売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E04695 Japan GAAP

売上高

2.89億 円

前期

2.68億 円

前期比

107.9%


3【事業の内容】

(1)事業の内容

 広島県尾道市の財界有志並びにゴルフ愛好者により、昭和47年5月に尾道ゴルフ観光株式会社を設立し、尾道市原田町、木ノ庄町の地元関係者の全面的な協力のもとに、18ホール、6,579ヤード、パー72のゴルフコースを昭和60年10月開場、尾道うずしおカントリークラブとして会員制により営業を開始しています。会社の経営は下記の経営組織によって運営されております。

※画像省略しています。

(2)尾道うずしおカントリークラブの概況

 ゴルフ場の資産は当社が所有し、営業の収支は当社へ帰属することになっており、尾道うずしおカントリークラブは理事会及び委員会を構成しクラブ運営にあたっています。

 なお、当社と尾道うずしおカントリークラブの間には運営に関する契約は行っていません。

 当社の株主は、現在個人では12株単位で会員権1口を、また法人では原則として最低24株以上所有した上で12株単位で会員権1口を保有する資格を有し、尾道うずしおカントリークラブに入会の手続きを経て会員としてゴルフ場の諸施設を利用出来ることになっています。

(イ)会員には個人会員と法人会員とあり、法人会員は個人会員と同じ条件で記名会員と無記名会員を選択することが可能であります。

令和5年4月末日現在、個人会員数1,205名、法人会員数357名、計1,562名

(注)法人会員数内訳(法人株主数165社)、記名会員279名、無記名会員75名

(ロ)尾道うずしおカントリークラブは次の役員で運営しています。

 

 

令和5年7月27日現在

 

役職名

氏名

生年月日

主たる職業

理事長

手塚 弘三

昭和20年3月18日

広島県教科用図書販売株式会社 代表取締役会長、

当社取締役

キャプテン

村上 清司

昭和18年11月2日

株式会社関西機工商会 会長、当社取締役

理事

吉田 大造他3名

 

6名

 

 

(ハ)グリーンフィーその他各種料金

 グリーンフィー並びに各種料金は下記のとおりであります。

区分

令和元年10月1日よりの各種料金

会員

無記名

ビジター

グリーンフィー

平日

600円

600円

2,000円

 

土曜日

600

1,600

4,360

 

日祭日

600

1,600

4,360

厚生費、光熱費等

1,600

1,600

1,600

ゴルファー保険

65

65

65

ゴルフ振興募金

70

70

70

中国連盟負担金

45

45

45

ゴルフ場利用税

400

400

400

乗用カートフィー

一律 3,500円

キャディーフィー

一律 2,100円

(1ラウンドにつき)

 

 

(ニ)年会費・名義書換料

年会費1名(法人内1口)につき24,000円(平成23年10月1日より)

名義書換料

区分

平成5年10月1日より

個人会員(円)

300,000

※個人会員(推定相続人等)(円)

150,000

法人会員(1口につき)(円)

300,000

法人内登録者変更(1名につき)(円)

150,000

※平成5年10月1日より名義書換料は300,000円に改定しております。

 

23/07/27

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

経営成績等の状況の概要

 当社には子会社がなくゴルフ場経営しか行っておりませんので、セグメントの記載はしておりません。

 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当地方の経済は、輸出や生産が全体として上向いたほか、設備投資にも持ち直しの傾向がみられました。新型コロナウイルス感染の拡大と収束が繰り返される中で、個人消費が低調に推移するなど、回復テンポは緩やかなものにとどまりました。

 一方、県内ゴルフ場業界は、引き続き入場者が緩やかな漸増傾向にあります。

 当ゴルフ場では、引き続きコロナ対策の徹底、感染予防措置を講じる中、コース内外のプレー環境整備・クラブハウス内の設備更新、充実等に鋭意取り組み致しました。

 結果、入場者数は37,842人(対前期比2,456人増)となり、売上高は288,946千円(対前期比21,086千円増)となりました。経常利益は9,616千円(対前期比6,126千円増)、当期純利益は4,402千円(対前期比3,011千円増)となりました。

