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最終更新:

E04676 Japan GAAP

売上高

3.94億 円

前期

3.81億 円

前期比

103.4%


3 【事業の内容】

(1) 会社の目的

(イ) ゴルフ場の建設及び経営

(ロ) 観光遊覧施設の開発と経営

(ハ) その他上記各号に関連する一切の業務

(注) 現在は(ロ)は行なっておりません。

 

(2) 事業の内容

27ホール(パー108)のゴルフコースを設置し、株主及び預託金会員制により運営しています。ゴルフプレーに関する事項については、京覧カントリークラブへ委嘱し、それぞれ下記の組織により、運営しております。

 

※画像省略しています。

 

24/04/26

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(業績等の概要)

(1) 業績

当事業年度の景気は、コロナ禍前と比較して依然コンペ需要は低迷しているものの、ゴルフ場でのコロナウィルス感染リスクが極めて低いことから、令和3年後半より全体の来場者数については増加しており、令和5年の中国地方のゴルフ場入場者数は8.6%増加で推移しました。
 当社は、引き続き昼食メニューの改善、各種イベントの開催など お客様により満足していただけるよう取り組んでまいりました。 おかげさまで入場者数、売上高ともに増加することができました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、前事業年度末の95,398千円から5,950千円(6.2%)増加し、101,348千円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度の営業活動により獲得した資金は45,613千円(前年41,503千円)となりました。これは主に減価償却による内部留保によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度の投資活動により支出した資金は、12,874千円(前年は27,665千円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度の財務活動により支出した資金は、26,790千円(前年21,561千円)となりました。これは主に短期借入金の返済、会員預り金の返還、長期未払金の支払によるものです。

 

 

(収容能力、来場者数、営業収入の状況)

(1) 収容能力

来場者により快適なプレーを楽しんでいただくために、27ホール営業で1日90組、300名を目安として運営しております。

 

(2) 来場者数の実績内訳

 

第50期
自 令和4年2月1日
至 令和5年1月31日

第51期
自 令和5年2月1日
至 令和6年1月31日

年月

会員

ビジター

営業
日数

1日平均
入場者数

年月

会員

ビジター

営業
日数

1日平均
入場者数

4.2

1,097

3,523

4,620

28

165.0

5.2

1,150

3,142

4,292

27

159.0

3

1,272

3,643

4,915

31

158.5

3

1,268

3,484

4,752

31

153.3

4

1,362

3,231

4,593

29

158.4

4

1,202

3,332

4,534

29

156.3

5

1,571

4,063

5,634

31

181.7

5

1,175

3,917

5,092

30

169.7

6

1,384

3,085

4,469

30

149.0

6

1,157

3,379

4,536

29

156.4

7

1,377

3,147

4,524

31

145.9

7

1,214

3,097

4,311

31

139.1

8

1,217

2,866

4,083

31

131.7

8

1,154

2,991

4,145

31

133.7

9

1,306

2,765

4,071

28

145.4

9

1,274

3,393

4,667

28

166.7

10

1,128

4,073

5,201

30

173.4

10

1,246

3,777

5,023

31

162.0

11

1,086

3,438

4,524

30

150.8

11

1,316

3,820

5,136

30

171.2

12

1,091

3,662

4,753

31

153.3

12

1,297

3,706

5,003

30

166.8

5.1

1,112

3,580

4,692

30

156.4

6.1

1,446

3,687

5,133

31

165.6

合計

15,003

41,076

56,079

360

155.8

合計

14,899

41,725

56,624

358

158.2

比率

26.8%

73.2%

100.0%

 

 

比率

26.3%

73.7%

100.0%

 

 

 

 

(3) 営業収入の実績

 

区分

第50期
自 令和4年2月1日
至 令和5年1月31日

第51期
自 令和5年2月1日
至 令和6年1月31日

収入(千円)

構成比(%)

収入(千円)

構成比(%)

ラウンドフィー

263,632

69.2

244,521

62.0

売店等売上

6,863

1.8

7,359

1.9

食堂売上

84,986

22.3

115,753

29.4

会員年会費収入

23,994

6.3

25,038

6.4

その他の収入

1,488

0.4

1,430

0.4

合計

380,963

100

394,101

100

 

 

 

(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。

なお、以下における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。

 

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されていますが、この財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産負債や収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っていますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。また、財務諸表作成のための重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載の通りです。

なお、会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響に関して、当事業年度における財務諸表における影響は軽微なものと判断しております。

 

(2) 財政状態の分析

資産合計は、前事業年度に比較し、32,062千円減少し2,965,489千円となりました。これは、主として繰延税金資産21,719千円の減少、構築物9,657千円の減少、機械装置4,963千円の減少及びリース資産2,232千円の減少によるものです。

当事業年度の設備投資額は9,171千円でした。その結果、有形固定資産の残高は2,826,629千円(前事業年度は2,843,488千円)となり16,859千円減少しました。負債合計は、前事業年度に比較し、15,209千円減少し、1,745,992千円となりました。これは主として借入金19,284千円の減少、長期未払金5,528千円の減少によるものです。

 

(3) 経営状態の分析

当事業年度における売上高は394,101千円(対前年比3.5%増)、売上原価246,680千円(対前年比5.1%増)、販売費及び一般管理費は125,385千円(対前年比8.0%増)、営業利益は22,037千円(前年は30,049千円)、当期純損失は16,854千円(前年は当期純利益10,875千円)となりました。
 売上高の増加は、入場者数の増加(545人増加)によるものです。

 

(4) キャッシュ・フローの状況

「第1部 企業情報 第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(業績等の概要) (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について

当社の金融機関からの借入金残高は高水準にあり、また会員預り金は返還請求据置期間を経過していますが、すべての返還請求に対して一括して応じることは困難な状況にあり、係る状況において、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在しております。こうした状況を解消するため、事業改善プログラムを実施して入場者数の増加、客単価の増加、運営経費の削減・適正化を図った結果、キャッシュフローに一定の改善が得られ、金融機関への返済について安定的に実行可能な内容で合意を頂いております。また、預託金についても、償還方法について個別に交渉し、できるだけ分割償還のご了承を頂くよう務めています。今後もこうした対応を継続してまいりますが、ゴルフ業界を取り巻く環境や近隣コースとの競争環境には厳しいものがあり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が完全には解消されていないと認識しています。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性

当社における資金需要は、主にコースの維持整備にかかる改造費用とコース管理機械や老朽設備の更新です。

事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保する事を基本方針としており、営業活動・投資活動とも内部資金を財源として行う事を基本としています。
なお、新年度において重要な資本的支出の予定はありません。