万円と、前事業年度末より785百万円の減少となり、固定資産は1,420,087百万円と、前事業年度末並となりました。

 資産合計は1,480,324百万円と、前事業年度末より785百万円の減少となりました。

 

(負債の部)

 負債合計は747,345百万円と、前事業年度末より14,168百万円の減少となりました。このうち、有利子負債については、長期借入金が10,109百万円減少しました。

 

(純資産の部)

 純資産合計は、当期純利益を13,382百万円計上したことにより、732,978百万円となりました。なお、当期純利益はその同額を関西国際空港用地整備準備金の積立に充てています。

 

②経営成績

(営業収益)

 当事業年度における営業収益は29,342百万円と、前事業年度に比べ853百万円の減収となりました。

 

(営業費用)

 当事業年度における営業費用は7,033百万円と、前事業年度に比べ415百万円の増加となりました。

 

(営業利益)

 以上の結果、当事業年度における営業利益は22,309百万円と、前事業年度に比べ1,269百万円の減益となりました。

 

(営業外損益)

 当事業年度における営業外収益は、受取利息等により0百万円となり、前事業年度に比べ0百万円の減少となりました。一方、営業外費用については、支払利息により3,289百万円となり、前事業年度に比べ35百万円の減少となりました。

 

(経常利益)

 以上の結果、当事業年度における経常利益は19,020百万円と、前事業年度に比べ1,233百万円の減益となりました。

 

(特別損益)

 当事業年度において特別利益及び特別損失の計上はありません。

 

(当期純利益)

 以上により、税引前当期純利益は19,020百万円となり、また法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を減した結果、当期純利益は13,382百万円と、前事業年度に比べ710百万円の減益となりました。

 

 当社は、関西国際空港用地の保有・管理・賃貸に係る事業を行う単一セグメントであるため、報告セグメントに係る情報は記載していません。

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載しています。

 

(2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は0百万円と、期首より0百万円の減少となりました。

 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 なお、当社の資本の財源及び資金の流動性については、「 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しています。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、17,785百万円(前年同期は1,832百万円の獲得)となりました。これは主に、新関西国際空港㈱からの安定的な土地賃料収入によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動は行っていません。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、17,785百万円(前年同期は1,832百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済が148,232百万円となる一方、長期借入れによる調達が130,184百万円となったことによるものです。

 

 

(3)生産、受注及び販売の実績

 ①生産及び受注の実績

 当社は、関西国際空港用地の保有・管理・賃貸に係る事業を行っていますが、生産及び受注については該当事項はありません。
 

 ②販売の実績

 当社は関西国際空港用地の保有・管理・賃貸に係る事業を行う単一セグメントであり、当事業年度の販売実績は、次のとおりです。

 

セグメントの名称

当事業年度

(自 2022年4月1日

    至 2023年3月31日)

 

金額(百万円)

前年同期比(%)

 関西国際空港用地の保有・管理・賃貸

 に係る事業

29,342

97.2

(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。

相手先

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

    至 2022年3月31日)

 

 

当事業年度

(自 2022年4月1日

    至 2023年3月31日)

 

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

新関西国際空港㈱

30,196

100.0

29,342

100.0