E03473 Japan GAAP
(1) 経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や堅調なインバウンド需要に支えられて緩やかな回復基調を維持しておりますが、消費者物価・企業物価の上昇傾向は継続しており、国際経済における米国の通商政策等の影響が不確実な中で、懸念材料も根強く残るものとなりました。
外食産業におきましても、人流の活性化やインバウンド需要により追い風を受ける一方で、コスト高騰や消費者の節約志向などの企業内外における構造的な課題が依然としてあり、見通しの不透明な経営環境が続いております。
このような中、当社は「創業50年ビジョン(2022-2030)」を達成すべく、「挑戦」をテーマとする「中期経営計画(2025-2027)」を策定いたしました。日本全国の人流拠点をターゲットとした出店戦略「SmasH47」を軸に、全国を対象とした出店、「既存店客数増」を目指す施策、処遇改善による優秀な人財の確保と定着を推し進めております。
当社の取り組みとしましては、メンバーズシステムを要として、新規顧客集客・既存顧客再来店の動機創出を実行してまいりました。新規顧客の集客においては、IPコンテンツ・スポーツコンテンツとのコラボレーション、自治体をテーマとしたフェア等の企画を毎月実施し、初めてご来店する多くのお客様にHUB・82を体験していただきました。スポーツ放映では、新たな放映コンテンツを増やし、様々なコンテンツに関心のあるお客様に加え、インバウンド顧客の観戦需要を取り込むことができました。また、インバウンド顧客をターゲットとして、メンバーズカードを利用した集客施策を継続して実施しております。これらの施策で店舗における体験価値を感じていただくため、各施策それぞれにテーマ性のある新商品を展開し、高い評価をいただいております。
お客様の持続的な再来店を実現するため、商材の魅力を引き出すメニューを展開するキャンペーン企画を毎月実施しており、店舗運営においては接客及び提供する商品のクオリティを高く維持するための改善活動に取り組んでおります。このような基本施策に加え、マーケティング施策として、メンバーズシステムの顧客データを分析し、顧客属性に応じて最適なクーポンを配信する施策を実行しております。
新規出店につきましては、4月に「HUB JEF UNITED PUBペリエ千葉エキナカ店」を出店し、店舗数は108店舗となりました。当該店舗は当社初のJR駅改札内店舗であり、Jリーグチーム ジェフユナイテッド市原・千葉とのコラボレーション店舗となります。また、9月に宮崎県初出店となる「HUBアミュプラザみやざき店」、12月に富山県初出店となる「HUB富山MAROOT店(仮称)」を予定しております。いずれもJR商業施設内への出店となり、出店戦略「SmasH47」を着実に進めております。
以上の結果、当中間会計期間においては、売上高は5,689百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は309百万円(前年同期比12.2%増)、経常利益は302百万円(前年同期比14.0%増)、中間純利益は293百万円(前年同期比16.3%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当中間会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて130百万円増加し、6,314百万円となりました。
流動資産は前事業年度末に比べて2百万円増加し、3,294百万円となりました。これは主に売掛金が増加したものの現金及び預金が減少したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べて127百万円増加し、3,019百万円となりました。これは主に有形固定資産が増加したことによるものであります。
負債は前事業年度末に比べて52百万円減少し、3,237百万円となりました。これは主に買掛金が増加したものの長期借入金が減少したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べて182百万円増加し、3,076百万円となりました。これは主に配当金の支払により125百万円減少したものの、中間純利益を293百万円計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べて186百万円減少し、2,455百万円となりました。それぞれの詳細は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、356百万円(前年同期は225百万円の収入)となりました。
主な要因は、税引前中間純利益を302百万円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、186百万円(前年同期は205百万円の支出)となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出が130百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、357百万円(前年同期は894百万円の支出)となりました。
主な要因は、長期借入金の返済による支出が211百万円あったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間会計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。