売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00168 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する中、政府の経済対策等により、緩やかな回復がつづくことが期待されていますが、物価上昇や中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。

建設業界におきましては、政府建設投資、民間建設投資ともに堅調に推移しておりますが、建設コストの上昇や労働者不足の顕在化等への適切な対応が必要な状況です。

このような状況のもと、当社グループでは、「第8次中期経営計画」の基本方針、重点施策に基づき、地域密着型営業の推進やデータセンター案件の営業強化、大規模再開発案件等への施工要員の最適配置による施工効率化、採算性の確保による収益力向上などに取り組んでまいりました。

以上のような取り組みの結果、受注高につきましては、民間の大型データセンターや大規模再開発プロジェクト等を受注するなど順調に推移したことから、790億30百万円(前年同期比26.5%増)となりました。

売上高につきましては、前期からの繰越工事を含めた手持工事が順調に進捗し、540億95百万円(前年同期比5.5%増)となりました。

利益につきましては、売上総利益83億5百万円(前年同期比8.0%減)、営業利益19億80百万円(前年同期比33.2%減)、経常利益は26億43百万円(前年同期比26.1%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は18億74百万円(前年同期比21.9%減)となりました。

なお、セグメントの経営成績は次のとおりです。

①設備工事事業

売上高は464億30百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は13億24百万円(前年同期比49.3%減)となりました。

②設備機器販売事業

売上高は48億42百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は2億73百万円(前年同期比17.5%増)となりました。

③設備機器製造事業

売上高は28億21百万円(前年同期比35.5%増)、営業利益は3億73百万円(前年同期比239%増)となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は39百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動について重要な変更はありません。