売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E39640 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

経営成績の状況

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、インバウンド需要の拡大や雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復基調が見られました。一方、米国の関税政策や原材料価格の高騰、継続的な物価上昇等により依然として先行きが不透明な状況が続いております。

当社グループが属する動物医療業界におきましては、ペットの家族化や健康志向は加速し、家計のペット向け支出が拡大傾向にある中、ペットの家族化、高齢化を背景にした世帯あたりの動物病院への支出額の増加基調に変わりはなく、飼い主の動物医療に対する多様化・高度化要請はますます高まっているものと認識しております。

このような環境のもと、当社グループは、生き物の命を救い、守り続けることを唯一の目的とする「Animal is my life」を企業理念として掲げ、絶えず高度な知識や技術の習得に努め、動物医療の発展に寄与することを通じて、「人と変わりのない幸せを動物たちに届けたい」、「世界最先端の動物医療を実現したい」、「動物と社会が隔たり無く繋がる世の中を実現したい」を使命に、すべてのステークホルダーの皆さまへ貢献できるよう、永続的な発展を目指しております。

当中間連結会計期間の売上高につきましては、既存病院の堅調なオーガニック成長や前期よりグループ入りした株式会社そよかぜ及び株式会社バハティーの業績が寄与し、増収となりました。さらに当社の成長戦略を加速させることを目的として、2025年10月に治療用レーザー医療機械器具の開発・製造・販売を行う飛鳥メディカル株式会社(京都市下京区)を、2025年11月に北海道で動物病院1病院運営する株式会社See(札幌市豊平区)を子会社化しました。

営業利益につきましては、グループ経営による事業効率化やコストシナジー、また、2025年4月に実施した会社経営の重要事項の意思決定及び執行を、より一層迅速かつ柔軟に行うことを目的とした経営体制の変更の元、執行した収益性向上のための、診療価格の見直しや適材適所な人員配置等の施策効果が早期に現れた結果、M&Aに伴う一時的な費用や人件費の上昇があったものの、増収効果による売上総利益の増加により、堅調に推移いたしました。

以上の結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高2,798,207千円(前年同期比11.4%増)、営業利益443,896千円(前年同期比41.3%増)、経常利益453,148千円(前年同期比45.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益300,459千円(前年同期比69.0%増)となりました。

なお、当社グループの事業セグメントは、動物病院事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

財政状態の状況

(資産)

当中間連結会計期間末における資産合計は6,246,672千円となり、前連結会計年度末と比べて196,697千円増加いたしました。

流動資産は1,304,479千円となり、前連結会計年度末と比べて82,710千円減少いたしました。これは主に、商品及び製品が45,126千円、原材料及び貯蔵品が73,757千円それぞれ増加した一方、現金及び預金が243,650千円減少したこと等によるものであります。

固定資産は4,942,192千円となり、前連結会計年度末と比べて279,408千円増加いたしました。これは主に、工具、器具及び備品が57,182千円、のれんが199,604千円それぞれ増加したこと等によるものであります。

 

(負債)

当中間連結会計期間末における負債合計は3,194,666千円となり、前連結会計年度末と比べて139,699千円減少いたしました。

流動負債は1,321,832千円となり、前連結会計年度末と比べて634,777千円減少いたしました。これは主に、買掛金が32,883千円、未払金が45,585千円それぞれ増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が701,991千円減少したこと等によるものであります。なお、上場前のLBOにかかる借入は、金融機関との協議の上、2025年12月にリファイナンスが完了しております。この度のリファイナンスにより、期限の利益の長期化を行うことで、営業キャッシュ・フローにより増加する自己資金を成長投資に充当し、財務健全性を維持しながら、グループを拡大することで、営業キャッシュ・フローが更に増加する「成長性と財務健全性を両立させる好循環スパイラル」を継続してまいります。

固定負債は1,872,834千円となり、前連結会計年度末と比べて495,077千円増加いたしました。これは主に、長期借入金が475,118千円増加したこと等によるものであります。

(純資産)

当中間連結会計期間末における純資産は3,052,005千円となり、前連結会計年度末と比べて336,397千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益の計上により利益剰余金が300,459千円増加したこと等によるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、651,679千円となり、前連結会計年度末と比べて243,650千円減少いたしました。

当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により獲得した資金は、452,333千円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益473,476千円、減価償却費94,472千円、のれん償却額86,723千円、法人税等の支払額201,223千円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は、493,839千円となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入7,700千円、有形固定資産の取得による支出120,618千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出374,122千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は、202,144千円となりました。これは主に、長期借入による収入818,630千円、長期借入金の返済による支出1,045,503千円等によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当中間連結会計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。