ユナイテッド&コレクティブ株式会社

ブランドなど:てけてけ
小売業飲食店グロース

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E32965 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、ウクライナ情勢、円安進行、物価高騰といった要因が長期化し、わが国の経済活動に大きな影響を与えており、依然として先行き不透明な状況が続いています。外食産業では、原材料や食材、エネルギーの仕入れ価格の上昇、生産年齢人口の減少、スポットワーカーの増加などが続き、店舗運営コスト(原材料費、人件費、水道光熱費など)が増加しており、依然として厳しい経営環境が続いています。

このような状況の中、当社では、当事業年度において通期での黒字達成と債務超過の解消を目指し、緩やかな新規出店とトップラインの回復を図りながら、COVID-19以前よりも筋肉質な経営を目指すため、徹底したコスト管理に取り組んでいます。当第1四半期においては、「てけてけ全店での価格統一」の試みや、新業態「もつ焼き酒場てけてけ」の開発、the 3rd Burger業態初のライスバーガーなどの「期間限定メニュー」の全業態導入など、トップラインの回復に向けた取り組みを進めてきました。新規出店は行わず、「てけてけ 神田東口店」を新業態に改装リニューアルすることで閉店したことにより、当第1四半期会計期間末日における店舗数は79店舗(前年同期比5店舗減)となりました。

以上の結果、売上高は1,686,002千円(前年同期比1.3%増)となり、売上総利益は1,264,451千円(前年同期比0.0%増)、営業利益は78,194千円(前年同期比131.7%増)、経常利益は68,182千円(前年同期比109.6%増)、四半期純利益は64,758千円(前年同期比791.7%増)となりました。

なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期会計期間末の総資産は3,928,767千円となり、前事業年度末と比較して562千円の減少となりました。これは主に売掛金が46,376千円、有形固定資産その他(純額)が19,597千円、未収入金が5,370千円増加した一方、現金及び預金が37,862千円、有形固定資産建物(純額)が37,452千円減少したことによるものであります。
  当第1四半期会計期間末の負債は3,996,482千円となり、前事業年度末と比較して194,049千円の減少となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が153,666千円、未払法人税等が50,056千円減少したことによるものであります。
  当第1四半期会計期間末の純資産は△67,714千円となり、前事業年度末と比較して193,487千円の増加となりました。これは主に新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ63,921千円、利益剰余金が四半期純利益の計上により64,758千円増加したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。