E25898 Japan GAAP
(1) 経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意する必要があります。加えて、物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響なども、我が国の景気を下押しするリスクとなっており、また、金融資本市場の変動等の影響に一層注意する必要があります。
このような経済状況のもとで、当社グループにおいては、顧客のサービスやプロダクトのライフサイクルの企画、開発、リリース、運用、改善の工程(サービス・ライフサイクル)において、品質コンサルティング、ゲームデバッグ、ソフトウェアテスト、環境構築・移行サポート、モニタリング、カスタマーサポート、不正対策、BPRサポート等を提供するサービス・ライフサイクルソリューション事業をグローバルで推進しております。当中間連結会計期間においては、PTW International Holdings Limitedでは3月に、Side International Holdings Limitedへの社名変更並びに同グループ各社の社名及びブランドを「Side」に統一することを発表し、営業・マーケティング効率及び認知度の向上を図っております。また、メディア・コンテンツ業務からの撤退を発表し、6月に株式会社HIKE及びその連結子会社グループをMBOにて株式譲渡しました。業績については、国内ソリューション及び海外ソリューションにおいて増収となりました。費用については、海外ソリューションにおける事業整理費用及びメディア・コンテンツにおけるゲーム共同開発追加負担費用が減少しておりますが、国内ソリューションにおけるソフトウェアテスト・開発の受注を強化するための営業体制作りやプロモーション費用が発生しております。
この結果、当中間連結会計期間の売上高は24,674,146千円(前年同期比1.6%増)、営業損失は206,823千円(前年同期は359,954千円の利益)、経常損失は481,391千円(前年同期は410,517千円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失は392,366千円(前年同期は184,643千円の損失)となりました。
業務の種類ごとの経営成績は、次のとおりであります。
(国内ソリューション)
当業務では、国内子会社において、ゲーム市場向けには、デバッグ、カスタマーサポート、ローカライズ、海外進出支援に関するサービス提供を行っております。Tech市場向けには、ソフトウェアテスト、環境構築、サーバー監視、データセンター運営、キッティングに関するサービス提供を行っております。Eコマース市場向けには、モニタリング、カスタマーサポートに関するサービス提供を行っております。Tech市場向けのソフトウェアテストやシステム開発は案件の大型化が進み、当業務の売上高成長を牽引いたしました。
この結果、国内ソリューションの売上高は12,880,862千円(前年同期比5.0%増)となりました。
(海外ソリューション)
当業務では、主に在外子会社において、デバッグ、ローカライズ、音声収録、カスタマーサポート、製品開発サポート、グラフィック開発に関するサービスを行っております。海外のゲーム業界の環境が回復してローカライズやカスタマーサポートが増加したこと、昨年9月のGhostpunch Games, LLCの事業譲受による連結寄与や円安効果によって売上高が大きく増加いたしました。
この結果、海外ソリューションの売上高は9,750,895千円(前年同期比8.0%増)となりました。
(メディア・コンテンツ)
当業務では、主に国内子会社において、「IP360°展開」を主軸にアニメ制作、ゲームパブリッシング、グラフィック開発、マーケティング支援、バリアフリー字幕・音声ガイド制作に関するサービスを行っておりましたが、メディア・コンテンツ業務からの撤退を発表し、6月に株式会社HIKE及びその連結子会社グループをMBOにて株式譲渡いたしました。
この結果、メディア・コンテンツの売上高は2,042,389千円(前年同期比31.9%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,965,704千円(15.0%)減少し、16,741,834千円となりました。これは、主に現金及び預金が773,724千円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,998,694千円、仕掛品が247,269千円減少したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて67,936千円(0.8%)増加し、8,801,618千円となりました。これは、主にのれんが296,003千円、ソフトウエアが104,625千円、無形資産が148,038千円減少したものの、投資有価証券が72,961千円、繰延税金資産が501,030千円増加したこと等によります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて2,897,768千円(10.2%)減少し、25,543,453千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,784,215千円(11.6%)減少し、13,606,783千円となりました。これは、主に短期借入金が600,000千円増加したものの、未払金が1,396,762千円、未払法人税等が153,428千円、その他(前受金等)が720,774千円減少したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて57,603千円(9.5%)減少し、547,105千円となりました。これは、主に長期借入金が29,930千円、繰延税金負債が24,587千円減少したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,841,819千円(11.5%)減少し、14,153,888千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,055,948千円(8.5%)減少し、11,389,565千円となりました。これは、主に親会社株主に帰属する中間純損失の計上及び配当金の支払い等により利益剰余金が675,248千円、為替換算調整勘定が386,506千円減少したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して773,724千円減少し、6,238,969千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、264,657千円(前中間連結会計期間は718,449千円)となりました。主な要因は、税金等調整前中間純利益△554,873千円、減価償却費473,624千円、減損損失150,000千円、のれん償却額166,338千円、為替差損益148,572千円、売上債権及び契約資産の減少額904,251千円、棚卸資産の増加額△394,098千円、未収入金の増加額△108,557千円、未払金の減少額△635,882千円、未払費用の減少額280,028千円、未払消費税等の減少額△136,794千円、法人税等の支払額△514,286千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、△1,188,787千円(前中間連結会計期間は△449,540千円)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出△233,426千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出△523,249千円、事業譲受による支出△208,531千円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、296,710千円(前中間連結会計期間は△820,943千円)となりました。主な要因は、短期借入金の増加額600,000千円、配当金の支払額△282,881千円等であります。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。