ユナイテッド&コレクティブ株式会社

ブランドなど:てけてけ
小売業飲食店グロース

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E32965 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第3四半期累計期間におきましては、ウクライナ情勢の長期化に加えてイスラエル・ハマス紛争が勃発するなど世界経済の先行き不透明感が増す中、わが国経済においても円安進行・物価高騰・実質賃金減少・異常気象など依然として先行き不透明な状況が続いております。

外食産業におきましては、原材料・食材・エネルギー等の仕入価格の高騰・生産年齢人口の減少・スポットワーカーの増加など、原材料費・人件費・水道光熱費といった店舗運営コストの上昇が続いており、依然として厳しい経営環境が続いております。

このような環境の下、当社におきましては、当事業年度において通期での営業黒字達成に向け、緩やかな新規出店とトップラインの回復を図りつつ、徹底したコスト管理でCOVID-19以前よりも筋肉質な経営を実現するための取り組みを行っております。

当第3四半期においては、「てけてけ」業態において、居酒屋需要の回復を受け全店の営業時間を延長し、「the 3rd Burger」業態の客足回復が好調な要因である『期間限定メニュー』の導入を行いました。引き続きトップラインの回復に向け、新商品開発やQSC向上の取り組みを推進しております。当期間における出店及び退店はなく当第3四半期会計期間末日における店舗数は80店舗(前年同期比14店舗減)となっております。

以上の結果、売上高は4,641,738千円(前年同期比18.6%増)となり、売上総利益は3,527,823千円(前年同期比23.0%増)、営業利益は68,279千円(前年同期は営業損失897,626千円)、経常利益は57,775千円(同経常損失693,788千円)、四半期純利益は7,748千円(同四半期純損失671,415千円)となりました。

なお、当社は単一の報告セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期会計期間末の総資産は3,933,225千円となり、前事業年度末と比較して281,553千円の減少となりました。これは主に現金及び預金が58,796千円、有形固定資産が99,239千円、投資その他の資産が133,073千円減少したこと等によるものであります。

当第3四半期会計期間末の負債は4,300,102千円となり、前事業年度末と比較して657,978千円の減少となりました。これは主にその他流動負債が72,758千円、資産除去債務(長期及び短期含む)が52,556千円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が524,866千円減少したこと等によるものであります。

当第3四半期会計期間末の純資産は△366,877千円となり、前事業年度末と比較して376,425千円の増加となりました。これは主に新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ176,225千円増加したこと等によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。