売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00148 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

   当第3半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかに回復しました。しか

  しながら、長期化する地政学リスクの影響により、高騰が続く資源価格やエネルギー価格の動向など、景気の先行

  きは不透明な状況が続きました。

 建設業界におきましては、公共投資や民間設備投資、民間住宅投資において前年同四半期に比べ緩やかな減少傾

向がみられるとともに、建設資材の価格高騰や納期遅延等による影響により、経営環境は依然として厳しい状況が

続きました。

このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が90,821百万円(前年同四半期比24.3%増)、営業利益が9,041百万円(前年同四半期比167.3%増)、経常利益が9,155百万円(前年同四半期比165.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が6,258百万円(前年同四半期比170.2%増)となりました。

売上高の区分につきましては、完成工事高が68,976百万円(前年同四半期比5.5%増)、内訳は建築工事が46,833百万円(前年同四半期比7.0%増)、土木工事が22,142百万円(前年同四半期比2.6%増)となりました。また、不動産の売買・賃貸事業、建設用資材販売事業、ゴルフ場経営事業等を内訳とする不動産事業等売上高が21,845百万円(前年同四半期比183.3%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(建築セグメント)

耐震補強工事を含む建築工事全般及び建設用資材販売事業等から構成され、セグメント売上高は49,110百万円(前年同四半期比2.5%増)となり、セグメント利益は1,051百万円(前年同四半期比64.7%減)となりました。

(土木セグメント)

土木・鉄道工事全般及びゴルフ場の経営・コース維持管理に関する事業から構成され、セグメント売上高は22,940百万円(前年同四半期比2.6%増)となり、セグメント利益は3,537百万円(前年同四半期比26.1%増)となりました。

(不動産セグメント)

自社開発による産業用地の販売やマンション分譲事業などの不動産の売買、賃貸等に関する事業から構成され、セグメント売上高は21,508百万円(前年同四半期比190.9%増)となり、セグメント利益は7,764百万円(前年同四半期比528.3%増)となりました。

 

また、当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、売上債権や販売用不動産の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,668百万円減少の128,319百万円となりました。

負債の残高は、短期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ6,092百万円減少の63,463百万円となりました。

純資産の残高は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ4,424百万円増加の64,855百万円となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、300百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。