売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03352 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢・所得環境の改善を背景に、政府による各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続いております。その一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による資源・エネルギー価格の高騰に加え、欧米諸国での政策金利の引き上げや、それに伴う為替相場の変動など、景気の先行きは不透明な状況が続いております。

沖縄県の小売業界におきましては、個人消費や入域観光客数は前年同期を上回って推移しておりますが、人手不足や物価上昇、金融資本市場の変動等など、不透明な経営環境が続いております。

このような環境の中、当社の経営方針を「丁寧な仕事」とし、人財力や仕組力、商品力の向上に取り組むとともに、引き続き企業理念の浸透、七大基本の徹底、既存店の活性化、効率化を図り、お客様満足度の向上に努めてまいりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、営業収益(売上高及び営業収入)は576億62百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は41億34百万円(同16.6%増)、経常利益は43億円(同17.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27億69百万円(同16.8%増)となりました。

 

セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

①小売

小売におきましては、ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化に取り組んだ結果、既存店売上が好調に推移し、営業収益は555億55百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益は37億24百万円(同16.1%増)となりました。

②コンビニエンスストア(以下「CVS」という。)

CVSにおきましては、営業収益は21億14百万円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益は4億9百万円(同20.1%増)となりました。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して18億83百万円減少し、1,848億19百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が37億59百万円減少、売掛金が9億74百万円、商品及び製品が9億40百万円増加したことによるものであります。

負債は、前連結会計年度末と比較して10億87百万円減少し、394億64百万円となりました。主な要因は、買掛金が15億26百万円、賞与引当金が10億86百万円増加したことや、未払法人税等が20億85百万円、流動負債その他が16億40百万円減少したことによるものであります。

純資産は、前連結会計年度末と比較して7億96百万円減少し、1,453億55百万円となりました。主な要因は、利益剰余金が6億31百万円減少したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。