売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E03423 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当中間連結会計期間(2025年6月1日~2025年11月30日)における我が国経済は、景気が緩やかに回復傾向に向かう一方で、主要国における通商政策の影響などにより先行きに不透明感を残す形で推移しました。また、物流コストや最低賃金の引き上げなどに伴う人件費の増加などが影響し、極めて厳しい状況が続いております。

 小売業界におきましては、商品価格の値上げが継続することによって、消費者の生活防衛意識は高く維持されており、消費に対する節約志向は高いままとなっております。また、各企業においても人件費や物流費などのコスト上昇による販管費の増加が続いており、企業運営を取り巻く環境は厳しい状況が継続しております。

 このような環境の中、当社グループでは、「魅力ある店づくり6項目」(①価格、②品質、③売場、④活気、⑤ 環境整備、⑥接客)の徹底をスローガンに、お客様にご支持いただける小売業を目指して取り組んでおります。また、お客様に「安くて新鮮で美味しい商品」を提供するべく、ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指すことに加え、自社開発商品の中身を徹底的に「アナライズ」(分析)し改良を重ねた、「高品質・低価格」な商品(D-PRIDE)を前面に打ち出して展開するほか、自社物流の構築による物流コスト削減、産地からの最短定温物流実現による生鮮食品の鮮度向上を推進しております。さらに成長戦略として、高速多店舗化出店を掲げ、店舗数の増加によって中国及び関西の両センターの稼働率を上げることでコスト削減を実現しております。当中間連結会計期間において、三重県に3店舗、福岡県に2店舗、岡山県、兵庫県、滋賀県、和歌山県、愛媛県、徳島県、新潟県、熊本県にそれぞれ1店舗の計13店舗を出店いたしました。建築コストの増加により従来よりも出店にかかる費用が増加し、販売費及び一般管理費の増加に影響を与える中、新規出店のうち5店舗を100%センター供給店舗フォーマット(SFO店舗)での出店とすることで従来の店舗と比べて、出店コストと店舗運営コストの削減を実現しております。また、既存店舗の活性化を図るために唐人店の改装を実施いたしました。

 これらの結果、当中間連結会計期間の売上高は1,561億8千9百万円(前年同期比9.9%増)となりました。

 利益面におきましては、原材料高騰による値上げのタイミングを遅らせることによる売上総利益の圧迫、また価格の見直しによる客数減少の対策で広告の実施によるコスト増、将来の高速多店舗化出店に向けた人材採用コストや人件費などの先行投資により、経常利益は30億7千5百万円(前年同期比36.8%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は18億2千1百万円(前年同期比39.9%減)となりました。

 また、当社グループのセグメントの経営成績につきましては、小売事業以外に、卸売事業、飲食事業などを営んでおりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

 財政状態の状況につきましては、次のとおりであります。

(流動資産)

 当中間連結会計期間末における流動資産の残高は、326億5千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ74億5千5百万円増加いたしました。その主たる変動要因は、現金及び預金の増加(84億8千8百万円から140億3千1百万円へ55億4千2百万円増加)、商品及び製品の増加(98億4千7百万円から110億1千1百万円へ11億6千4百万円増加)、その他の流動資産の増加(57億6千8百万円から65億3百万円へ7億3千4百万円増加)などによるものであります。

(固定資産)

 当中間連結会計期間末における固定資産の残高は、992億9千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ80億9千3百万円増加いたしました。その主たる変動要因は、有形固定資産の増加(766億2百万円から843億3千2百万円へ77億3千万円増加)、投資その他の資産の増加(143億8千万円から147億9千5百万円へ4億1千5百万円増加)などによるものであります。

(流動負債)

 当中間連結会計期間末における流動負債の残高は、419億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ42億8千4百万円減少いたしました。その主たる変動要因は、支払手形及び買掛金の減少(202億5百万円から193億8千9百万円へ8億1千5百万円減少)、短期借入金の減少(110億6千1百万円から97億5千8百万円へ13億3百万円減少)、未払法人税等の減少(21億7千6百万円から16億7千3百万円へ5億2百万円の減少)、その他の流動負債の減少(120億5千2百万円から103億1千6百万円へ17億3千6百万円の減少)などによるものであります。

 

(固定負債)

 当中間連結会計期間末における固定負債の残高は、306億4千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ214億9千5百万円増加いたしました。その主たる変動要因は、長期借入金の増加(39億4千5百万円から252億7千3百万円へ213億2千7百万円増加)、資産除去債務の増加(37億6千2百万円から39億4千9百万円へ1億8千6百万円の増加)などによるものであります。

(純資産)

 当中間連結会計期間末における純資産の残高は、594億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億6千2百万円減少いたしました。その主たる変動要因は、利益剰余金の増加(588億4千万円から601億2千1百万円へ12億8千万円増加)などに対し、自己株式の増加による減少(16億8千5百万円から46億8千5百万円へ30億円の増加)によるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ55億4千2百万円増加し、140億3千1百万円(前中間連結会計期間末に比べ64億1千2百万円増加)となりました。

 

 当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、19億3千3百万円(前中間連結会計期間の14億1千2百万円の資金の増加に比べ5億2千万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益(30億4千6百万円)、減価償却費(42億9千2百万円)、補助金の受取額(1億2千万円)などによる資金の増加要因が、棚卸資産の増加額(12億2千2百万円)、その他の流動資産の増加額(8億5千4百万円)、仕入債務の減少額(8億1千5百万円)、その他の流動負債の減少額(8億7千2百万円)、利息の支払額(1億7百万円)、法人税等の支払額(19億4千8百万円)などによる資金の減少要因を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により支出した資金は、129億5百万円(前中間連結会計期間の58億8千4百万円の資金の支出に比べ70億2千万円の支出の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(126億6千9百万円)、差入保証金の差入による支出(1億7千3百万円)、長期前払費用の取得による支出(1億8百万円)などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により得られた資金は、165億1千3百万円(前中間連結会計期間の6千8百万円の資金の増加に比べ164億4千5百万円の増加)となりました。これは主に、長期借入れによる収入(300億円)による資金の増加要因が、短期借入金の減少額(70億円)、長期借入金の返済による支出(29億7千5百万円)、自己株式の取得による支出(30億円)、配当金の支払額(5億4百万円)などによる資金の減少要因を上回ったことによるものであります。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当中間連結会計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 従業員数

 当中間連結会計期間において、事業規模の拡大に伴い小売事業セグメントの臨時雇用者数(当中間連結会計期間の平均雇用人員、1日8時間換算)が809名増加しております。

 

(8) 主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却について、当中間連結会計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。

 

(重要な改装)

 前連結会計年度末に計画しておりました重要な改装11店舗のうち、10店舗について計画を見直し、来期以降の実施に変更いたしました。計画変更後の重要な改装計画は下記のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメント

の名称

設備の内容

投資予定総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

資金調
達方法

着手年月

完了年月

増加能力

(売場面積)

(㎡)

その他子会社

改装 1店舗

福岡県

小売事業

店舗設備

150

113

自己資金

借入金

2025年10月

2025年10月