株式会社四日市カンツリー倶楽部

サービス業ゴルフ場

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最終更新:

E04700 Japan GAAP

売上高

5.09億 円

前期

4.99億 円

前期比

102.0%


3【事業の内容】

 当社(親会社、子会社、関連会社及びその他の関係会社はない。)は、当社の株主である株主会員のゴルフプレーを目的として、ゴルフ場事業を行なっております。なお、ビジターのゴルフプレーも積極的に受け入れており、利用料金並びに営業能力は次のとおりであります。

 

(イ)料金表(2023年12月31日現在通常料金)

(消費税別)

 

区分

料金

ゴルフプレーフィー

グリーンフィー

3,000円

ビジターフィー  (平日)

8,000円

         (土、日、祝日)

13,000円

キャディーフィー (1R)

4,600円

利用税

1,000円

年会費

 

48,000円

練習場利用料金

貸ボール 1箱(24個)

300円

ロッカー専有料

専有ロッカー年間賃貸料

6,000円

ロッカー使用料

 

800円

(注)1 会員の誕生優待制度を設けており、メンバーのグリーンフィーを無料に、ビジターフィーを半額としております。また会員紹介ビジター特別優待券を発行しており、ビジターフィーを半額としております。

2 1月2日から2月末日まで及び7月1日から8月31日までの期間を季節料金としてビジターフィーを平日6,500円、土日祝日を11,500円に割引いております。

 

(ロ)営業能力

スタート

時間

夏期

8時~10時56分までの2時間56分

冬期

8時~10時49分までの2時間49分

Out、In同時スタート

間隔

7分間隔

収容能力

プレーヤー

夏期

37,200人

 

冬期

24,576人

食堂

1日250人

駐車場

265台

練習場

17打席

(注) 収容能力の算定方法

夏期(4月~10月) 18ホール当り 1日200人、冬期(11月~3月) 18ホール当り 1日192人、年間収容能力は当ゴルフ場の営業日数に基づいて算出しております。

 

 以上のとおり、事業区分としては単一セグメントであり、事業部門も単一であります。

 事業の系統図は、関係会社がないため、記載を省略しております。

 

24/03/26

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

①経営成績の状況

当期における日本経済は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられたことで規制が緩和され、社会経済活動の正常化が進みましたが、物価上昇、資源価格の高騰や長引くロシアのウクライナ侵攻や中東情勢等、依然として先行きは不透明な状況にあります。

当社の今年度入場者は、27,482名となり、対前期比185名(0.7%)増加となりました。

この内訳はメンバー229名(2.1%)の増加、ビジター44名(0.2%)の減少となりました。

当期の業績は、プレー収入は対前期比9,164千円の増収となり、営業収入は508,940千円と対前期比10,153千円の増加となりました。

また営業費用では資材、肥料等の値上げで530,619千円と対前期比13,329千円の増加となり、経常損益は16,313千円の損失となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況

 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ20,522千円減少し、当事業年度末は337,517千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度における営業活動による資金の減少は、7,213千円(前期は25,790千円の増加)となりました。これは税引前当期純損失16,313千円を計上したことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度における投資活動による資金の減少は、8,429千円(前期は6,970千円の減少)となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出5,919千円があったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度における財務活動による資金の減少は、4,880千円(前期は5,066千円の減少)となりました。前事業年度と同様、リース債務の返済による支出で資金は減少しました。

 

③販売の実績

区分

摘要

金額(千円)

前期比(%)

プレー収入

グリーンフィー

151,723

101.1

キャディーフィー

128,532

101.2

ロッカーフィー他

65,612

110.0

登録料等収入

年会費及会員入会登録料

145,113

99.4

商品売上高

ゴルフ用品他

6,323

110.7

その他の収入

食堂売上手数料

6,545

120.0

ロッカー専有料他

5,089

103.6

合計

 

508,940

102.0

(注)入場者数

区分

入場者数(名)

前期比(%)

会員

11,259

102.1

ビジター

16,223

99.7

合計

27,482

100.7

月平均

2,290

100.7

 

 セグメント別の業績については、当社は単一セグメントであり、本邦以外の国または地域に所在する連結子会社がないため記載を省略しております。

 また、事業部門等の区分による記載については、単一事業部門のため記載を省略しております。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については「3事業等のリスク」に記載のとおりです。
 当社の当事業年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。経営上の目標としている年間来場者数26,500人は当期達成しておりますが、引き続き努力してまいります。

 具体的な当事業年度の経営成績等に関する分析は次のとおりであります。

a.財政状態について

(流動資産)

 当期末における流動資産の残高は、761,931千円(前期末は761,198千円)となり、732千円の増加となりました。

 

(固定資産)

 当期末における固定資産の残高は、1,495,035千円(前期末は1,509,086千円)となり、14,050千円の減少となりました。

 

(流動負債)

 当期末における流動負債の残高は、144,235千円(前期末は147,785千円)となり、3,550千円の減少となりました。

 

(固定負債)

 当期末における固定負債の残高は、1,233,618千円(前期末は1,224,900千円)となり、8,717千円の増加となりました。

 

(純資産)

 当期末における純資産の残高は、879,113千円(前期末は897,598千円)となり、18,484千円の減少となりました。

 

b.経営成績について

 当期の売上高は508,940千円(前期比2.0%増)、売上原価は416,051千円(前期比1.2%増)、販売費及び一般管理費は114,568千円(前期比7.8%増)、営業損失は21,678千円(前期は18,502千円の営業損失)、経常損失は16,313千円(前期は7,002千円の経常損失)、当期純損失は18,484千円(前期は9,178千円の当期純損失)となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 キャッシュ・フローにつきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりですが、設備投資を中心とした「投資活動によるキャッシュ・フロー」は他人資本に依存する事なく「営業活動によるキャッシュ・フロー」で賄う事を基本的スタンスとした、資金政策をとっております。

 ゴルフ場経営には大規模な施設設備を必要とし、維持管理にも多大な費用がかかりますが、現預金残高は710,017千円と高水準を維持しており、財源として安定しております。
 また、設備投資は他人資本に依存することなく、「営業活動によるキャッシュ・フロー」で賄う事を基本的スタンスとした、資金政策をとっております。

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成に際し、経営者は決算日における資産、負債の数値並びに報告期間における収入、費用の報告数値に影響を与える見積りについて可能な限り正確かつ適正な評価を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社の財務諸表で採用する重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載のとおりであります。