売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00146 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。

 

(1) 経営成績

当第3四半期連結累計期間の受注高は、施工力に留意しながら目標とした案件を着実に受注し、339,433百万円(前年同期比6.3%減)となった。前年同四半期から減少したが、好調な受注環境を背景に、年間では前年度と同程度の受注高を計画している。

売上高は、豊富な手持工事量を背景に、九州、首都圏ともに増加し、315,067百万円(前年同期比25.4%増)となった。

営業利益は、大型案件の進捗に伴う売上高の増加により、23,225百万円(前年同期比48.8%増)となった。また、経常利益についても、保有する一部の非上場株式の臨時的な配当による営業外収益の計上などから、26,271百万円(前年同期比43.9%増)と増加した。

親会社株主に帰属する四半期純利益については、投資有価証券売却益が大きく減少したものの、増収に伴う増益効果などにより17,050百万円(前年同期比14.9%増)となった。

宇久島太陽光事業に関しては、事業主体である宇久島みらいエネルギー合同会社を中心に、自治体等のご意見・ご指導を仰ぎながら、漁業協同組合様を含む利害関係者の皆さまのご理解を得られるよう真摯に取り組みつつ、適切に工事の進捗管理を行っていく。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。

   ①設備工事業

売上高は、前年同四半期と比べ63,881百万円増加(26.6%増)し、303,972百万円、セグメント利益(営業利益)については、前年同四半期と比べ7,476百万円増加(55.9%増)し、20,861百万円となった。

   ②その他

売上高は、前年同四半期と比べ69百万円減少(0.6%減)し、11,095百万円、セグメント利益(営業利益)については、前年同四半期と比べ165百万円増加(8.2%増)し、2,190百万円となった。

 

(2) 財政状態

資産合計は、現金預金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ21,039百万円増加(4.7%増)し、467,450百万円となった。

 負債合計は、未成工事受入金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ9,014百万円増加(4.9%増)し、192,408百万円となった。

 純資産合計は、配当金の支払いなどがあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上やその他有価証券評価差額金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ12,024百万円増加(4.6%増)し、275,042百万円となった。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した優先的に対処すべき課題についての重要な変更はない。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、229百万円である。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。