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最終更新:

E04601 Japan GAAP

売上高

5.30億 円

前期

5.33億 円

前期比

99.4%

3【事業の内容】

 当社の企業集団は、当社及び関係会社2社である演舞場サービス㈱及び松竹㈱で構成され、不動産の賃貸及び食堂・売店の経営並びに演劇興行等を主な内容としております。

 当社は、「不動産賃貸事業」の単一セグメントを営んでおります。

 当企業集団の当該事業における位置付けは以下の通りであります。

(1)不動産賃貸事業

 当社は劇場及び別館ビル、駐車場等を所有し、これを賃貸しております。劇場については松竹㈱及び演舞場サービス㈱に賃貸し、松竹㈱が演劇興行等を行い、演舞場サービス㈱は場内の食堂・売店の経営を行っております。

(2)食堂事業

 演舞場サービス㈱は、劇場内で食堂の経営をしております。

(3)売店事業

 演舞場サービス㈱は、劇場内でお土産品などの売店の経営をしております。

 事業の系統図は以下の通りであります。

※画像省略しています。

 関係会社は以下の通りであります。

関連会社          演舞場サービス㈱

その他の関係会社      松竹㈱

25/08/29

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものです。

 

(1)経営成績等の状況の概要

 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は、次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

 当事業年度におけるわが国経済は、賃上げやインバウンド需要の増加に伴い景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で不安定な国際情勢による資源エネルギー価格の上昇や円安による物価高、人手不足等、依然として先行き不透明な状況が続きました。

 当社と関係が深い演劇興行界におきましては、コロナ禍以前の水準を超える人気公演がある一方、団体客を含めた一般客層の来場はまだ回復には至っていない状況です。

 新橋演舞場では当事業年度に年間351回の公演が実施されました。

 当社におきましては、前年より実施しておりました外壁改修工事が無事に終了いたしました。

 以上の結果、当期の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。

 

(イ)財政状態

当期末の資産合計は、5,391,388千円となり、前期末に比べ259,349千円増加しました。

当期末の負債合計は、891,053千円となり、前期末に比べ34,649千円増加しました。

当期末の純資産は、4,500,335千円となり、前期末に比べ224,700千円増加しました。

 

(ロ)経営成績

 当事業年度の売上高は529,551千円(前事業年度比0.6%減)、営業利益は110,091千円(同27.2%減)、経常利益は122,000千円(23.4%減)となり、当期純利益は84,873千円(同23.1%減)となりました。当期純利益の大幅な減少については、本館外壁修繕工事(27,405千円)等による補修費の増加が主な要因であります。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比べて、当事業年度末には2,875,778千円となり、57,123千円(2.0%)増加いたしました。

 また、当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は91,898千円(前事業年度比56.9%減)となりました。

これは主に、税引前当期純利益122,000千円、減価償却費52,785千円、未払消費税等の減少額34,515千円、及び法人税等の支払額48,699千円を計上したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は20,351千円(前事業年度比89.4%増)となりました。

これは有形固定資産の取得による支出20,351千円があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は14,423千円(前事業年度比21.0%減)となりました。

これは配当金の支払額13,273千円及び自己株式の取得による支出1,150千円があったことによるものです。

③ 生産、受注及び販売の実績

(1)生産実績

 該当事項はありません。

(2)受注実績

 該当事項はありません。

(3)販売実績

 当事業年度における販売実績は、次のとおりであります。当社は「不動産賃貸事業」の単一セグメントを営んでおります。

賃貸料収入を部門別に示せば次のとおりであります。

部門

新橋演舞場

(劇場)

(千円)

食堂・売店

(千円)

地域冷暖房センター

(千円)

ショーケース等

(千円)

駐車場

(千円)

別館

(千円)

合計

(千円)

第102期

(自 2023年6月1日

至 2024年5月31日)

437,546

14,970

16,847

15,507

18,735

29,135

532,741

第103期

(自 2024年6月1日

至 2025年5月31日)

