E03422 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、ゆるやかな回復基調を維持しております。一方で、国際情勢の不透明感や円安傾向の継続により、原材料費や物流コストの上昇が収束の兆しを見せず、依然として厳しい状況が続いております。
外食産業におきましては、観光需要の回復や消費者の外食志向の高まりを背景に、売上は堅調に推移しております。一方で、原材料費や人件費の上昇に加え、物流コストの増加など、費用面では依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の下、当社グループでは、中長期的な経営戦略である多店舗展開へ向け、「仕組化」の取り組みを着実に進めております。マニュアルの運用定着や業務プロセスの見直しを通じて、効率的な店舗運営体制の構築を進めております。また、昨今の外食産業における異物混入問題については、当社グループも引き続き重点課題として認識しており、店内清掃の徹底や従業員への教育・意識改革の取り組みを継続しております。
客数増加を目指した販売促進の取り組みとして、InstagramやX(旧Twitter)、LINEを活用した情報発信を継続的に強化するとともに、ポスティングや折込チラシの配布を通じて、認知度向上と来店促進に努めております。また、インバウンド対応については、専属部署による予約対応体制の強化を継続しており、和食の魅力を生かしたサービス提供により、外国人観光客の満足度向上に努めております。
販売強化の一環として、当社グループの主力業態である「まるまつ」では、株式会社陣中のブランド商品「牛タン」を使用したコラボメニューを継続して展開しており、メニュー数を拡充することで、さらなる顧客満足度の向上を図っております。また、「かつ」業態においては、平田牧場の「三元豚」を使用したコラボメニューを引き続き展開するなど、ブランド価値の向上に努めております。
店頭販売商品については、従来の「自家製そばつゆ」に加え、お客様からのご要望を受けて「とんかつソース」の販売を開始しており、今後も、店内外での商品展開を通じて、顧客満足の拡大と収益機会の創出に取り組んでまいります。
これらの取り組みをすすめた結果、当中間連結会計期間の売上高は39億35百万円(前年同期比5.3%増)となりました。営業利益は、人件費、原材料費及び物流コストの上昇分を十分に吸収できず、2億64百万円(前年同期比6.1%減)、経常利益は2億62百万円(前年同期比4.1%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は2億45百万円(前年同期比14.8%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当中間連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して5億86百万円増加し、56億7百万円となりました。
流動資産の合計は5億40百万円増加し、19億86百万円となりました。これは主に現金及び預金が4億1百万円、売掛金が91百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産の合計は46百万円増加し、36億21百万円となりました。これは主に建物及び構築物が34百万円減少した一方、工具、器具及び備品が86百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債総額は、前連結会計年度末と比較して3億70百万円増加し、34億14百万円となりました。これは主に長期借入金が1億56百万円、買掛金が70百万円、未払費用が72百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末と比較して2億16百万円増加し、21億93百万円となりました。これは主に配当金の支払いにより利益剰余金が28百万円減少した一方、親会社株主に帰属する中間純利益の計上により利益剰余金が2億45百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億1百万円増加し、13億7百万円となりました。当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において営業活動の結果得られた資金は、3億49百万円(前年同期は2億83百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益による増加が2億61百万円、減価償却費の計上による増加が75百万円あったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動の結果使用した資金は、98百万円(前年同期は39百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が99百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動の結果得られた資金は、1億49百万円(前年同期は8億4百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が7億円に対して、長期借入金の返済による支出が5億21百万円あったことなどによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
特記すべき事項はありません。