E03428 Japan GAAP
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、賃上げの動きや春先の訪日外国人旅行者数の増加など前向きな動きがみられましたが、不安定な国際情勢や米国の通商政策等の影響により、景気の先行きは不透明さを増しております。
外食産業におきましては、雇用・所得の改善に伴う消費者の外食需要の増加や、インバウンド需要の拡大による回復傾向が続いております。しかしながら、人材不足や物価上昇等が継続していることに加え、当中間連結会計期間の後半においては、これまで回復を牽引してきたインバウンド需要についても増加幅が縮小するなど、事業環境は引き続き厳しい状況です。
このような状況の下、当社グループは、高付加価値化、インバウンド需要の取り込み、和食事業の強化、カジュアルイタリアン事業の展開、そして人材不足・コスト高騰への対応といった課題に取り組んでまいりました。
当中間連結会計期間におきましては、2025年3月から5月の売上高が好調に推移し、また、前年に新規に出店した店舗が通期で貢献しました。6月以降、インバウンド需要の落ち着きや猛暑による消費活動の停滞の影響はあったものの、当中間連結会計期間の売上高は、前年同中間期を上回りました。利益面におきましては、人材の確保及び育成にかかる費用や販促費用の増加はありましたが、新規出店及び改装にかかる費用が前年同中間期を下回ったこと、並びに増収の効果により、各段階損益において前年同期を上回りました。
これらの結果、売上高は6,437百万円(前年同中間期比8.3%増加)、営業利益は96百万円(前年同中間期比49.0%増加)、また、営業外収益として協賛金収入20百万円及び持分法による投資利益9百万円を計上したこと等により、経常利益は127百万円(前年同中間期比19.3%増加)、親会社株主に帰属する中間純利益は120百万円(前年同中間期比53.0%増加)となりました。
当中間連結会計期間におけるセグメントの状況は次の通りであります。
①XEXグループ
「XEX」をはじめとする高級レストラン事業であるXEXグループについては、引き続き、高付加価値化の方針の下でブランド力向上のための企画や、インバウンド需要の取り込みに取り組んでまいりました。インバウンド需要の落ち着きや猛暑の影響による来店客数の減少はありましたが、前年に新規出店した店舗が貢献したほか、前年、改装のために一部の期間休業した店舗が当中間連結期間は通常営業を行ったことにより、売上高は前年同中間期を上回って推移いたしました。増収効果に加え、前年の新規出店及び改装にかかる費用が剥落したことにより、営業利益も前年同中間期を上回りました。
この結果、当中間連結会計期間の同グループの売上高は2,581百万円(前年同中間期比10.4%増加)、営業利益は212百万円(前年同中間期比9.1%増加)となりました。店舗数は直営店10店舗となりました。
②カジュアルレストラングループ
カジュアルレストラングループについても、付加価値の向上と客単価の引き上げに努めてまいりました。イートインの営業につきましては、客単価引き上げと、前年に新規に出店した店舗の寄与により、売上高は前年同中間期を上回って推移いたしました。デリバリーの営業につきましても、外部サービスの活用によって件数が増加したことにより、売上高は前年同中間期を上回って推移いたしました。
この結果、当中間連結会計期間の同グループの売上高は3,856百万円(前年同中間期比6.9%増加)、営業利益は472百万円(前年同中間期比29.7%増加)となりました。
店舗の状況につきまして、2025年3月に、FC店「SALVATORE CUOMO Cafe mozoワンダーシティ」、同5月に、直営店「SALVATORE CUOMO Cafe 福岡空港」をそれぞれ新規に出店いたしました。また、FC店「SALVATORE CUOMO & BAR 浦安」を譲り受け、2025年8月に直営店「Tavernetta Salvatore 浦安」としてリニューアルオープンいたしました。また、直営店「PIZZA SALVATORE CUOMO サブナード」は商業施設のテナント変更に伴い閉店いたしました。これらの結果、店舗数は直営店38店舗、FC店30店舗となりました。
③その他
その他は、人材派遣事業(ただし同事業は休眠中)により構成されております。当中間連結会計期間の同グループの売上高は-百万円(前年同中間期は売上高-百万円)、営業損失は1百万円(前年同中間期は営業損失1百万円)となりました。
(2)財政状態
①資産の状態
当中間連結会計期間末における流動資産は2,760百万円となり、前連結会計年度末に比べ140百万円増加いたしました。これは主として、売上高の増加による売掛金の増加146百万円等によるものです。固定資産合計は2,336百万円となり、前連結会計年度末に比べ131百万円増加いたしました。これは主として、新規出店及び店舗設備の維持更新工事を行ったこと等による建物及び構築物の増加67百万円、その他(有形固定資産)の増加50百万円等によるものです。
この結果、総資産は5,096百万円となり、前連結会計年度末に比べ272百万円増加いたしました。
②負債の状態
当中間連結会計期間末における流動負債は2,011百万円となり、前連結会計年度末に比べ273百万円増加いたしました。これは主として、仕入高の増加による買掛金の増加75百万円、金融機関からの借入による短期借入金の増加58百万円、新規出店及び営業活動の活発化に伴う未払金の増加110百万円等によるものです。固定負債合計は2,286百万円となり、前連結会計年度末に比べ121百万円減少いたしました。これは主として、返済による長期借入金の減少134百万円等によるものです。
この結果、負債合計は4,298百万円となり、前連結会計年度末に比べ151百万円増加いたしました。
③純資産の状態
当中間連結会計期間末における純資産合計は798百万円となり、前連結会計年度末に比べ120百万円増加いたしました。これは主として、親会社株主に帰属する中間純利益の計上120百万円等によるものです。
この結果、自己資本比率は15.7%(前連結会計年度末は14.1%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度の期末残高と比較して30百万円増加し、1,563百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、246百万円の収入超過(前年同中間期は224百万円の収入超過)となりました。
これは、税金等調整前中間純利益118百万円に減価償却費99百万円、減損損失8百万円等の調整を加味した上で、売上高の増加に伴う売上債権の増加額146百万円、棚卸資産の減少額5百万円及び仕入債務の増加額75百万円、未払金の増加額55百万円、未払消費税等の減少額6百万円等があったことによるものです。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、160百万円の支出超過(前年同中間期は153百万円の支出超過)となりました。
これは、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出142百万円等があったことによるものです。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、55百万円の支出超過(前年同中間期は69百万円の支出超過)となりました。
これは、新規借入による短期借入金の増加額58百万円、長期借入金の返済による支出111百万円等があったことによるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。なお、当中間連結会計期間末における有利子負債残高は1,670百万円であり、負債・純資産合計に占める割合は32.8%となっております。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当中間連結会計期間において、当社グループの資本の財源及び資金調達の基本的な方針について重要な変更はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当中間連結会計期間に著しい変動があった設備は、次の通りであります。
新設
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備 の 内容 |
投資金額 |
資金調達方法 |
着手及び完了 年月 |
完成後の増加能力 増加客席 |
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総額 (百万円) |
既支払額 (百万円) |
着手 |
完了 |
||||||
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㈱ワイズテーブルコーポレーション |
SALVATORE CUOMO Cafe 福岡空港 (福岡県福岡市) |
カジュアルレストラングループ |
店舗設備 |
40 |
40 |
自己資金 |
2025.4 |
2025.5 |
23席 |
|
㈱ワイズテーブルコーポレーション |
Tavernetta Salvatore 浦安 (千葉県浦安市) |
カジュアルレストラングループ |
店舗設備 |
68 |
1 |
自己資金 |
2025.6 |
2025.8 |
48席 |
(7)研究開発活動
該当事項はありません。