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最終更新:

E04663 Japan GAAP

売上高

1.69億 円

前期

1.66億 円

前期比

101.9%


3【事業の内容】

ゴルフ場の経営

1)ゴルフ場内における運営は、旭川国際カントリークラブ(親睦団体)がその掌に当たっております。

2)カントリークラブは理事24名によって理事会を構成し、管理運営に当たっております。

カントリークラブは理事会の他に各委員会(競技、ハンディーキャップ、ハウス、フェローシップ、コース、エチケット、総務)があり、それぞれの分野を担当しております。

3)カントリークラブの会員となるためには、株主会員及び権利会員、平日会員は一定額の会員資格保証金(預り金)を納入し、且つ毎年一定額の会費を納入して、初めて会員としてプレーをする資格を取得するものであります。

4)会員及びビジターがプレーした場合には、グリーンフィ、キャディーフィ、練習場料金、ゴルフ場利用税等を支払います。

5)クラブハウスにはロッカー及び浴場が設備されております。

 

6)以上の3)、4)、の収入がカントリークラブ即ちゴルフ場収入であり、ゴルフ場の維持管理は勿論会社の運営費に充当されております。

 

24/03/25

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の概要

 ①経営成績

 当事業年度は昨年より7日早い4月15日のオープンとなりました。公式戦55回、オープンコンペ30回を行い顧客集客に努めました。また今シーズンは11月9日の営業を最後にクローズとなりました。営業日数は昨年と同じ205日となりました。この結果入場者数は、21,047人(前年比850人減)となりました。

 売上高は169,085千円で前年比3,140千円の増収となりました。これは、入場者数は減少したもののプレーフィを値上げしたことによりプレーフィ単価が増加したことが主な要因となっています。

 販売費及び一般管理費は170,969千円と前年比2,154千円の減少となりました。

 経常損失は3,187千円で前年比6,087千円改善しました。昨年より7,190千円少ない債務償還益3,101千円を特別利益として計上したので、当期純損失は472千円となりました。

 次事業年度に向け、会員同伴プレー料金の設定、月曜の完全セルフデー、金曜の昼食付サービスデー&レディースデーなどで集客を強化し、近郊他クラブとの入場者獲得競争に対応するとともに、名義書換料を引き続き通常の半額とし、会員の高年齢化対策をさらにすすめていきます。

 

 ②キャッシュ・フロー

 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ20,906千円増加し、当事業年度末には90,575千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度における営業活動の結果、獲得した資金は13,201千円(前事業年度は5,970千円の獲得)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度における投資活動の結果、獲得した資金は7,705千円(前事業年度は53,140千円の使用)となりました。これは投資有価証券の償還が10,000千円あったものの、タービンブロアー1,500千円、トラクター芝刈り機660千円、厨房休憩室ルームエアコン135千円の取得があったことによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 該当事項はありません。

 

 

③売上の状況

 a.売上実績

科目

第59期

(自 令和4年1月1日

至 令和4年12月31日)

第60期

(自 令和5年1月1日

至 令和5年12月31日)

人員(人)

1日平均

(人)

金額

(千円)

人員(人)

1日平均

(人)

金額

(千円)

年会費収入

 

 

33,213

 

 

33,088

メンバーフィ

12,393

60.5

3,219

12,140

59.2

3,173

法人メンバーフィ

1,170

5.7

2,387

1,080

5.3

2,129

ビジターフィ

8,334

40.7

5,836

7,827

38.2

5,004

カートーフィ

 

 

68,550

 

 

75,280

ビジター保険料

 

 

696

 

 

658

諸費用収入

 

 

22,516

 

 

20,994

トーナメント参加料

 

 

3,065

 

 

2,663

コンペ参加料

 

 

3,849

 

 

3,585

貸用具収入

 

 

63

 

 

56

練習場収入

 

 

3,751

 

 

3,443

名義書換料

 

 

1,375

 

 

1,230

売店収入

 

 

1,739

 

 

1,613

レストラン収入

 

 

15,688

 

 

16,170

合計

21,897

106.8

165,945

21,047

102.7

169,085

 

b.利用料金明細

科目

細目

金額(円)

前期

当期

年会費収入

一般会員 個人法人共 1口

25,000

25,000

平日会員 個人法人共 1口

12,500

12,500

メンバーフィ

記名会員

500

500

500

法人メンバーフィ

法人無記名会員

平日

土曜日祭

2,200

2,213

ゲストフィ

 

平日

1,090

1,095

 

土曜

8,900

8,995

 

日祭

8,900

8,995

カートフィ

1バック

メンバー

6,500

6,500

ゲスト

7,500

7,500

2バック以上

メンバー

4,500

4,500

ゲスト

5,400

5,400

ビジター保険収入

 

 

70

70

諸費用収入

 

 

1,300

1,300

トーナメント参加料

 

1競技

1,000

1,000

貸用具収入

クラブ

フルセット

3,000

3,000

1本

200

200

シューズ

1足

500

500

練習場収入

練習ボール1箱(30ヶ)

300

300

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。

 

①重要な会計方針及び見積り

 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。また、この財務諸表の作成にあたり必要と思われる会計上の見積りについては、合理的な基準に基づいて実施しております。

 

②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.経営成績等

1)財政状態

(流動資産)

 流動資産は、前事業年度末と比較し21,870千円増加し、当事業年度末で98,533千円となりました。現金及び預金が20,906千円増加したことによるものであります。

(固定資産)

 固定資産は、前事業年度末と比較して25,615千円減少し、当事業年度末で645,495千円となりました。これは主に投資有価証券10,000千円の償還によります。

(流動負債)

 流動負債は、前事業年度末と比較して1,381千円増加し、当事業年度末で8,818千円となりました。

(固定負債)

 固定負債は、前事業年度末と比較して4,654千円減少し、当事業年度末で883,752千円となりました。これは主に長期預り保証金が減少したことによるものであります。

(純資産)

 純資産は、前事業年度末と比較して472千円減少し、当事業年度末で△148,542千円となりました。

 

2)経営成績

 当事業年度における売上高は前年比3,140千円増の169,085千円となりました。入場者数は前年比850人減少したものの、プレーフィの値上げにより客単価が増加したのが主な要因です。売上原価は前年比466千円増加の11,214千円、販売費及び一般管理費は前年比2,153千円減少の170,970千円で、経常損失は前年比6,087千円改善の3,187千円となりました。当期純損失は472千円(前年は当期純利益261千円)となりました。

 

3)キャッシュ・フローの状況

 当事業年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、(1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローに記載のとおりであります。

 

b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

 景気低迷、ゴルフ人口の減少等の複合的原因によって、売上高は競争による低価格化を入場者増加にて補填するも、今後一層の経費節減と効率化がますます重要になります。同時に、経費節減により顧客満足度が低下しないように努めることも課題です。12年前の電磁誘導カート導入後、入場者数も増加傾向であり、高齢化にも充分配慮していきます。

 

 

c.資本の財源及び資金の流動性

  当社が営む事業における主な資金需要は、ゴルフ場の整備維持管理に必要となる運転資金、ゴルフコース及び付属設備に係る設備資金です。これらの資金需要に対しては、内部資金を活用しております。金融機関からの借入による資金調達は行っておりません。内部資金の範囲内で、事業を行っていくことを基本方針としております。