売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00585 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善する下で緩やかな回復が続く一方で、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念等の海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクや、物価上昇、金融資本市場の変動等、先行き不透明な状況で推移いたしました。

このような事業環境下におきまして、当社グループは全社を挙げて各事業の特性及び付加価値性を活かした事業活動を推進いたしました。

不動産利用事業におきましては、埼玉県本庄市の既存物件の再開発を継続するとともに、新たに群馬県高崎市新町に賃貸用の土地を取得して2023年11月30日より賃貸を開始いたしました。今後も引き続き不動産市況や金利動向を考え合わせ、地域に根ざした成長性や資産性の見込める優良物件の取得に向けて、積極的に取り組んでまいります。

自動車販売事業におきましては、整備売上の増加に向けてサービススタッフの資格取得を推進し、顧客信用度の向上に努めました。また新車販売増加に向けて、2023年10月にフルモデルチェンジした「N-BOX」を中心に、買い換えや買い増しが見込まれる既存客や紹介による受注が期待できる新規顧客を対象に、車種を絞った営業活動を積極的に展開するとともに、2024年3月に発売される新型車の「WR-V」が2023年12月に発表されましたので、先行して営業活動に取り組みました。

楽器販売事業におきましては、世界的な物価上昇や円安の影響による販売商品の値上げ実施に対して来店客数が落ち込むこともなく、また演奏会やコンクール及び学校の部活動や市民団体の活動等も活発に行われ、楽器本体や消耗材であるリード及びリード製作関連商品の需要の増加傾向がみられました。更なる売上増加を図るため、万全なウイルス感染対策を継続するとともに独自イベントの開催やキャンペーンを実施し、インターネットやSNSを活用した宣伝活動の頻度向上にも努めました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

a.財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末比387百万円減の8,656百万円となりました。

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末比355百万円減の6,239百万円となりました。

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末比31百万円減の2,416百万円となりました。

b.経営成績

当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高3,340百万円(前年同四半期比107.5%)、営業利益167百万円(同131.9%)、経常利益148百万円(同131.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益111百万円(同123.4%)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①不動産利用

売上高は305百万円(前年同四半期比101.3%)、セグメント利益は215百万円(同112.7%)となりました。

②自動車販売

売上高は2,652百万円(前年同四半期比108.6%)、セグメント利益は26百万円(前年同四半期はセグメント損失0百万円)となりました。

③楽器販売

売上高は382百万円(前年同四半期比105.4%)、セグメント利益は22百万円(同91.9%)となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)主要な設備

該当事項はありません。