E31029 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、インバウンド需要の増加や企業収益の改善を背景に緩やかな回復基調で推移いたしましたが、長期化する物価高により消費者の節約志向が高まりつつあり、個人消費はなお力強さを欠く状況が続いております。さらに、為替変動や世界的な金利動向など金融資本市場の不安定要素も重なり、景気は依然として先行き不透明な様相を呈しております。
外食産業におきましては、猛暑による季節メニューの販売増に加え、お盆時期を中心とした帰省・行楽需要が業績を押し上げ、全体として前年同期間を上回る水準で推移いたしました。一方で、物価高の影響は続いており、一部業態では客数の伸び悩みがみられるなど、消費者の節約志向が根強く残る結果となっております。
当社が主に展開する居酒屋業態におきましては、連日の猛暑によるビール販売の好調やお盆時期の集客増が寄与し、業績を下支えいたしました。とりわけ8月単月は、前年の大型台風による影響の反動もあり、売上は前年同月比で堅調に推移いたしております。もっとも、3月以降の累計では回復傾向が続いているものの、依然としてコロナ前の売上水準には達しておらず、完全な回復には至っていない状況です。
このような状況の中で当社グループは、引き続き固定費の増加抑制に努めるとともに、食材価格の高騰を踏まえたメニュー改定や弾力的な価格設定、臨機応変な営業時間の見直し、人財採用の積極化など、収益性の改善に向けた取り組みを推し進めてまいりました。また、出店戦略においては、小型かつ低投資の大衆酒場業態の開発・出店を継続するとともに、地方都市での出店にも注力しております。
鳥良事業部門においては、当中間連結会計期間末現在の店舗数は35店舗となり、当中間連結会計期間の売上高は2,684百万円(前年同期比2.5%増)となりました。なお、鳥良商店22店舗において、メニュー構成や価格体系の見直し等、大衆性の強化を目的としたリニューアルを実施しております。
磯丸事業部門においては、「磯丸水産」を1店舗出店したほか、「磯丸水産」1店舗を「鳥平ちゃん」へ業態転換いたしました。また、「磯丸水産食堂」をフランチャイズで1店舗出店し、当中間連結会計期間末現在の店舗数は直営99店舗、フランチャイズ19店舗となり、当中間連結会計期間の売上高は9,017百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
その他部門においては、「鉄板ホルモン五の五」を1店舗出店したほか、「鳥平ちゃん」1店舗を「磯丸水産」から業態転換し、当中間連結会計期間末現在の店舗数は35店舗となり、当中間連結会計期間の売上高は2,487百万円(前年同期比9.2%増)となりました。
フードアライアンスメンバー(連結子会社)においては、株式会社クルークダイニングが「信州そだち」を1店舗出店し、当中間連結会計期間末現在の店舗数は株式会社ジョー・スマイルが12店舗、株式会社クルークダイニングが12店舗となり、当中間連結会計期間の売上高は1,155百万円(前年同期比13.6%増)となりました。
以上の結果、当中間連結会計期間末の総店舗数は、直営193店舗、フランチャイズ19店舗となり、当中間連結会計期間における当社グループの売上高は15,344百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は858百万円(前年同期比5.3%減)、経常利益は910百万円(前年同期比11.1%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は533百万円(前年同期比24.5%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当中間連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ460百万円減少し、13,503百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(流動資産)
当中間連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ485百万円減少し、6,275百万円となりました。これは主に、売掛金が242百万円増加した一方で、現金及び預金が723百万円減少したことによるものです。
(固定資産)
当中間連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ25百万円増加し、7,228百万円となりました。これは主に、有形固定資産が28百万円減少した一方で、投資その他の資産が60百万円増加したことによるものです。
(流動負債)
当中間連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ688百万円減少し、3,410百万円となりました。これは主に、買掛金が110百万円増加した一方で、短期借入金が700百万円、未払法人税等が121百万円減少したことによるものです。
(固定負債)
当中間連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ0百万円減少し、1,131百万円となりました。これは主に、退職給付に係る負債が9百万円増加した一方で、長期借入金が5百万円、資産除去債務が5百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ229百万円増加し、8,961百万円となりました。これは主に、利益剰余金が236百万円増加したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ723百万円減少し、4,551百万円となりました。当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況とその主な増減要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において営業活動により得られた資金は、689百万円となりました(前年同期は994百万円の資金増)。これは主に、法人税等の支払額430百万円があった一方で、税金等調整前中間純利益828百万円、現金支出を伴わない減価償却費278百万円があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動により使用した資金は、397百万円となりました(前年同期は162百万円の資金減)。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入49百万円があった一方で、新規出店のための有形固定資産の取得による支出278百万円、敷金及び保証金の差入による支出70百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動により使用した資金は、1,015百万円となりました(前年同期は464百万円の資金減)。これは主に、短期借入金の返済による支出700百万円、長期借入金の返済による支出20百万円、配当金の支払額295百万円によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。