売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00271 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復傾向が続いております。

建設業界におきましては、公共投資および民間設備投資は一定の水準で推移しておりますが、原材料価格の高騰にともなう建設コストの上昇や、技術者不足の影響など、引き続き注視が必要な状況が続いております。

このような状況のもと、当社は、目標達成と持続的成長に向け、事業規模の拡大を目指した受注の促進、労働環境の改善と組織作り、人的資源の強化、DXの活用・推進による業務改善・効率化の促進、工事品質管理・工事原価管理の継続強化、カーボンニュートラルとSDGs達成による社会貢献などの施策を推進してまいりました。

その結果、受注高につきましては、一般ビル工事の増加により249億15百万円(前年同期比37.6%増)となりました。完成工事高につきましては、一般ビル工事の増加により156億15百万円(前年同期比10.4%増)となりました。

損益面につきましては、営業利益7億25百万円(前年同期比15.0%増)、経常利益7億40百万円(前年同期比13.0%増)、四半期純利益4億85百万円(前年同期比14.3%増)となりました。

各セグメントの経営成績は次のとおりであります。

〔東部〕

東部の経営成績につきましては、一般ビル工事が好調であったため、完成工事高は62億46百万円(前年同期比40.8%増)となり、セグメント利益は6億79百万円(前年同期比107.7%増)となりました。

〔中部〕

中部の経営成績につきましては、産業施設工事が好調であったため、完成工事高は63億81百万円(前年同期比6.4%増)となり、セグメント利益は6億55百万円(前年同期比17.6%増)となりました。

〔西部〕

西部の経営成績につきましては、一般ビル工事が低調であったため、完成工事高は29億87百万円(前年同期比19.5%減)となり、セグメント利益は1億76百万円(前年同期比61.6%減)となりました。

 

② 財政状態

当第3四半期会計期間の資産合計は、前事業年度末に比べ7億71百万円増加し、191億25百万円となりました。主な増加理由は、完成工事未収入金等が増加したことによるものであります。

負債合計は、前事業年度末に比べ4億88百万円増加し、78億91百万円となりました。主な増加理由は、電子記録債務等が増加したことによるものであります。

純資産合計は、前事業年度末に比べ2億82百万円増加し、112億33百万円となりました。主な増加理由は、四半期純利益の計上によるものであります。

 

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に、重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は6百万円であります。

なお、当第3四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。