株式会社フライングガーデン

ブランドなど:フライングガーデン
小売業飲食店スタンダード

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03432 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行されたことで、人流の回復や経済活動の正常化が進みました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、円安の影響によるエネルギー資源価格や原材料価格の高騰等により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

 外食業界におきましては、需要回復の兆しが見えるものの、円安の影響によるエネルギー資源価格や原材料価格の高騰、慢性的な労働力不足による人件費の上昇、それらに伴う物価上昇による消費者マインドの変化等、厳しい経営環境が続いております。

 このような環境下で、当社はお値打ち感のある商品開発に努め、4月のメニュー改定において、「爆弾カポナータ」や「爆弾チーズソース2倍」等の新たな爆弾ハンバーグの販売を開始しました。また、コラボメニューの「爆弾ガパオセット」や「岩下の新生姜コラボメニュー」、季節のデザートとして、「ふんわーり優しい食感かき氷」や「マロンデザート」等を販売し、好評をいただきました。さらに11月には創業祭企画として期間限定「超大型爆弾ハンバーグ」を販売し、多くのお客様にお召し上がりいただきました。

 店舗数につきましては、当第3四半期累計期間中に出退店を行いませんでしたので、前期末と変わらず58店舗でした。

 当第3四半期累計期間の業績につきましては、依然として厳しい状況ではありましたが、来客数、売上高共に堅調に推移し、売上高は5,806,986千円(前年同期比8.6%増)となりました。

 利益面では、売上高が増加したこと、また、原材料費等の上昇があったものの、政府施策により光熱費の負担が軽減されたことで、当第3四半期累計期間の営業利益は474,340千円(前年同期比32.5%増)、経常利益は491,382千円(前年同期比4.0%増)、四半期純利益は350,740千円(前年同期比15.6%増)と、前年同期に比べ助成金収入が97,776千円減少したにも関わらず増収増益となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産の状況)
 資産は、前事業年度末と比べ355,156千円増加し、4,336,662千円となりました。主な要因は現金及び預金の増加191,270千円及び有形固定資産の増加118,941千円によるものであります。
(負債の状況)
 負債は、前事業年度末と比べ40,699千円増加し、1,432,018千円となりました。主な要因は未払金の増加93,014千円及び未払法人税等の減少55,104千円によるものであります。

(純資産の状況)

 純資産の状況につきましては、前事業年度末に比べて314,456千円増加し、2,904,643千円となりました。これは主として四半期純利益の計上によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題において重要な変更はありません。

 

(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。