売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00133 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢が改善する等、景気の一部に緩やかな回復基調も見られましたが、資材・エネルギー価格の高騰や円安の進行等、景気の先行きは依然として不透明な状況となりました。

建設業界におきましては、公共投資は底堅く推移しましたが、民間設備投資に力強さが戻らず、また、建設資材価格の高止まりや、慢性的な建設技術者・労働者不足の問題も継続しており、引き続き厳しい状況となりました。

このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、複数の大型工事が完成したこと等により37億6千3百万円(前年同四半期比53.0%増)となりました。

利益面につきましては、売上高の増加等により営業利益が3億8千9百万円(前年同四半期比121.5%増)となり経常利益は3億9千2百万円(前年同四半期比112.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億4千2百万円(前年同四半期比136.7%増)となりました。

 

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。)

(建設事業)

受注高は、33億9千1百万円(前年同四半期比1.5%増)となりました。売上高は、複数の大型工事が完成したこと等により36億8千8百万円(前年同四半期比53.5%増)となり、セグメント利益は、売上高の増加等により5億円(前年同四半期比75.0%増)となりました。

(製造・販売事業等)

主にアスファルト製品の製造・販売で売上高は、1億6千5百万円(前年同四半期比0.2%減)となり、セグメント利益は、1千9百万円(前年同四半期比25.1%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末より6億4千1百万円増加し228億4千2百万円となりました。増加した主な要因は、保有株式の株価上昇により、投資有価証券が増加したこと等によるものであります。

負債は、前連結会計年度末より4千9百万円増加し40億9千9百万円となりました。増加した主な要因は、保有株式の株価上昇により、繰延税金負債が増加したこと等によるものであります。

純資産は、前連結会計年度末より5億9千2百万円増加し187億4千3百万円となりました。増加した主な要因は、保有株式の株価上昇により、その他有価証券評価差額金が増加したこと等によるものであります。

この結果、自己資本比率は80.5%(前連結会計年度末は80.2%)となりました。

 

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 前事業年度の有価証券報告書に記載した、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。