 今後一層の営業活動強化、経費削減に努め、経営の安定と発展に努力する所存です。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度に比べ28,690千円減少し、当事業年度末には、42,157千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、47,256千円(前年同期は56,773千円の獲得)となりました。これは主に、税引前当期純利益7,921千円を計上したことに対し、資金の支出を伴わない減価償却費が34,409千円あったこと、売上債権の減少1,085千円等によるものであります。なお、その他の内容としましては未払消費税等が490千円の減少、その他の流動負債が12,345千円の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、57,099千円(前年同期は40,377千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出58,820千円等によるものです。なお、無形固定資産の取得はありません。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、18,847千円(前年同期は30,361千円の使用)となりました。これは主に短期・長期借入金の差引減少額等によるものであります。

収容能力、来場者数、営業収入の実績

(1)収容能力

 ゴルファーはより快適なプレーが出来ることを望まれるので収容能力には自ら限界があり、当クラブの場合、1日60組、220名が限度であります。

(2)来場者数実績

第50期

月別

会員(人)

ビジター(人)

合計(人)

営業日数(日)

1日平均(人)

令和3年5月

738

2,259

2,997

31

96.6

706

1,831

2,537

30

84.5

724

2,006

2,730

30

91.0

546

1,607

2,153

30

71.7

783

2,126

2,909

30

96.9

10

886

2,543

3,429

31

110.6

11

875

2,579

3,454

30

115.1

12

769

2,475

3,244

30

108.1

令和4年1月

776

2,150

2,926

31

94.3

663

2,125

2,788

27

103.2

744

2,306

3,050

31

98.3

789

2,380

3,169

30

105.6

8,999

26,387

35,386

361

98.0

比率(%)

25.4

74.6

100

 

 

 

 

 

第51期

月別

会員(人)

ビジター(人)

合計(人)

営業日数(日)

1日平均(人)

令和4年5月

793

2,898

3,691

31

119.0

718

2,345

3,063

30

102.1

636

2,359

2,995

31

96.6

570

1,915

2,485

31

80.1

708

2,241

2,949

29

101.6

10

806

2,789

3,595

31

115.9

11

784

2,813

3,597

30

119.9

12

758

2,779

3,537

30

117.9

令和5年1月

787

2,219

3,006

30

100.2

635

1,954

2,589

28

92.4

715

2,418

3,133

31

101.0

768

2,434

3,202

30

106.7

8,678

29,164

37,842

362

104.5

比率(%)

22.9

77.1

100

 

 

 

 

(3)営業収入の実績

区分

第50期

(自 令和3年5月1日

至 令和4年4月30日)

第51期

(自 令和4年5月1日

至 令和5年4月30日)

科目

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

構成比(%)

ラウンドフィー

236,777

88.4

257,954

89.3

食堂収入

3,014

1.1

3,828

1.3

売店等売上収入

3,879

1.5

4,509

1.6

年会費収入

24,188

9.0

22,654

7.8

営業収入合計

267,859

100.0

288,946

100.0

 

経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.財政状態について

 当事業年度末における資産合計は2,884,570千円(前事業年度末2,878,128千円)となり、6,442千円増加しました。具体的には現金及び預金28,690千円の減少、営業債権1,086千円の減少、棚卸資産8,653千円の増加、固定資産27,761千円の増加となっています。

 なお、有形固定資産の残高は、2,817,287千円(前事業年度末は2,786,689千円)となり、30,598千円増加しました。これは有形固定資産の取得が58,820千円あったこと、減価償却費34,409千円を計上したためであります。

 当事業年度末における負債合計は、721,949千円(前事業年度末719,909千円)となり、2,040千円増加しました。これは未払費用が11,985千円増加、預り金が362千円増加、短期・長期借入金の返済により3,392千円減少したためであります。

 その他、大きな変動はありません。

b.経営成績について

 当事業年度における売上高は288,946千円(前年同期267,859千円)、売上原価171,319千円(前年同期166,365千円)、販売費及び一般管理費は102,694千円(前年同期92,933千円)となりました。

 その結果、営業利益は14,933千円(前年同期8,561千円)、当期純利益は4,402千円(前年同期1,391千円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性にかかる情報

a.資本の財源及び資金の流動性

 当社の運転資金需要のうち主なものはコース維持費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は設備投資等によるものであります。

 当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入れを基本としております。

 なお、当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は600,107千円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は42,157千円となっております。

b.キャッシュ・フローの分析

 第2「事業の状況」4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」経営成績等の状況の概要(2)「キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社の財務諸表は、わが国において一般公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。