435,953

14,915

16,847

15,644

18,314

27,876

529,551

 (注)主な相手先別賃貸料収入及び総賃貸料収入に対する割合は次のとおりであります。

相手先

第102期

(自 2023年6月1日

至 2024年5月31日)

第103期

(自 2024年6月1日

至 2025年5月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

松竹株式会社

440,572

82.7

438,922

82.9

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 ① 重要な会計方針及び見積り

 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。

この財務諸表の作成に当たりまして、当事業年度末における貸借対照表数値及び事業年度における損益計算書数値に影響を与える見積りは、主に引当金、法人税等であり継続して評価を行っております。

 見積り及び判断・評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。

② 財政状態の分析

 当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ259,349千円増加し5,391,388千円となりました。

・流動資産

 流動資産は、前事業年度末に比べ61,322千円増加し3,008,107千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加57,123千円によるものです。

・固定資産

 固定資産は、前事業年度末に比べ198,026千円増加し2,383,280千円となりました。これは主に、関係会社株式の時価評価に伴う増加224,097千円及び建物の減少31,991千円によるものです。

 

 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ34,649千円増加し891,053千円となりました。

・流動負債

 流動負債は、前事業年度末に比べ45,058千円減少し79,099千円となりました。これは主に、未払法人税等の減少11,698千円及び未払消費税等の減少34,515千円によるものです。

・固定負債

 固定負債は、前事業年度末に比べ79,708千円増加し811,953千円となりました。これは主に、繰延税金負債の増加76,365千円によるものです。

 

 当事業年度末の純資産の部の合計は、前事業年度末に比べ224,700千円増加し4,500,335千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加71,529千円及びその他有価証券評価差額金の増加154,320千円によるものです。

③ 経営成績の分析

・売上高

 売上高は529,551千円(前事業年度比0.6%減)となりました。これは主に、前事業年度に計上した別館テナント更新料収入の減少によるものです。

・売上原価、販売費及び一般管理費

 売上原価、販売費及び一般管理費の合計は419,460千円(前事業年度比9.9%増)となりました。これは主に、補修費の増加によるものです。

・営業利益

 営業利益は、110,091千円(前事業年度比27.2%減)となりました。これは主に、上記販売費及び一般管理費の増加によるものです。

・当期純利益

 当期純利益は、84,873千円(前事業年度比23.1%減)となりました。これは主に、上記並びに営業外収益12,383千円(前事業年度比50.4%増)によるものです。

 

④ 資本の財源及び資金の流動性の分析

(イ)当事業年度のキャッシュ・フローの状況

 当事業年度における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ57,123千円増加して、期末残高は2,875,778千円となりました。詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

 

(ロ)当社の資本の財源及び資金の流動性について

 当社の資金需要は、主に運営・管理活動に必要となる人件費、設備管理費となります。これらについて、現在手元資金でまかなえる状況でありますが、財務上の基本方針として、手元資金の変動を平準化し、将来的な資金需要に備えるため、毎期剰余金の一部を別途積立金として内部留保しております。今後も安定した経営基盤に基づく収益向上を図り、営業活動によるキャッシュ・フローの増加に努めてまいります。

 

⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について

「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。

 

⑥ 経営上の目標の達成状況

 当社は前記の通り、劇場、別館及び駐車場等を所有し、これらの安定経営による賃貸収入を重視することから、売上高及び経常利益を経営の重点目標としており、基本として一事業年度毎に売上高、経常利益の目標を設定しております。当期におきましては、売上高526,000千円、経常利益122,000千円の目標にてスタートいたしましたが、感染対策を行いながら劇場公演が休止することなく実施され、賃料収入は確保でき、売上高529,551千円、経常利益122,000千円、当期純利益84,873千円となりました。次期につきましては、前期の収益水準をベースに、重要資産である劇場等の長期的修繕の継続及び運営方針等を考慮し、売上高527,000千円、経常利益150,000千円の目標達成に努めてまいります。