売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01466 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済への影響が縮小し、社会経済活動の正常化が進みましたが、原材料価格の高騰、物価上昇など依然として先行きは不透明な状況となっております。

 このような経営環境の下、当社グループは2023年度からの3年間を長期的な再成長に向けた重要な3年間と位置づけ、新中期経営計画「Planting Seeds for Growth ~成長に向けた種をまこう~」を策定いたしました。「既存事業の強靭化」と「新事業への参入」を戦略テーマとし、外部環境に振り回されない経営体質の構築を目指し様々な施策に取り組んでおります。

 その結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、需要が堅調に推移し、5,180百万円(前年同四半期比5.2%増)となりました。また、利益につきましては、受注品の売上増加に伴い売上総利益は1,118百万円(前年同四半期比10.3%増)、営業利益は461百万円(前年同四半期比20.7%増)、経常利益は437百万円(前同四半期比37.1%増)とそれぞれ増益となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益は302百万円(前年同四半期比44.7%増)と増益になりました。

 

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ913百万円増加し、8,187百万円となりました。これは主に、棚卸資産が131百万円減少しましたが、現金及び預金が135百万円、受取手形及び売掛金が177百万円、電子記録債権が702百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ605百万円増加し、5,809百万円となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が191百万円、未払法人税等が51百万円それぞれ減少しましたが、短期借入金が747百万円、その他流動負債が99百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べ308百万円増加し、2,377百万円となりました。これは主に、当第3四半期連結累計期間において親会社株主に帰属する四半期純利益302百万円を計上したことによるものであります。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。